「ブルガリホテル東京」でグラマラスに煌めく【至福のSTAY】を叶えて｜部屋から館内ディテールまでを徹底取材！

「ブルガリホテルズ＆リゾーツ」の8番目のホテルとなる「ブルガリホテル東京」。2023年4月の開業以来、待ち焦がれたファンをはじめ、世界中から多くの人が訪れています。雑誌『Precious』2月号では、改めて「ブルガリホテル東京」の魅力を探るべく、部屋から食事、館内ディテールまで、撮り下ろしで徹底取材。今回は、洗練と温もりのインテリアに溢れた客室をご紹介します。

TEXT ：: Precious.jp編集部
BY ：: 『Precious２月号』小学館、2025年

「ブルガリホテル東京」グラマラスに煌めく、至福のSTAY── イタリアンジュエラーの温かさとスタイリッシュさを兼ね備えたおもてなしに酔いしれて

「ブルガリホテルズ＆リゾーツ」の8番目のホテルとなる「ブルガリホテル東京」。2023年4月の開業以来、待ち焦がれたファンをはじめ、世界中から多くの人が訪れています。

そこで改めて「ブルガリホテル東京」の魅力を探るべく、部屋から食事、館内ディテールまで、撮り下ろしで徹底取材。「ブルガリ」の哲学に今一度、触れてみましょう。

ブランドの哲学を纏（まと）い、煌びやかに進化中

東京の玄関口、JR東京駅の目の前にある商業複合施設「東京ミッドタウン八重洲」。その最高階フロア40階から45階に、2023年に誕生した「ブルガリホテル東京」。ハイジュエラーの世界観を伝える五ツ星ホテルが日本初上陸とあって、瞬く間に話題になりました。

40階のエントランス。早朝のまばゆい光が床のエイトポイントスター（八芒星）を照らして。

アクセスのよさもあって、国内外のジェットセッターの心をとらえて離さない、洗練と温もりのインテリアで迎えてくれる部屋や館内ほか、感度の高い人々が多く集う、魅惑のダイニングやバー。

「ブルガリ」ブランドの哲学と、極上のホスピタリティを東京で体感できる場として、「ブルガリホテル東京」は進化し続けています。

洗練と温もりと。天空の邸宅へようこそ

デラックススイートのベッドルーム。日本の網代模様を思わせるオレンジのファブリックが印象的。

親しい友人の邸宅に招かれたようなくつろぎを感じさせる客室は全98室。都内最大級の416平方メートルを誇るブルガリスイートを含め、各部屋は最低でも51平方メートルの広さがキープされ、大きな窓が開放感を、オレンジ色のインテリアが温かさを、木と間接照明が安らぎを。高層階でありながら、ホッとくつろげるのは計算し尽くされたおもてなしの哲学が随所に感じられるからかもしれません。

左／デラックススイートのこの日のウェルカムスイーツは北イタリアの郷土菓子 “バーチ・ディ・ダーマ”。フルーツは旬のものが並ぶ。右／デラックススイートの一角には “フレックスフォルム” のチェアと “フロス” のライト。

これまですべての「ブルガリホテル」を手掛けてきたイタリアの建築設計事務所「ACPV アーキテクツアントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィエル」が東京でもデザインを担当。“フロス” や “B＆Bイタリア” “フレックスフォルム” “マクサルト” からセレクトした家具を配し、差し色にオレンジを効果的に使用することで、洗練とラグジュアリー、ホスピタリティをバランスよくミックス。

左／デスクに置かれたメモパッドやファイルには、ホテルのシンボルでもある「マウント・フジブローチ」のモチーフが。右／ライト付きのドレッサーミラー。

バスルームの大理石は「ブルガリホテルローマ」と同じです！

たった一室だけのブルガリスイートのバスルーム。イタリア産の大理石「アラベスカート・コルキア」の塊から削り出したゴージャスなダブルシンクを設置。

また、室内の間取りも、デラックススイートは、玄関からダイニング、リビングと、ドアで完全に仕切られており、プライバシーが守られる設計。クローゼットはバスルームの目の前にあり、ベッドルームへと回遊できるうえ、ドレッサーのミラーにはライトが付くなど、動線を含めて室内の細部に至るまで、快適に過ごせるよう考え抜かれています。