色合わせしやすく、あらゆるトップスやボトムスとマッチする万能な黒コート。今回ご紹介する3人のセレブたちは、パンツを合わせて黒コートの格好良さを引き立てていました。
■1:カーリー・クロスは…カジュアルアイテムをミックスしてモノトーンコーデに親しみやすさをプラス
2024年12月11日、NYの街中でキャッチされたモデルのカーリー・クロス。膝丈のチェスターコートは、トップスとボトムスとのワンツーコーディネート、あるいはワンピースに重ねても主張が強くなりすぎず、汎用性の高いアイテムです。ライトグレーのニットプルオーバーに、ほんのり褪せた色味のブラックデニムパンツを合わせてモノトーンコーディネートに。フレアラインのパンツなら、程よいフェミニンが加わってしなやかさを共存させることに成功。ニットのインに白カットソーを仕込みつつ、デニム素材を迎え入れたことで適度な抜け感がプラスされています。ベルト、バッグ、ポインテッドトゥブーツをツヤのある黒で統一し、無彩色の装いに立体感を授けて。
■2:ヴィクトリア・ベッカムは…シックな黒コートと優雅に揺れる白ワイドパンツを合わせて
2024年11月13日、パリの街中でキャッチされたデザイナーのヴィクトリア・ベッカム。顔半分をすっぽりと覆うスタンドカラーが印象的な黒コートを着用していました。防寒対策にもなるスタンドカラーのコートを、共布ベルトできゅっとウエストマークして構築的なラインを描くとエレガント。端正なコートに白のワイドフレアパンツを合わせ、優雅さと軽快さをトッピングしました。仕上げにモノトーンコーディネートをさりげなく飾るカラートートバッグを投入。トレンドのバーガンディなら、シックな印象が引き上がります。
■3:ニコール・リッチーは…王道カジュアルをグラマラスなコートでクラスアップ
2024年12月10日、トーク番組『ドリュー・バリーモア・ショー』に出演するために、NYに現れた俳優、プレゼンターのニコール・リッチー。白カットソーとブルーデニムパンツの王道カジュアルをクラスアップするために、ファーカラーの黒コートをレイヤード。身長155cmの彼女がスタイルアップを実現したのは、トップスとコートの間に挟んだストライプ柄のジャケットと、コートのファーカラーで視線を上に誘導していたから。さらに付かず離れずなストレートパンツの延長線上にチゼルトゥブーツを置いたことで、すらっと仕上がりました。
改めて手に取りたい「黒コート」を使ったセレブたちの最新スナップをお届けしました。あらゆるアイテムとマッチする万能な黒コートを軸にすれば、冬のお洒落をアップデートすることができます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香