肌の乾燥が気になる季節になりました。先週の記事で、Precious専属モデルの真樹麗子さんは、「基本の保湿ケアに上質な油分を取り入れている」とご紹介しましたが、それ以外にも「潤い印象にこだわっている」そう。そこで今回は、真樹さんが考える「潤い印象」についてお話と、愛用コスメを伺いました。
人の目に留まりやすい唇と手元の保湿ケアも強化することで「潤い印象」がUP!
「先週、私の保湿ケア法として、上質な油分を取り入れていることをお話ししました。(※)ただ、前回もお伝えしたように、保湿は水分の潤いも必要です。私は、水分の潤いを補給するのに、朝晩ともシートマスクを使用しています。もちろん、化粧水や美容液も使いますが、シートマスクをプラスすることで、肌の潤いキープ力がグッと高まると感じています。朝のケアにもシートマスクを取り入れると、メイクのもちが格段によくなりますので、乾燥くずれしやすい方はぜひ試していただきたいです。
また、私は乾燥肌ですが、“いつも潤っている印象がある”と言っていただくことがあります。それは、肌だけでなく、唇と手元の保湿ケアも注力しているからだと考えます。せっかく肌に潤いを与えても、ほかのパーツが乾燥していては、見た目印象が変わってしまうからです。この2か所も保湿されていると“潤い印象”が高まると思っています」と、真樹さん。そこで、肌、唇、手元の潤い印象を高めるのに欠かせない、愛用コスメについて伺いました。
(※)前回の記事 【秋の保湿ケア】モデル・真樹麗子さんの潤艶肌キープ法と手放せないコスメ
「毎日使うシートマスクも頼もしさがあるものをチョイス」(真樹さん)
「シートマスクは、毎日朝晩欠かさず使用しています。肌の状態に合わせてさまざまなものを使いますが、常備しているのは“FEMMUE”と“MEM”。どちらも使用感が重すぎず軽すぎず、毎日でも取り入れやすいバランスのよい使用感です。もちろん、肌へのアプローチもしっかり感じられて頼もしく、それでいて肌に優しい使い心地なのも手放せない理由です。
“FEMMUE”は、肌悩み別に数種類ありますが、ハリ・ツヤを与え、毛穴とエイジングにアプローチしてくれるPFがお気に入り。こちらを朝使うと、ファンデーションの毛穴落ちが気にならなくなります。
“MEM”は、みずみずしいハリが生まれ、透明感が高まります。シートに含まれている美容液はとろっとしていますが、肌にすっとなじんでベタつきません。次のケアに進みやすいので、早く眠りにつきたい夜に手がのびます(笑)」(真樹さん)。
「リップはエイジングケア効果の高いバームでふっくらと」(真樹さん)
「唇は、年齢とともにボリュームが減り、縦じわやくすみも表れます。ですので、保湿+エイジングケアができるバームでケアしています。ラグジュアリーブランドのリップバームは、潤いの持続力が高く、リップメイクが映える唇に導いてくれます。
“ラ・メール”は、ベルベットのようになめらかにのびて、口紅が重ねやすいと感じます。ほのかにミントが香るので、日中のリフレッシュにもひと役買ってくれます。
“シスレー”は、水を一滴も加えていないバームで濃密な使用感。唇をパックしたような密着感が頼もしくもあります。こちらを使うようになってから、唇が荒れ知らずに」(真樹さん)。
「手元は美容液とクリームの重ね使いでしなやかに」(真樹さん)
「手元はハンドクリームやネイルオイルを使ってケアしていましたが、乾燥しているとなじみにくいことも。やはり手肌にも水分の潤いと油分の潤いの両方が必要だと感じ、セラムとクリームを重ねづけしています。
“uka”のセラムは、とてもみずみずしく、すっとなじんですっと整います。ネイルセラムという名ですが、手肌にも使え、みずみずしいふっくら感が手に入ります。
“シャネル”のハンドクリームは、濃密な潤い感で手肌がなめらかに。でもベタつくことなく、“すべすべ”という言葉がぴったりなほど手応えを感じやすいので、ケアが楽しくなります。
私は仕事柄、ネイルは素の状態をキープしています。このセットでケアを続けているうちに、爪が折れにくくなったのを実感しています」(真樹さん)。
保湿強化をスペシャルケアとするのではなく、真樹さんのように日常的に取り入れることが、“潤い印象”を高める秘訣。肌よりもターンオーバーが早い唇は、特にケア効果を感じやすいパーツです。また、日々酷使している手元は、こまめなケアこそエイジングを防ぐ近道です。ぜひ毎日のケアに取り入れてみてください。
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。また商品はすべて本人の私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子