冬の厚手タイプやロング丈コートとバランスがとれるのは、BIGバッグです。スナップからスタイリッシュな着こなしをご紹介します。

■1:ジェニファー・ローレンスは…×キャメルで切れのいいカーキの洗練度がグッとアップ

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大きめのスクエアレンズがコーディネートにモードさを印象づけています。

女優、ジェニファー・ローレンスを、N.Y.でキャッチ。イエローのニットに白パンツを合わせ、キャメルのコートを羽織っていました。着こなしのカラーリングだけだと、ふんわりとスイートな雰囲気が強いのですが、カーキを加えることによってキリッとさが高まりモードな配色ができ上がります。柔らかなレザーでショルダーがけもできるトートバッグは、マルチに使えてひとつあると便利な存在です。特にロングコートの装いに合わせると、お互いのよさが引き出されて好バランスに。

■2:ソニア・ライソンは…大きめキルティングがこなれたムードを加速させて

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ゴールドのフープピアスの輝きが女性らしさを光らせています。

2024年4月末にベルリンで見かけられていた人気インフルエンサー、ソニア・ライソン。グレーのマフラー付きハーフコートに、カーキのパンツを合わせていました。服装だけを見ると、カラーリングのせいもあり沈んでしまって地味に。そのコーディネートにキルティングの大きめバッグがよく映えて、奥行きのある佇まいが完成。パンツと素材感の違うナイロンのカーキが際立って、全身のアクセントになっています。台形のバケツ型ということも、トレンドがクリアできていて見逃せない存在です。

■3:ジーナ・シャルコプリアは…ブラウンのスエードなら正統派ベーシックをさらにリッチに

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ヘアをひとつにまとめてすっきりシャープにまとめています。

2024年11月半ばにデジタルタレントのジーナ・シャルコプリアがバルセロナでスナップされたときの着こなしです。白いインナーに黒いブレザーにストレートデニムをコーディネート。きれい系ベーシックな着こなしこそ、バッグによってでき上がるおしゃれのテイストが変わります。大きくすればカジュアル度が高くなり、こなれたムードがアップ。スエードのトートで、それもブラウンだとさらにリッチな表情に仕上がっています。デニムのラフさが払拭され、大人っぽいシンプルモードの理想スタイルにシフトできていて、さすがです。


BIGバッグを日常に取り入れていた3人のコーディネートをお届けしました。冬のコートスタイルにグッドバランスをもたらす存在なので、ぜひ使いこなしてください。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀