5月の気候は過ごしやすく、グランピングにも最適な季節といえます。日ごろ、都心で過ごしている人にとって、都会の喧騒から離れ、大自然の中で最高の時間を過ごしたい。そんなときにも、大自然の中で思いっきり羽を伸ばせるグランピングはぴったりといえそうです。
都心からほど近い奥多摩の地でグランピングができる「Circus Outdoor TOKYO」が提供するのは、ある特有の贅沢。
そのおすすめの楽しみ方や食事やサービス、客室などを、Circus Outdoor TOKYOの担当者の方に伺いました。
まさにグラマラス(魅惑的な)キャンピングを堪能できる、
Circus Outdoor TOKYOの「贅沢グランピング」
個性的な客室テントの中は快適なベッドと家具があり、木々が起こす風の音や、雨の音を聞きながらゆっくりとした時間を過ごせます。お天気の良い夜は、テントを出れば、満点の星空が頭上に広がることも。
絶景を楽しみながら、腕利きシェフのコース料理に舌鼓を打ち、キャンプファイヤーを囲み、夜通し大自然の中で非日常を存分に味わうことができます。
特に、そのコース料理にはこだわりがあるそう。
「シェフが長い時間をかけて世界中から集めた希少な食材が毎日、運ばれてきます。日によって入荷できる食材が異なるため、メニューは毎日変わります。お食事の内容は、お皿が出てくるそのときまで極秘です」
全5つの客室をすべて公開!1泊15万円の部屋も
Circus Outdoor TOKYOには、5つの客室が用意されており、それぞれ「サーカス団の泊まるテント」がコンセプトになっています。
Royal Griffinには、サーカスが旅する中で手に入れた最高級の家具たちが集結しているそう。この客室での食事やナイトサービスについてこっそり教えていただきました。
「専属のシェフが、ゲストの目の前でコース料理を用意してくれます。また客室に併設された完全プライベートのラウンジで正面に広がる奥多摩湖を一望しながらお過ごしいただけます。ナイトサービスは、スエディッシュトーチから出るまっすぐな炎を楽しみながら夜のひとときを過ごすというものです。炎を使い、パティシエが夜のスイーツ、もしくはおつまみをご用意します」
ところで、このRoyal Griffinを含めた4部屋は、23歳未満の方は泊まれないそう。どのような意図があるのでしょうか。
「22歳以下の方は、たいていの場合、にぎやかに楽しまれます。上級客室は、上質で静かな時間をお楽しみいただくためにご用意させていただきました。22歳以下のお客様が宿泊できる客室(Jumpin' Jackalope)は、他の客室から 少し離れたところにございますので、安心してお楽しみいただけます」
その他にも、Circus Outdoor TOKYOの担当者さんに根掘り葉掘り、体験できる内容を聞いてみたくなりましたが、次のような答えが返ってきました。
「お誕生日プレゼントを先に教えてもらうほど、当日がつまらなくなってしまうものはありません。当フィールドでは、ゲストに楽しんでいただけるようなサービスを常に心がけております。どうぞお楽しみに」
贅沢グランピングを楽しむための3つのポイント
そこで担当者の方に、Circus Outdoor TOKYOを有意義に過ごすための、具体的なお楽しみポイントを3つ教えていただきました。
■1:「何もしないことをする」という贅沢を味わう
「どんなに財力があっても、都会の人がむずかしい贅沢。それは『何もしないことをする』ことです。本当に贅沢なのは、何もしない時間があることではないでしょうか」
■2:デジタルデトックスを実践する
「贅沢な時間にスマートフォンは必要ありません。Circus Outdoor TOKYOで は、チェックイン時にゲストから携帯電話ほかデジタルデバイスをお預かりしております(デジタルデトックス)。コミュニケーションの呪縛から離れた瞬間、時計の針がゆっくり動き出すことに気づくのに、そう長い時間はかかりません」
■3:アナログ世界で、久々に手紙を書く
「デジタルデトックスの準備ができたら、今度はアナログの世界へ誘います。万年筆をインクに浸し、上質な便箋に字を書いていきます。最初に頭に浮かんだその人へ、手紙を綴ってみてはいかがですか?」
都心からほど近い大自然の中に身を置き、いつものデジタルシャワーから逃れてみるのもよさそうです。その「何もしないことをする贅沢」を、全身で思いっきり味わってみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利