東京タワーに最も近いラグジュアリーホテル「ザ・プリンス パークタワー東京」の最上階33Fに位置する西洋料理「レストラン ブリーズヴェール」では、2025年2月28日(金)まで、いちごに特化した「ストロベリーフレンチアフタヌーンティー」が楽しめます。
使用するのは、佐賀県むらおか農園で化学農薬を極限まで抑えて育てられた「王様のいちご」。オードブル、セイボリー、スイーツ、グランデセールと、西洋料理「レストラン ブリーズヴェール」ならではのコース仕立てで提供されます。
さらに、平日限定の特別プランでは、東京タワービューが確約された席でグラスシャンパン付きのコースが堪能できます。ホテル最上階から広がる圧巻の景色は、冬の澄んだ空気のおかげで東京タワーだけでなく遠くの山々まで一望できました。
Precious.jpライターが実際にアフタヌーンティーを体験しましたので、メニューを詳しくご紹介いたします。
いちごの贅沢コース!ザ・プリンス パークタワー東京の「ストロベリーフレンチアフタヌーンティー」
■1: 赤いベールで包まれた海老や蟹の「オードブル」
コースのはじまりは、バラの花びらとバラのエキスを抽出したジュレ、さらにビーツのソースで彩られた真紅のオードブルプレートです。
プレートの中央には、「天国に一番近い島」と称されるほど美しい自然環境を誇るニューカレドニア産の「天使の海老」と、ほぐしたズワイ蟹のマリネが贅沢に詰められています。ぷりぷりの海老の食感と蟹の風味が絡み合い、ひと口ごとにおいしさが広がります。
さらに、コースはじめに提供される赤いモクテルとも相性抜群。クランベリードリンク、ラズベリーシロップ、トニックウォーターが調和した甘酸っぱい一杯が、赤い世界観を盛り上げています。
■2:いちごのスープも!食べて驚く7種の「セイボリー」
セイボリーには、シェフのこだわりが詰まった7品が並びます。中央のガラスの器には、カカオを練り込んだ生地で和牛のタルタルを包んだ「和牛とカカオのコルネ」が配され、その周りを彩るのは、ビーツのエキスでピンク色に染まった「リーフチップス」、ソーテルヌワインのジュレを添えた「フォアグラとブリオッシュ」。
ほかイングリッシュマフィンを使った「ミックスサンドウィッチ」、小さなスプーンに盛り付けられた「サーモンのタルタルと鱒イクラ」など、形も可愛いラインナップです。
なかでも筆者が特に印象深く感じたのは、「サツマイモのグラタン」と「いちごの冷製スープ」でした。「サツマイモのグラタン」は、糖度の高い安納芋をミルフィーユ状に重ねて仕上げられたひと品。安納芋の自然な甘さと濃厚なホワイトソースが調和し、絶品でした。
「いちごの冷製スープ」は、いちごそのものにほんの少しはちみつとバルサミコ酢を加えた爽やかなひと皿。スイーツのような印象ですが、実際はしっかりとしたスープに仕上がっており、いちご本来の甘酸っぱさを堪能できます。
「お口直しとして途中で召し上がっていただければ」というシェフのアドバイス通り、中盤でいただくのがおすすめです。
■3:華やかな演出が際立ついちごの「スイーツ」
ストロベリーフレーバーのシロップをドライアイスに注ぐことで、スモークといちごの香りが広がる演出が楽しめる、特別感たっぷりのスイーツプレート。見た目にも華やかで、期待感を高めてくれます。
プレートには、佐賀県産の「王様のいちご」を使用した4種のスイーツが並びます。赤いグラサージュでコーティングされた「いちごムース」は、甘さ控えめで軽やかな口当たりが特徴。ふんわりとした食感が心地よいひと品です。
「いちごのタルト クレームピスターシュ」は、ピスターシュのコクがいちごのフレッシュな甘酸っぱさを引き立てる絶妙なバランス。「いちごのティラミス仕立て」は、口の中でとろけるようななめらかさが印象的で、上品な甘さが楽しめます。
さらに、「いちごのクッキーシュー」は、フレッシュな王様のいちごと、いちごクリームやホワイトチョコレートの甘さが合わさり、口いっぱいにいちごの風味が広がります。
いちごとヴァニラ、2種類のスコーンも用意されています。一見すると見分けがつきにくいですが、中に赤いものが入っている方がいちごスコーン。お好みでいちごジャムとクロテッドクリームをつけながらいただきます。
■4:ビジュアルと味の両方にこだわった「グランデセール」
グランデセールは、「フォンダンショコラ イチゴ」と「サヴァラン オ キルシュ フレーズ」の2種類から、お好みで1種類を選べます。まず、真紅のいちごを模した「フォンダンショコラ イチゴ」は、なんといっても美しい見た目に気持ちが上がります。
いちごを割ると、なめらかなマスカルポーネムースと甘酸っぱいいちごのコンフィチュール。ビターなフォンダンショコラとやさしい甘さのムースが絶妙なバランスを生み出しています。
一方の「サヴァラン オ キルシュ フレーズ」は、「レストラン ブリーズヴェール」流にアレンジされたひと皿。
ブリオッシュをキルシュ(さくらんぼのリキュール)に漬け込んだサヴァランに、ポルト酒の香り豊かなソルベが添えられています。サヴァラン特有のクセが控えめで、繊細で上品な味わい。大人の贅沢さを感じられるデザートです。
■5:お菓子の宝石のような「プティフール」
コースの最後を締めくくるのは、まるで宝石のようにケースに並べられたプティフール。数種類の中からお好みの3つを選ぶことができます。
筆者がいただいたのは、王様のいちごとパートドフリュイのピンチョス、マンダリンオレンジのショコラ、そしてかわいらしいいちごの形をしたゼリー入りのショコラの3つ。ひと口サイズながら細部まで丁寧に作られていて、思わず見惚れてしまいます。
ひと口で食べてしまうのが惜しいほど贅沢なプティフールは、フリーフローで楽しめる紅茶やコーヒーとともに、ゆっくりと味わってみてください。
フェスティブシーズンからバレンタインへと、楽しいイベントが続くこの季節。大切な方や親しい友人とともに、真っ赤ないちご尽くしのフレンチアフタヌーンティーを楽しんでみてはいかがでしょうか。こだわりのメニューとともに過ごす特別な時間は、心温まる素敵なひとときになるはずです。
問い合わせ先
- ザ・プリンス パークタワー東京
- 「ストロベリーフレンチアフタヌーンティー」
提供場所/33F 西洋料理「レストラン ブリーズヴェール」
提供期間/〜2025年2月28日(金)※前日までの予約制
提供時間/11:30〜14:30(最終入店時間12:30)※2時間制 - TEL:03-5400-1170(受付 10:00〜18:00)
- 住所/東京都港区芝公園4-8-1
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 篠原亜由美
- EDIT :
- 小林麻美