【オンの日にこそ 「端正ブルゾン」を!】アクティブな持ち味はそのままに、きれいめな要素が加わってぐっと身近に

カジュアルでオフ仕様のイメージが強かったブルゾンですが、今季はきれいめなタイプが増えて、オンスタイルの有望なアイテムに。キレのいいジップ使いやポケット、空気をはらむシルエットなど、躍動感のある「輪郭」が、大人のおしゃれを進化させます。

ランウェイでも「端正ブルゾン」が続々!

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Giorgio Armani
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Maxmara

「ジョルジオ アルマーニ」では、軽快な短め丈のプルオーバーブルゾンが登場。フォルミックなシルエットも今季らしくてチャーミング。光沢パンツとのワントーン・コーディネートも参考にしたい。

「マックスマーラ」で発見したのは、遠目にもクリーンなシルエットが冴えるミドル丈のブルゾン。襟元のリブやフロントのジップがスポーティなキレ味を加えて、ベーシックを旬にチューンナップ!

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エルメス(C)Filippo Fior
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Gucci

クラシカルな布帛(ふはく)とレザーのコンビネーションで、美しいブルゾンを提案し「エルメス」。ボンバージャケット風のショート丈ブルゾンが、アクティブなエレガンスを感じさせて。

広めに開いたデコルテやシャープなフロントジップ…。「グッチ」で打ち出されたブルゾンは、都会的でセンシュアルなデザインが素敵! 直線を効かせたボクシーなシルエットも大人をきれいに。


「ファビアナフィリッピ」削ぎ落したデザインのきれいめタイプがお目見え!

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襟にはリブが使われているものの、裾や袖口はギャザー仕立てになったデザイン。繊細なボールチェーンもあしらわれて華やか。ブルゾン¥253,000(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)

大人になによりうれしいのは、スポーティ感が控えめになった、きれいめデザインの登場です。ハードなディテールは削ぎ落とされたり、繊細になったり。素材では、ビジネスウエアに使用されるような上質な布帛でつくられたものも目立つように。ブルゾンならではの軽快さを、オンでも気構えず楽しめます。

「ジル サンダー」ミドル丈も登場し、着こなしにも変化が!
「ロエベ」エレガントなファブリックが大人の余裕を醸し出して

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左から/モード感の高いデザインに、正統派のストライプ織ウールを使用した、ハイブリッドな一枚。バルーンシルエットにもしなやかさが漂う。ブルゾン¥393,800(ロエベ)、使い勝手のいい丈とシックな秋色で、装いをリフレッシュ。ブルゾン[メンズアイテム]¥808,500(ジルサンダージャパン〈ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー〉)

「ジル サンダー」のブルゾン:ブルゾンのイメージも自由になり、通常のウエスト丈に限らず、ミドル丈などの長め丈が増えているのも新傾向。長めの丈になることで、ボトムなどとの組み合わせの幅も広がり、汎用性の高いはおりものとして、より活躍するはず。従来の短めブルゾンに苦手意識をもっていた人にも、うれしい変化です。

「ロエベ」のブルゾン:シャツやジャケットを思わせる、きれいめファブリックで仕立てられたブルゾンも、今シーズンの注目株。ジップなど、ディテールはハードなデザインでも、素材がエレガントになるだけで、ぐっと大人好みのスタイルに見違えて。華やかさのあるテクニカル素材やニットタイプも、狙い目です。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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PHOTO :
小池紀行・池田 敦(CASK)
STYLIST :
三好 彩
EDIT&WRITING :
川村有布子、長瀬裕起子、遠藤智子(Precious)