ネイルは定番カラーもいいけれど、夏は日差しに映えるようなカラーに挑戦したくなることも。手元だけでなく、ペディキュアでも色を楽しめるのが夏の醍醐味。今回は、『uka』代表/トップネイリストの渡邉季穂さんに、いまっぽさを感じられるネイルカラーを教えていただきました。
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いまの推しはグリーンとメタリック。彩度と質感を重視するとこなれたネイルに
「ネイルのカラー選びは、ご自分のお好きな色がいちばんだと思っています。ベーシックなカラーのなかにもその人らしさが宿りますし、目を惹くようなカラーで自分を表現するのも素敵ですよね。さらに、そのときの気分によって選ぶカラーが変わるおもしろさもネイルの楽しみだと思います」と渡邉さん。
夏を思い切り楽しみたい気なら、グリーンとメタリックに挑戦してみて。「グリーンといっても、いまはつるんとした透明感のあるメロンのようなカラーから、グレー寄りのくすんだカラーまで、カラートーンが幅広くあるので、ご想像よりも取り入れやすくなっていると思います。
一方のメタリックは、質感が進化していて、微細な光で美しい艶を放つものが登場しています。マグネットネイルやミラーネイルのような質感をポリッシュで楽しめることから、バカンス中だけのお楽しみとして取り入れやすいところも選ばれる理由だと思っています。グリーンでもメタリックでも、いまは彩度と質感を重視するとこなれた印象を演出できます。ペディキュアで取り入れられる方が多いですが、手元に取り入れたいときは、ベーシックカラーのアクセントとして1本だけ色を楽しむのをおすすめします」(渡邉さん)。
そこで、渡邉さんが今季推すグリーンとメタリックのポリッシュをご紹介いただきました。
「グリーンは彩度によって表情がぐっと変わるので、気分に合わせて選んで」(渡邉さん)
「左のポリッシュは、メロンのようにピュアで爽やかなグリーン。透明感が高く、1度塗りならほんのりグリーンを感じるくらいで普段使いもしやすいカラートーンです。重ねるごとに色づくので、お気に入りの色づきを見つけてください。右は、カーキのようなくすみグリーン。深みがありながらも草木染めのような柔らかさもあるカラーなので、重たい印象になりません。私はペディキュアに愛用中。単色塗りでも足元がシャレて見えるところがお気に入りです」(渡邉さん)。
「夜でもきらめきが引き立ち、ジュエリーのように爪を輝かせるメタリックです」(渡邉さん)
「左のブロンズメタリックは、艶っぽく情熱的なシーンをイメージして作りました。大人のリゾートシーンにも似合います。右のシルバーメタリックは、理性的でクールな立ち振る舞いにフィットするカラー。涼しげな印象を与えると好評です。どちらもメタリックでありながら、輝きに品を持たせたところがいまっぽいと思っています。夜の暗闇の中でも繊細なラメが輝いて、足元がグッとラグジュアリーになります」(渡邉さん)。
ハンドもフットもネイルが楽しい季節。渡邉さんのカラーセレクトをご参考に、新しい自分らしさを引き出してみてください。
※掲載している商品の価格は、すべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子