今回ご紹介する3人のお洒落賢者たちは、黒の引き締め力を高めるためにIラインを強調し、スタイルアップ効果を上乗せしていました。黒コーディネートを立体的に導く方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■1:メアリー・リーストは…ニット素材で柔らかさを両立。足元はあえて重たく仕上げて
2024年9月30日、パリ ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、モデルのメアリー・リースト。きりっとしていてタフな印象のオールブラックコーディネートは、ニット素材をメインにすることで柔らかくしなやかに導いて。プレーンなタートルネックトップスに、トライアングルの透かし模様が施されているカーディガンとスカートのニットアップを重ね、のっぺりするのを阻止。カーディガンの釦やバッグのチェーンストラップ、バングルのゴールドが華やかさに貢献しています。すっきりIラインコーディネートに筒太ロングブーツを合わせ足元を目立たせれば、オールブラックならではのモダンさをアピールすることに成功。
■2:ジーナ・シャルコプリアは…ゆったりニットワンピは黒一択と優雅な小物でルーズにさせない
バルセロナでスナップされた、デジタルタレントのジーナ・シャルコプリア。ボディラインを拾わないゆったりシルエットが心地良いタートルニットワンピースは、引き締め効果のある黒で緊張感を持たせるとけっしてルーズになりません。小物も黒で統一し、ストイックなムードを倍増。スリムな筒とスクエアトゥがスタイリッシュなブーツで足元を華奢に見せ、バランスアップを叶えました。
■3:アルバ・ガラヴィート・トーレは…ばさっと翻るコートとピンストライプパンツでハンサムに
2024年9月18日、パリでスナップされたコンテンツクリエイター、ブランドコンサルタントのアルバ・ガラヴィート・トーレ。スリット入りで歩くたびに躍動的な表情を見せてくれるコートと、知的なピンストライプ模様のパンツで黒コーデの格好良さを引き出して。清潔感のあるシャツとバッグを白でリンクして明確なカラーコントラストを授ければ、シャープなキレが加わって小気味よく仕上がります。
きりっとした秋の「ブラック」コーディネートを3選ご紹介しました。解説したポイントを参考にして、立体的な黒コーディネートを楽しんでみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香