【目次】
プロフィール
名前:クロエ・セヴィニー(Chloë Sevigny)
出生地:アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 スプリングフィールド
生年月日:1974年11月18日
高身長と抜群のファッションセンスを活かし、モデルやデザイナーなどファッション業界で活動開始。1995年、当時交際していたハーモニー・コリンが脚本を手がけた『KIDS/キッズ』でスクリーンデビューしました。1999年公開の『ボーイズ・ドント・クライ』での演技は高く評価され、3つの映画賞で助演女優賞を受賞しています。2010年には、テレビシリーズ『ビッグ・ラブ』で第67回ゴールデングローブ賞・助演女優賞を受賞しました。
私生活では、2020年に美術商のシニサ・マッコヴィッチと結婚。同年5月に長男を授かりました。結婚前には、前述のハーモニー・コリンのほか、ロックミュージシャンのジャーヴィス・コッカー、ロックバンド「A.R.E.ウェポンズ」のメンバーであるマット・マコーレーと交際していた時期があります。
「若いころ」「昔」の写真10選
最初に、クロエ・セヴィニーの「昔」の姿をとらえた写真をピックアップ。
1999年10月(24歳)『ボーイズ・ドント・クライ』プレミア
2000年3月(25歳)第72回アカデミー賞
2001年3月(26歳)第16回インディペンデント・スピリット賞
2003年5月(28歳)第56回カンヌ国際映画祭
2004年9月(29歳)Olympus Fashion Week Spring 2005
2006年5月(31歳)メトロポリタン美術館のベネフィット・ガラ
2007年6月(32歳)CFDAファッション・アワード
2008年9月(33歳)第60回プライムタイム・エミー賞
2009年4月(34歳)フォーシーズンズホテル ロサンゼルスにて撮影
2010年1月(35歳)第67回ゴールデン・グローブ賞のアフターパーティ
「テレビシリーズ」「映画」代表作9選
演技力の高さを発揮し、女優としても成功しているクロエ・セヴィニー。そんな彼女の「代表作」を解説します。
『KIDS/キッズ』(1995年)
クロエ・セヴィニーのスクリーンデビュー作。当時交際していたハーモニー・コリンが監督を務めた。クロエ・セヴィニーは、初めてのセックスが原因で病魔に侵されてしまう少女ジェニーを演じた。主な共演者はレオ・フィッツパトリック、ジャスティン・ピアースなど。
あらすじ:1990年代のニューヨークが舞台。“処女とのセックス”だけが人生の楽しみだったテリー(レオ・フィッツパトリック)に処女を捧げたジェニー(クロエ・セヴィニー)。しかし、たった1回のセックスがきっかけで、ジェニーの体に深刻な変化が起き始めた。
『ボーイズ・ドント・クライ』(1999年)
1993年にネブラスカ州で発生した事件の被害者の半生を描いた映画。監督はキンバリー・ピアース。主演はヒラリー・スワンク。クロエ・セヴィニーは、主人公と恋愛関係になるラナ役を演じた。本作で、クロエ・セヴィニーはインディペンデント・スピリット賞など3つの映画賞で助演女優賞を受賞した。
あらすじ:女性として生まれたブランドン(ヒラリー・スワンク)は、現在男性として生活している。軽犯罪に手を染め、住み慣れた街を追われたブランドンは、移住先の街で出会ったラナ(クロエ・セヴィニー)と恋に落ちる。当初、ラナはブランドンの素性に気づかなかったが…。
『アメリカン・サイコ』(2000年)
ブレット・イーストン・エリスによる同名の小説を原作としたサイコスリラー映画。監督はメアリー・ハロン。主演はクリスチャン・ベール。クロエ・セヴィニーは、投資会社に勤める主人公の秘書ジーンを演じた。
あらすじ:仕事にも女性関係にも困らない、エリート街道まっしぐらの充実した生活を送っていたパトリック(クリスチャン・ベール)。そんな彼にとって唯一の不満は、仕事のライバルであるポール(ジャレッド・レト)の存在だった。感情を抑えられなくなったパトリックは、ポールを自宅に呼び出すが…。
『ドッグヴィル』(2003年)
孤立した村で発生した悲惨な事件を描いた長編映画。監督はラース・フォン・トリアー。主演はニコール・キッドマン。クロエ・セヴィニーは、リズ・ヘンソンの役を演じた。2005年には、続編となる『マンダレイ』が公開された。
あらすじ:1930年代の小さな町“ドッグヴィル”に、美しい女性グレース(ニコール・キッドマン)が逃げ込んだ。ギャングに追われていること以外は語ろうとしないグレースだったが、村の人々に尽くすことを条件にかくまわれる。しかし、この決断が彼女と村全体の運命を大きく変えてしまう。
『ビッグ・ラブ』(2006年-2011年)
末日聖徒イエス・キリスト教会の信徒とその家族を描いたテレビシリーズ。シーズン5まで製作された。製作総指揮には、ハリウッドスターのひとりであるトム・ハンクスも参加している。主演はビル・パクストン。クロエ・セヴィニーは、主人公と重婚状態にある女性ニコレット・グラントを演じた。この演技が高く評価され、第67回ゴールデングローブ賞・助演女優賞を受賞した。
シーズン1あらすじ:末日聖徒イエス・キリスト教会の信徒であるビル(ビル・ヘンリクソン)は、教えに基づき妻3人・子ども7人に囲まれた“一夫多妻制”の生活を送っていた。当然ながら国の法律では一夫多妻制が認められておらず、生活費も圧迫。それでもビルは、家族を養うために奮闘していた。
『荒野にて』(2017年)
ウィリー・ブローティンによる同名の小説が原作の映画。監督はアンドリュー・ヘイ。主演はチャーリー・プラマー。クロエ・セヴィニーは、主人公が働くことになる競馬場の騎手ボニーを演じた。
あらすじ:孤独な生活を送る少年チャーリー(チャーリー・プラマー)は、近所の競馬場のオーナー・デル(スティーヴ・ブシェミ)から3頭の競走馬の世話を依頼される。馬の世話をこなすうちに、生活に安らぎを見いだせるようになるチャーリーだったが…。
『デッド・ドント・ダイ』(2019年)
ゾンビによる襲撃をコメディタッチで描いた映画。監督はジム・ジャームッシュ。主演はビル・マーレイ、アダム・ドライバー。クロエ・セヴィニーは、ゾンビに立ち向かう巡査のミンディことミネルヴァ・モリソンを演じた。
あらすじ:小さな田舎町で、ふたりの女性の変死体が発見される。要請を受けて駆け付けた警察署長のクリフ(ビル・マーレイ)と部下のロニー(アダム・ドライバー)は捜査を開始。やがて墓地の異変に気づいたふたりだったが時すでに遅し、信じがたい騒動が幕を開ける。
『見せかけの日々』(2019年)
2015年にミズーリ州で発生した事件を題材としたテレビシリーズ。主な出演者はパトリシア・アークエット、ジョーイ・キング、アナソフィア・ロブなど。クロエ・セヴィニーは、主人公の親子宅の向かいに住む家庭の親子の母メルを演じた。
あらすじ:複数の疾患を抱えるジプシー(ジョーイ・キング)と、そんな娘に過剰なほど干渉する母親ディーディー(パトリシア・アークエット)。しかし、ジプシーの“表の顔”はディーディーがつくり上げたものだった。この異常な家庭環境で、ジプシーの感情は次第に歪んでいき…。
『モンスターズ:ライルとエリック・メネンデスの物語』(2024年)
1989年にロサンゼルスで発生した事件を描いた映画。主な共演者はニコラス・チャベス、クーパー・コック、ハビエル・バルデムなど。クロエ・セヴィニーは、息子ふたりに殺害された母キティを演じた。主人公のモデルとなったメネンデス兄弟は2024年12月時点で服役中だが、同年10月に量刑(終身刑)の見直しと仮釈放が勧告された。
シーズン1あらすじ:ロサンゼルスの住宅地で殺人事件が発生。被害者はこの家に住むホセ(ハビエル・バルデム)と彼の妻キティ(クロエ・セヴィニー)。あまりの凄惨さに、警察は当初マフィアによる犯行とみていた。しかし、被害者の息子であるライル(ニコラス・チャベス)とエリック(クーパー・コック)の生活ぶりが不自然であることから、疑いの目は彼らへと向けられる。
「夫/元恋人」の写真5選
クロエ・セヴィニーは、2020年3月に美術商のシニサ・マッコヴィッチと結婚。同年5月、長男ヴァンジャを授かりました。結婚前には、脚本家のハーモニー・コリン、ロックミュージシャンのジャーヴィス・コッカー、ロックバンド「A.R.E.ウェポンズ」のマット・マコーレーと交際していた時期があります。ここで、最愛の夫シニサ・マッコヴィッチとのツーショットに加え、元恋人ハーモニー・コリンとの貴重なツーショットをまとめました。
2022年5月 夫のシニサ・マッコヴィッチと共に
2024年1月 『Feud:Capote vs. The Swans』プレミア
2024年9月 『モンスター:ライルとエリック・メネンデスの物語』プレミア
2000年3月 かつての恋人ハーモニー・コリンと共に
2000年3月 第72回アカデミー賞
「美貌遍歴」12選
ここからは、クロエ・セヴィニーの美貌遍歴を追っていきます。ファッションアイコンとして絶大な人気を誇る彼女のコーディネートは必見です。
2011年6月(36歳)CFDAファッション・アワード
2012年11月(37歳)『リンカーン』上映会
2013年4月(38歳)カリフォルニア州パームスプリングスでのパーティ
2014年6月(39歳)コーチ主催のサマーパーティ
2015年6月(40歳)『KIDS/キッズ』20周年記念上映会
2016年5月(41歳)第69回カンヌ国際映画祭
2017年6月(42歳)CFDAファッション・アワード
2018年8月(43歳)『スケート・キッチン』プレミア
2019年4月(44歳)ニューヨークにて撮影
2020年2月(45歳)第72回全米脚本家組合賞
2022年4月(47歳)『The Girl from Plainville』上映会
2023年11月(48歳)舞台『Sabbath's Theater』オープニングパーティ
「現在」の写真16選
最後は、2024年に撮影されたクロエ・セヴィニーの「現在」の姿をお届けします。抜群のプロポーションとファッションセンス、そして高い演技力を武器に輝き続ける姿は、世界中で注目の的。今後の活躍から目が離せません。
2024年1月(49歳)第82回ゴールデングローブ賞のアフターパーティ
2024年1月(49歳)『Feud:Capote vs. The Swans』のイベント
2024年1月(49歳)『グッド・モーニング・アメリカ』の収録後
2024年2月(49歳)マーク・ジェイコブスのランウェイ
2024年2月(49歳)『Last Days』オペラ・プレミア・アフターパーティ
2024年3月(49歳)CHANEL and Charles Finch Annual Pre-Oscar Dinner
2024年3月(49歳)ヴァニティ・フェア・オスカー・パーティ
2024年5月(49歳)Met Gala Celebrating “Sleeping Beauties:Reawakening Fashion”
2024年5月(49歳)『Feud:Capote vs. The Swans』レッドカーペットイベント
2024年9月(49歳)トロント国際映画祭で撮影されたポートレート
2024年9月(49歳)New York Ready to Wear Fashion Week
2024年10月(49歳)「Miu Miu Tales&Tellers」のディナーイベント
2024年11月(49歳)『モンスター:ライルとエリック・メネンデスの物語』フォトコール
2024年11月(49歳)『モンスター:ライルとエリック・メネンデスの物語』プレミア
2024年12月(50歳)第34回ゴッサム・インディペンデント映画賞
2024年12月(50歳)ケネディ・センター名誉賞
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images