西島秀俊さんが登場!「ジョルジオ アルマーニ」2025年春夏ウィメンズコレクション【テーマは『旅路|ON A JOURNEY』】

これまでミラノのファッション・ウイークに参加してきた「ジョルジオ アルマーニ」が、今回の2025年春夏ウィメンズコレクションは、ニューヨーク、マディソン・アベニューに新たにオープンした旗艦店の披露も兼ねて、マンハッタンのアッパーイーストサイドにある19世紀の歴史的建造物「パーク アベニュー アーモリー」で開催。

現地時間2024年10月17日(木)夜、会場には西島さんをはじめ、世界各国からおよそ650名ものゲストが招待され、ジャーナリストやセレブリティなどが駆け付け、盛大に行われました(招待されたゲストのフォトギャラリーは記事内【すべての写真を見る>>】で公開中)。

俳優の西島秀俊さん
西島秀俊さん(Getty Images)
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西島さんは当日、ブラックタキシードをドレスダウンした洗練スタイルで登場。2017年より「ジョルジオ アルマーニ」が誇るスーツなどのオーダーメードライン『メイド トゥ メジャー』の広告モデルに起用されただけあって、デザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏が掲げるブランドの美学やクラフトマンシップの結晶となるスタイルコードを見事に体現しました。

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ジョルジオ アルマーニ ショー会場 Courtesy of Giorgio Armani

ショー会場は、今シーズンのコレクションテーマとなる『旅路|ON A JOURNEY』にちなみ、マンハッタン3大ターミナル駅のひとつ、グランド・セントラル・ターミナルをイメージしてつくられ、オープニングから旅のスタートを彷彿とさせるシーンから始まるなど、幻想的な世界観で観客を魅了しました。

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ジョルジオ アルマーニ ショー会場 @SGP

数々の映画の舞台となり、また人々の人生を変える出会いのきっかけにもなったこの街にオマージュを捧げた、真にアルマーニらしいコレクションとなりました。

ショーを鑑賞した西島さんは、

「ショーも本当に素晴らしかったです。『旅路』がテーマということで、グランドセントラル駅を模した会場に列車が到着する演出があり、始まる前から会場全体に期待感が高まりました。コレクションは、デザインも色彩も軽やかで多国籍な雰囲気があり、まさに旅先でまといたくなるような肩の力が抜けた心地よいデザインでありながら、どんな場所にも自信を持って着用できるアルマーニならではのタイムレスなエレガンスさが印象的でした」との感想を述べられました(下記に『Precious.jp』Instagramによる西島さんのインタビュームービーあり)。

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マスキュリンな帽子、頭に巻いたスカーフ、ふわりと広がるスカートに合わせたサンダルなど、それぞれのルックにコーディネートされたアクセサリーが新たな物語を紡ぎ出し、空想の旅へと誘われるよう。

ランウェイは、1930年代を思わせる柔らかなシルエットで幕を開け、東洋の文化、砂漠の風、ノワール的な要素を融合させた、ピュアでエフォートレスなエレガンスを表現。

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シルクのパンツスーツ、レザートレンチコート、リラックス感のあるジャケットが、流れるようなシルエットを演出。艶やかなサテンで魔法をかけたブドワール風のスーツや、身体に沿って流れるように輝くソフトなドレスなど、魅惑的なイブニングウェアも続々と登場しました。

デザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏
デザイナーのジョルジオ・アルマーニ氏 @SGP

ショーのフィナーレにはアルマーニ氏が姿を見せ、クライマックスを飾りました。

◇『Precious.jp』Instagramによる西島さんのインタビュームービーはこちら

“アルマーニ” の世界観を存分に堪能できる新たな複合ビルとしてオープン「アルマーニ マディソン」

今回、ニューヨークでコレクションを開催するきっかけにもなった、マディソン・アベニュー760番地に位置する「アルマーニ マディソン」。西島さんをはじめ各国のセレブリティらにもお披露目され、その全貌が公開されました。

マディソンアベニュー760番地に位置する、12階建ての「アルマーニ / マディソン ビル」
アルマーニ マディソン Credit: Danilo Scarpati for Beehive Studio

新たな歴史をスタートさせた「アルマーニ マディソン」は、1930~40年代の美学からインスピレーションを得て、マンハッタンのアッパーイーストサイドの歴史的景観に溶け込むように設計。12階建て、総面積9,000平方メートルの建物内には、ジョルジオ アルマーニ、およびアルマーニ / カーザのブティック、アルマーニ / リストランテ、そしてラグジュアリーなジョルジオ アルマーニ レジデンスがラインナップされ、まさに “アルマーニ” の世界観を存分に堪能できる新たな複合ビルとしてオープンとなりました。

マディソンアベニュー760番地に位置する「アルマーニ / マディソン ビル」
2階フロア|ジョルジオ アルマーニ ブティック Credit: Danilo Scarpati for Beehive Studio

1階には、ウィメンズ ウェアやアクセサリー、アイウェアのコレクションに加え、「アルマーニ ビューティ」、「アルマーニ プリヴェ」の香水、「アルマーニ / ドルチ」のアイテムが揃い、2階はジュエリーやイブニングウェア、メンズ ウェアとアクセサリー、そしてウィメンズのオーダーメードライン『メイド トゥ オーダー』、メンズのオーダーメードライン『メイド トゥ メジャー』サービスも用意されています。

マディソンアベニュー760番地に位置する「アルマーニ / マディソン ビル」
3階「アルマーニ / カーザ」Credit: Danilo Scarpati for Beehive Studio

3階の「アルマーニ / カーザ」には、家具やインテリア小物、壁紙、ファブリックが展示されたオープンスペースが広がり、卓越した技術と職人技が光るインテリアコレクションがラインナップされています。

マディソンアベニュー760番地に位置する「アルマーニ / マディソン ビル」
「アルマーニ / リストランテ」(11月オープン予定)Credit: Danilo Scarpati for Beehive Studio

さらに、通りから直接アクセスできる専用エントランスを備えた「アルマーニ / リストランテ」は、1階から中2階にかけてフロアが展開され、コンテンポラリーなデザインとレトロな魅力が調和する内装が際立ちます。ゲストをまずシャンパンバーでお迎えし、ふたつのダイニングエリアでは、イタリア料理の伝統とニューヨークの風味を融合させた洗練メニューが提供されます。


西島さんもオープンを前に早速訪れ、特に2階のファッションフロアの心地よさを堪能されたそうで、

「常に最先端のアートが生まれ、そしてジョルジオ・アルマーニ氏と縁の深いこのニューヨークという街に新たな複合ビルがオープンしたのはとても刺激的なことだと思います。ここでは洋服はもちろん、アルマーニ / カーザ、アルマーニ / リストランテも併設しているということで、ファッションという枠を越えてライフスタイルそのものに新たな豊かさや美しさを提案してくれる刺激的な場所になるのではないかと興奮しています。そして今回、ミラノから離れたニューヨークで新作のショーを行ったということで、アルマーニがこの街をとても大切にしているということを強く感じました」と、ブランドへの期待感と共に、今回の滞在を振り返りました。

今後、ニューヨークで新たな映画の撮影が控えているとのことで、西島さんにとっても忙しいスケジュールの合間にリフレッシュできる、お気に入りスポットになるのかもしれません。

これからホリデーシーズンを迎え、マンハッタンはますますフェスティブに光り輝く、華やかなシーズンへと突入します。年末年始のご旅行など、ニューヨークを訪れる際は必ず立ち寄りたいラグジュアリースポットになること間違いなしの「アルマーニ マディソン」まで、足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

住所/760 Madison Avenue,10065, New York
営業時間/月~土曜日 10:00~18:00
     日曜日 12:00~17:00
(※ホリデーシーズンの定休日、営業時間は下記、公式ウェブサイトで事前にご確認ください)

問い合わせ先

ジョルジオ アルマーニ ジャパン

TEL:03-6274-7070

この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
松野実江子(Precious.jp)