これから年末にかけて、多忙な日々が続く方が多いと思います。忙しいと睡眠不足になってしまうこともあるでしょう。睡眠不足は、肌に影響を及ぼします。さらに、冬は、寒さと乾燥によって肌にダメージを受けやすい時期でもあるので、いつも以上に肌に気遣いたいところ。スキンケアをリッチなものに変えたり、エステやクリニックに駆け込むのもいいですが、Precious専属モデルの真樹麗子がもっとも大切にしているのは“食事”だそう。今回は、真樹さんが「翌朝には違いを感じられます」と太鼓判を押す“信頼の食”について教えていただきました。
おいしい上に肌の内側から潤う食で一石二鳥を狙って!
「昔から“食べ物が体をつくる”と言われていますが、それは間違いないことで、“正しい食”は、健康のためだけでなく、肌や髪を健やかに保つために欠かせません。体の健康のために必要な栄養を適切な量でしっかり取っていけば、肌や髪はどんどんきれいになっていきます。
そうは言っても、“いますぐどうにかしたい!”というときもありますよね。そこで今回は、エステのリラックス効果や即効性も大好きな私が、大切な撮影前にエステよりも優先して伺うレストランと、自宅で取り入れている美肌食をご紹介したいと思います。どちらも“大人は体の内側から潤すべき”と気付かせてくれた、私にとって、大切な“食”で、肌実感が早いところもポイントです」と、真樹さん。さっそく、真樹さんの潤い美肌をつくるレストランとレシピを教えていただきました。
「ランチでいただくと、夜には目に透明感が出ます!」(真樹さん)
「私が肌のために通っているのが、『白金劉安』。こちらの“淑女の美肌コース(2名~)”というメニューをいただきます。貴重な漢方スープ「漢方食養湯」からはじまり、デザートまでの8つのメニューで、天然すっぽんと烏骨鶏のコラーゲンプディング、プラチナ麻婆豆腐(オリーブオイル・コラーゲン仕立て)などなど、コラーゲンがたっぷり。ごはんは七穀ごはんと、ヘルシーです。
私はランチにおじゃますることが多いのですが、夜には目に透明感が出て、瞳がキラキラとして見えるんです!翌朝は、ピカーッと発光するような潤い溢れた肌になれるので、ここぞというときに欠かせないお店です。目にも美しいお料理で、おいしくて、さらに肌が元気になれるという、一石二鳥、三鳥、いえ、それ以上の効果を毎回感じられます」(真樹さん)。
食文化サロン 白金劉安
住所:東京都港区白金台5-13-35
電話:090-8018-0729
営業時間:12時〜22時(目安)※完全予約制につき応相談。席・料理含めて、前日までの予約のみ受付。
定休日:不定休
「骨と皮が付いた鶏肉を煮込んだスープは週4ペースで取り入れています」(真樹さん)
「先にご紹介した『白金劉安』のお店の方の肌がとてもきれいで、アドバイスいただいたのが、“骨と皮がついているお肉を食べる”ことでした。理由は骨と身の間や皮にコラーゲンが豊富に含まれているからだそう。それを伺ってから、骨と皮が付いている鶏肉を、トロトロになるまで煮込んでスープをつくるようになりました。
それまでは鶏皮を避けていたのですが、初めて食べたときは、翌日の肌の弾力感の違いに感動しました。それ以降、ほぼ毎日食べています。クコの実や八角など、スーパーで手軽に購入できるスパイスをプラスすると、体の芯から温まって巡りも良くなりますよ。中華味のほか、トマトを加えてミネストローネにしたり、和風だしで味付けしたり、ローテーションで楽しんでいます」(真樹さん)。
食事を肌実感するには時間がかかると思いがちですが、食べるものによって即効性を期待できるのですね。乾燥して枯渇してしまう前に、まずは骨と皮が付いた鶏肉からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部