2024年12月6日、ロンドンのウェストミンスター寺院で恒例のクリスマスキャロル礼拝「Togather at Christmas」が開催されました。主催者であるキャサリン皇太子妃をはじめ、人気継続中の旬カラー、赤を纏ったゲスト印象的だった今回。ロイヤルファミリー5名の装いをチェックしていきましょう。
■1:キャサリン皇太子妃は…レッド・タータンチェック・ベルベットリボンのホリデー王道コーデ
キャサリン皇太子妃は、ホリデーらしいムードを振りまく鮮やかな赤のコートで登場。ダブルブレストのコートは、サラ・バートンによる「アレキサンダー・マックイーン」です。ロングなシルエットとテーラードフィットが特徴のオーダーメイド。ネックラインに黒いベルベットのリボンを加え、フェスティブなディテールを添えています。フロントやスリットからのぞくのは、「エミリア・ウィックステッド」のタータンチェックスカートです。Aラインのミディ丈がフェミニンかつ英国らしく、クリスマスルックを盛り上げています。
■2:ピッパ・ミドルトンは…赤を効かせてクラシカルなツイードをアップデート
キャサリン皇太子妃の妹、ピッパは、フロントに並んだボタンが特徴の黒のツイードのコートを着用。ダークなカラーですが光沢ある生地が華やかさを後押ししています。スエードのパンプスやベルベットのクラッチバッグは赤を選び、フェスティブな雰囲気をプラス。フラワーシェイプのダイヤモンドのイヤリングがエレガントファイナルタッチを加えています。
■3:ザラ・ティンダルは…ベルベットの光沢が華やか!バーガンディのパンツスーツ
アン王女の娘、ザラ・ティンダルはバーガンディカラーのベルベットのパンツスーツで出席。「ヴェロニカ・ビアード」のセットアップは、ダブルのジャケットとワイドパンツの組み合わせです。ジャケットのインナーは同系色のシャツを重ね、ワントーンなコーディネートに。ブロンドの髪を首筋の位置でおだんごにまとめ、アメジストのイヤリングの美しさを引き立てて。マスキュリンなムードとバーガンディのフェミニンさが絶妙に融合したでドレスアップを披露しました。
■4:ソフィー妃は…白で切れ味を効かせたパープルワンピース
パープルのペイズリー柄があしらわれたロングワンピースにホワイトのジャケット羽織ったソフィー妃。華やかなプリントと繊細な素材感がフェミニンさを引き立てます。ジャケットやバッグで白を投入することでメリハリをつけつつ、軽やかに。足元はブラウンのブーツで引き締めすぎず、柔らかな印象のホリデールックを完成。
■5:ベアトリス王女は…ミリタリーなコートと花柄ワンピースのテイストミックス
バーガンディのワンピースに同色のコートを羽織り、ベルベットパンプスとチェリーレッドのレザーのトランクハンドバッグをスタイリングしていたベアトリス王女。フローラルプリントのワンピースとブロンズボタンがあしらわれたミリタリー調のコートで甘辛ミックスな着こなしに。全身を赤系で揃えつつも素材やトーンに差をつけてリズミカルなワントーンスタイルにまとめています。
キャサリン皇太子妃主催のクリスマスキャロル礼拝「Together at Christmas」に集結したロイヤルファミリーの装いをご覧いただきました。王室の子どもたちの愛らしい様子も話題に。ドレスアップな機会にぜひ参考にしてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子