レオパードの靴は、ひと昔前のケバケバしいイメージとはがらりと変わっています。辛口スパイスになって新鮮さをもたらす小物合わせのコーディネート術をチェック!

■1:ナタリア・ヴェルザ…太めのブーツで今っぽさと迫力ある上品フェミニンが完成

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ゴールドのリングがハンドルになったデザインバッグを投入して、アクセントに。

2024年10月初旬にデジタルクリエイター、ナタリア・ヴェルザをパリでキャッチ。ざっくりした白ニットに黒いロングスカートを合わせ、足元はレオパードのブーツを合わせていました。スカートには膝あたりまで深めのスリットが入り、ロングブーツの存在感が際立っています。白と黒でまとめたシンプルなスカートスタイルが無難にまとまらず、迫力あるスパイスづけに。ブーツは太めの筒幅が、今っぽいリラックス感を印象づけています。足元に視線が集まり、シンプルな装いが一気に絵になるので、ぜひお手本にしてください。

■2:キャロライン・イッサは…×ネイビーなら新鮮さが際立ってカジュアルをセンスよく

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鮮やかブルーのバッグで暗くまとめず、印象的なコーディネートに仕上げています。

雑誌『TANK』のファウンダー兼ファッションディレクターのキャロライン・イッサ。パリのファッションウィークでスナップされたときは、白Tシャツの上にシャツを重ね、パンツとトレンチコートをネイビーでまとめていました。スポーティーなテイストをネイビーでスマート感十分に表現して、シューズのみにレオパードを投入しています。オール黒のコーディネートにレオパードをトッピングすることは多いですが、ネイビーとの合わせは非常に新鮮です。ポインテッドトウということもシャープさを強調し、面積は小さいですが、圧倒的な存在感に。パールやゴールドチョーカーの重ねづけで、女性らしさをミックスさせたところも見逃せません。

■3:ペトラ・ディーナーズは…グレーワントーンに上品さを加味して女性らしさを香らせて

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メンズライクなBIGフェイスの時計でスポーティーさを高めています。

ファッションブロガーのペトラ・ディーナーズは、2024年10月頭にデュッセルドルフで見かけられていました。タートル、パンツ、ダウンベスト、肩かけしたニットをすべてグレーのワントーンでまとめて、すっきりと。グレーだけだと老けて見える可能性もありますが、バッグを淡いベージュに、スニーカーを同じ色味のレオパードにしています。ソールのラバー部分が厚めになり、レオパードの色味もなじんでいるので、若い印象のスニーカーでも落ち着いた大人の表情に。グレーとの色のズラシ加減も品がよく、軽快なパンツスタイルでもリッチなムードが盛り上がっています。バッグとスニーカーの色が同じなので、全身の中で浮かずに大成功です。


レオパードのシューズを愛用中の3人のファッショニスタにクローズアップしました。ピリリとした辛口のニュアンスを加味するとともに、こなれたモード感をアピールできます。今っぽい取り入れ方を参考にしてください。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀