エレガンス回帰の潮流からトレンドカラーとして躍り出たブラウンですが、Preciousが注目するのは、ブラウンも含めた「ベイクドカラー」。
雑誌『Precious』11月号では、【新鮮なムードを纏う!「ブラウニッシュ配色」】と題し、“ベイクド(≒焦げた)”なニュアンスを帯びたカラーパレットでつくる着こなしを「ブラウニッシュ配色」と命名し、その魅力を深掘りしました。
今回は、装いをぐっと引き締め、高貴な洗練を生み出す「ベイクドカラー」のデイリー名品を4つご紹介します。
■1:デルヴォー|グラデーショナルワインレッドの『タンペート』
端正なフォルムとアイコニックなクロージャーが視線を引きつける『タンペート』。ワインレッドからブラックへと色彩が深まる優雅なグラデーションを纏ったモデルは、熟練の職人芸がすみずみまで光る名品です。
境目に濁りのない繊細な色表現の美しさにただただ驚かされます。
■2:エルメス|ベイクド・トーンのガジェットアクセサリー
2015年登場の『Apple Watch Hermès』で世界をあっと驚かせた“エルメス”。今や、ガジェット周りのレザーグッズの充実ぶりには目を見張るものがありますが、創業から6代にわたり、時代を先駆けるヴィジョンで世の中のニーズを見極めてきたメゾンにとっては、自然の流れともいえます。
毎日使うものだからお気に入りのベイクド・トーンで統一するのも素敵!
■3:ヴァンクリーフ&アーペル|タイガーズアイの『ヴィンテージ アルハンブラ』
『ヴィンテージ アルハンブラ』は甘いだけに終わらない主張のあるジュエリー。だからこそ、思慮深く芯のある女性の肌の上で、ひときわ輝きを増すように感じられるのは、気のせいではないのかもしれません。
角度によって光彩が変化するタイガーズアイのシックなブラウンはマチュアな女性にぴったり。
■4:ディオール|キャメルブラウンのシグネチャー・ショール
ウールカシミアシルクの軽やかな生地で仕立てられたショールは、ゆったりとしたドレープが優美な表情を授ける秀逸なアクセサリー。「Miss Dior Allover(ミス ディオール オールオーバー)」プリントは、1960年代の手書き風書体がレトロモダンなムード。
キャメルブラウンとマッチして、エレガントな表情を醸し出します。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※文中の表記は、YG=イエローゴールドを表します。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合がありますので、予めご了承ください。
問い合わせ先
- デルヴォー TEL:03-6432-9125
- エルメスジャポン TEL:03-3569-3300
- ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク TEL:0120-10-1906
- クリスチャン ディオール TEL:0120-02-1947
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- PHOTO :
- 小池紀行(CASK)
- STYLIST :
- 高橋リタ
- EDIT&WRITING :
- 長瀬裕起子、下村葉月、木村 晶(Precious)