リュクスな大きめバッグをラフに抱えて持つスタイルがおしゃれセレブのあいだで定番化しています。あえてハンドルを握らず、クラッチのように抱えることで着こなしに今どき感を漂わせていた、3人のコーディネートをチェックしていきましょう。
■1:ヴィキー・レーダーは…コニャック色のバッグでアクセントをプラス!秋配色の装い
2024年9月19日、ミラノファッションウィークで、アパレルブランド「Viky Rader Studio」のクリエイティブディレクターでファウンダーのヴィキー・レーダーをキャッチ。ベルベットのジャケットに、ニットのスカートを合わせたコーディネートです。ベージュのモケモケ感が今季らしいスカートとブラウンの重厚感あるジャケットの濃淡に、バッグでコニャックカラーを加えることで完成度の高いグラデーションに。さらにバッグを抱え持ちすることできちんと感あるジャケットスタイルをこなれたムードに導いています。シューズはネイビーを選び、洒落感高いマチュアな配色を完成。
■2:タマラ・カリニックは…ブラウンワントーンに抱え持ちで躍動感を添えて
2024年9月21日、ミラノファッションウィークで、インフルエンサーのタマラ・カリニックをスナップ。ブラウンの半袖ミディドレスにビーズのディテールが施されたサンダルを着用しています。ともすると単調な印象になりがちなワントーンコーデですが、「フェラガモ」のバッグをピローのように小脇に抱えてドレスダウン。服と同系色のバッグでも持ち方をアレンジすることで装いに躍動感を授け、こなれたムードへ導いてくれています。
■3:マリア・バルテクスコは…定番スポーティカジュアルをさりげなくクラスアップ
ケルンにてドイツ出身のスタイリスト、マリア・バルテクスコを撮影した一枚です。ライトグレーのトップスにアーケットのブラウンのワイドパンツを合わせ、バーガンディのキャップとスニーカーのスポーティな小物を添えてカジュアルなコーディネートに。そこへ「ザ・ロウ」のグレージュカラーのバッグを抱え持ちし、装いをワンランク上のスタイルに引き上げています。エレガントなトップハンドルバッグも抱え持ちでハズすことで、カジュアルなスタイルに浮くことなく程よく馴染んでいます。
バッグの抱え持ちで装いを今どきなムードに演出していた3人をご覧いただきました。リッチなバッグを「あえて」無造作に抱えるのがポイント。こなれたスタイルで魅せるバッグの持ち方、ぜひ実践してみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子