美食に散策、美肌温泉に名所巡りetc. 旅の目的はさまざまですが、この冬訪れたいのは、「絶景」を楽しむ湯宿! お部屋から温泉からロビーから、刻々と移り変わる絶景を眺めながら過ごす、ゆっくりとした贅沢な時間…。

雑誌『Precious』2月号では【一生に一度は訪れたい!絶景が広がる「おこもり湯宿」リスト】と題して、旅慣れた温泉好きも太鼓判を押す、珠玉の「絶景」×「湯宿」をご紹介しました!

今回はその中から、建築家・半谷仁子さんが愛する絶景湯宿として、新潟県・十日町の「ジェームズ・タレル 光の館」についてお届けします。

半谷 仁子さん
建築家
(はんがい・じんこ)「モンスーンカフェ」 などの店舗や著名人の住宅など多く手掛ける。光と風と緑を大切にした大胆かつ繊細な設計が人気。暮らした人、建てた人など“人”の歴史や気配を感じられる宿が好き。

アート絶景|新潟県・十日町「ジェームズ・タレル 光の館」

新潟県・十日町「ジェームズ・タレル 光の館」
写真提供/光の館
新潟県・十日町「ジェームズ・タレル 光の館」の浴室
写真提供/光の館

「光と空間の絶景風呂は宿泊者だけが味わえる究極のアート。泊まってぜひ体験して」

光と空間を題材とした作品を手掛けるアーティスト、ジェームズ・タレル氏。「光の館」は第1回「大地の芸術祭 越後妻有(えちごつまり)アートトリエンナーレ」(2000年)につくられた作品です。

「作品でありながら、実際に滞在し、アートを体験できる施設。実は宿泊もできます。伝統的な日本家屋における光や、越後妻有の豊かな自然の中で向き合うさまざまな光…。

特に浴室(Light Bath)の光ファイバーによる照明は刺激的。水中に光が満たされ、湯船に体を浸すことで光に触る体験ができるほか、朝の光も最高! 絶対に宿泊して、唯一無二の体験を!」

【おすすめの過ごし方】

あえて事前に予習せず、まっさらな状態で泊まるとより楽しめる。


※情報は2024年12月現在のものです。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
※料金は、時期によって異なる場合があります。また、入湯税などが別途加算される場合があります。

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EDIT&WRITING :
田中美保、木村 晶(Precious)