10月は「シアター」がテーマ!初公開のプログラム上映や、映画館のプログラム・ディレクターによるトークイベントも開催
“フォーブルの魂”を今年の年間テーマに掲げる「Hermès(エルメス)」では、パリ・フォーブル=サントノーレのエルメス第1号店の魂を宿す銀座メゾンエルメスにて、「ランタンエルメス」と題した限定のプロジェクトを開催。「ティックタック(時間)」や「ヴォヤージュ」「グルマン」など、メゾンのスピリットから生まれたテーマを掲げ、店舗とオンライン双方で、毎月プレイフルなイベントやコンテンツを展開しています。
10月に掲げられたテーマは「シアター」。銀座メゾンエルメス10Fにある小さな映画館「ル・ステュディオ」にて、2種類の特別プログラムが開催されるほか、特設サイトでは“エルメス劇場”と称されるウィンドウディスプレイを手がけたアーティストのインタビューも公開されます。
■プライベートシネマ「ル・ステュディオ」で楽しむエルメスの世界
プライベートシネマ「ル・ステュディオ」は、パリの街角にある名画座のような小さな映画館を銀座の街に届けたいという5代目のジャン=ルイ・デュマの思いにより、銀座メゾンエルメスのオープン時に誕生したもの。週末の上映会を通じて、これまで150本以上の映画が上映されてきました。
今月は、パリでつながる複数のプログラムをお届けする特別月間。10月14日(月・祝)には、ランタンエルメスのための特別な一日として、パリを舞台とした映画の上映会と「ル・ステュディオ」プログラム・ディレクターのアレキサンドル・ティケニスのトークセッションを開催。
さらに10月26日(土)〜11月2日(土)までの期間は、エルメスが企画し、ジャコ・ヴァン・ドルマル&ミシェル・アンヌ・ドゥ・メイにより制作・上演された2022年のエルメスシアター『LA FABRIQUE DE LA LÉGÈRETÉ ― 軽やかさの工房(英題 On the Wings of Hermès)』。を、日本で初めて公開! 映画本編が、制作ドキュメンタリーとともに特別上映されます。
■ウィンドウディスプレイを通して繰り広げられる“エルメス劇場”
銀座メゾンエルメスには、エントランスの大きなウィンドウディスプレイに加え、建物の外壁に沿って16もの小さな窓が連なっているのをご存知ですか? それらひとつひとつの中身は異なり、まるで劇場の中をのぞいているかのような世界が繰り広げられています。
ディスプレイをデザインするにあたっての唯一のルールは、「エルメスのオブジェを主役に、ふたつの正面ウィンドウをデザインすること。」サイドにある16の小窓も含め、そのすべてを見ることで、ひとつの物語が完成するようにデザインされています。
「シアター」がテーマの今月は、どんなエルメス劇場が表現されているのか…? ぜひ、すべてのウィンドウをゆっくり楽しんでください。
オンライン上では、映画『LA FABRIQUE DE LA LÉGÈRETÉ ― 軽やかさの工房』ができるまでのインタビュー記事や、アーティストの川俣正氏による「銀座メゾンエルメス フラヌール体験記」も公開されています。併せてチェックしてみてくださいね!
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 池尾園子