街路樹が色付き、街並みがセピアがかっていくような秋には、きりっとしたオールブラックコーディネートがよく映えます。無彩色である黒一択の装いにメリハリを宿したコーディネート術を参考に、シックなオーラを放って。
■1:パメラ・アンダーソンは…ミニマルシックで大人の余裕をアピール! バッグの2個持ちをアクセントに
2024年9月25日、第72回サン・セバスティアン国際映画祭に現れた、俳優のパメラ・アンダーソン。ハイゲージのニットプルオーバーに、シンプルなタックパンツを合わせたミニマルシックなブラックスタイルで、余裕感をアピール。メッシュ素材のポインテッドトゥパンプスがあるからこそ、ワンカラーでものっぺりしません。今季、バッグの2個持ちがトレンドのひとつとして浮上していますが、パメラはかごバッグの中に黒レザーバッグを入れるというユニークなテクニックを披露! かごバッグのおかげでオールブラックに抜け感が生まれ、軽やかに仕上がっています。
■2:ダイアン・バトゥキナは…レザーの面積を増やして辛口に。スカーフを仕込むひと手間が着映えの鍵に
2024年9月28日、パリ ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、インフルエンサーのダイアン・バトゥキナ。プレーンな黒のニットトップスに、黒レザーのパンツと小物を合わせぴりっとスパイシーに。レザーの面積を増やすと、ツヤが溢れてワンカラーでも立体的かつ華やか。アイテムひとつひとつはクラシカルな形ですが、バッグを抱えて持ったことで全体を今っぽく刷新することに成功しています。仕上げにブルースカーフを首元にあしらって、エレガントにまとめました。
■3:アンナ・ウィンターは…重厚感のある黒レザーコーデにシアーブーツを合わせて
2024年9月23日、ミュンヘンでスナップされたデジタルクリエイターのアンナ・ウィンター。バイカージャケット、タイトスカートを黒レザーでリンクすることで、ストイックな辛口コーディネートをメイク。スリムなシルエットにこだわると、エレガンスを両立することができます。重厚感のあるレザーコーディネートにメリハリをつけるために、シューズはシアー素材のブーツをセレクトして軽重をつけて。幅にゆとりのあるモダンな形を選べば、調和を取ることができます。
セレブやインフルエンサーたちの最新スナップから「オールブラック」コーディネートをピックアップしてご紹介しました。素材にこだわれば、ワンカラーでもしっかり立体的にまとまります。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香