花粉は、目のかゆみやくしゃみ・鼻づまりだけではなく、肌を不安定にさせたりと、さまざまな不調をもたらします。ビューティ・プロデューサーの美香さんもまた、毎年花粉で悩まれているおひとり。今年は早々に対策を始めたとのことで、どのようなことを取り入れたか教えていただきました。
上質なビタミンCの摂取と洗顔の見直しで花粉時期を乗り切る！
「毎年花粉に悩まされ、Amazonなどで販売している生理食塩水を使って鼻洗いをしたり（鼻が痛くならないのでおすすめです！）、マスクにミントの精油をしのばせて鼻の通りをよくしたりといろいろな工夫をしてきました。一時的ですが、花粉による症状がとても楽になるのでこのふたつはおすすめです。
ただ、今年はもっと根本解決していきたいと思い、インナーケアから変えてみることにしました。ドクターなどにお話を伺って積極的に取り入れ始めたのがビタミンCです。ビタミンCは健康と美容に欠かせない優秀な成分として広く知られていますが、実は花粉症にも多方面から働きかけてくれるんです。私が注目した点は、ビタミンCが皮膚や粘膜のバリア機能を高める作用。花粉によって起こるさまざまな症状の予防策にぴったりですよね。また、免疫力を高める効果もあるので、防御として欠かせない成分です。ビタミンCのサプリメントはたくさんありますが、やはり不要なものが入っていない上質なものを選ぶべき。そして、サプリメントは続けることが大事なので、個包装になっていて持ち歩きしやすいものや、水なしでも摂れるものが便利だと思います。
もうひとつ、今年見直したのが洗顔です。元々乾燥肌のため、花粉の時期はバリア機能が低下してゆらぎやすいのが悩み。潤いを与えるケアをしても、洗顔時に潤いを奪ってしまうと意味がありません。花粉に触れる前、つまり朝の洗顔は、特に潤いを奪わないように気をつけています。
毎日せっせとビタミンCのサプリメントを摂って、朝の洗顔を見直したおかげで、花粉が飛び始めましたが快調です」（美香さん）
そこで、美香さんが愛飲されているビタミンCのサプリメントと、今年取り入れたコスメをご紹介いただきました。
「上質なビタミンCが個包装されていて水なしでも飲めるから続けやすい」（美香さん）
「ビタミンCは、熱や光、空気に触れると壊れやすく、また、たくさん摂取しても2〜3時間ほどで尿と共に排出されてしまいます。また、酸っぱくて飲みにくいのも懸念点。
それを解消したのが、左の “PROVITA C”のもの。長時間にわたって体内のビタミンC濃度を高く維持するビタミンCを開発して特許を取られています。天然の甘味料と香料をプラスして飲みやすさにもこだわっていてるそうで、おいしく摂取できます。
右の“SINTO”は、リポソーム化する際の独特な味をカバーしつつもおいしさを追求し、高吸収かつ高浸透。1日のビタミンC摂取目安量として最高レベルの1,100mg配合しています。体感できるサプリメントにこだわって、医療現場と同様のドラッグデリバリーシステムを採用されているそう。リポソーム化することでもおいしさを追求、すっきりとしたルビーレモン味で飲みやすいです。
どちらも、パッケージがおしゃれという点も続けやすいポイントではないでしょうか」（美香さん）
「“プチプラ”ながら潤いをしっかり守りつつ汚れはさっぱり！」（美香さん）
「肌が乾燥するとバリア機能が低下してしまうため、洗顔時に潤いを奪わないように気を付けています。特に朝は、そんなに汚れが溜まっているわけではないので、不要な汚れだけを優しく落としてくれるものに切り替えています。
左の“シンクー”は、泡立てずに穏やかに汚れをオフするジェルタイプの洗顔料。天然由来のとろみ成分で汚れを包んでくれます。商品名の通り、まるで美容液のような心地良い使用感。ゼラニウムの華やかな香りは気分を上げてくれます。
右の“オーデナリー”は、カテゴリーとしては化粧水なのですが、穏やかに角質ケアができるサッカロミセスが配合されているため、ふき取り洗顔として愛用しています。肌が敏感に傾いているときでも使え、つるんとしっとりした肌に仕上がります。
どちらも価格は手頃ながら、成分や使用感にとてもこだわっているブランド。潤いを守ることで肌はこんなに安定するんだと実感でき、いまの時期は頼りになります」（美香さん）
美香さんが実践されている花粉症対策は、どれも手軽に試せることばかり。ぜひご参考になさって、ピーク時に健やかに過ごせるといいですね。
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。また商品はすべて本人の私物です。
- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- WRITING ：
- 越後有希子
