ディテールにこだわることで、モノトーンやデニムのスタイリングを今っぽく昇華していたナオミ・ワッツ。デイリーで参考にしたいヒントが溢れているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

■1:上質コートを重ねてオールホワイトの華やぎに知的さを忍ばせる

黒の小物と赤のルージュを引き締め役として活用。
黒の小物と赤のルージュを引き締め役として活用。

2025年3月25日、NYの街中でオールホワイトコーディネートのナオミ・ワッツをキャッチ。ギャザーのディテールや胸元のタッセルリボンが、彼女らしい大人可愛いスタイルを叶えます。そこに色味を変えたミドルコートを重ね、ワンカラーがのっぺりするのを阻止。仕立ての良さを感じるコートなら、華やかなホワイトルックに知的さを共存させることができます。

■2:ゆとりをもたせれば、モノクロスタイルが気張って見えない

丸みのあるバッグとリボン付きパンプスで、ほんのりフェミニンを添えて。
丸みのあるバッグとリボン付きパンプスで、ほんのりフェミニンを添えて。

同じく3月25日、衣装を変えて再びNYの街中に登場。揃いの白の上下は、付かず離れずなシルエットが春らしい軽快さを引き上げます。空気を含ませるように黒のノーカラーコートをばさっと肩掛けすると、エフォートレスなムードが漂って、ハンサムなモノクロスタイルに余裕感を持たせることができます。

■3:デザインジャケットが主役の巧みなブラックコーデを披露

扱いやすいブラックなら、モダンなアイテムも身近な存在に。
扱いやすいブラックなら、モダンなアイテムも身近な存在に。

2025年3月27日、NYのトライベッカに現れた際には、シックなブラックコーディネートを披露しました。春に着こなすブラックスタイルには、軽快さを取り入れたいところ。そこで彼女はアシンメトリー袖のデザインジャケットを採用し、肌見せしながらモード感を底上げ。レディなワインレッドのハンドバッグが成熟した女性像を叶えます。

■4:ボーダーT×白スカートでつくる春のマリンスタイルなら高揚感が漂って

きちんと感のあるバイカラーローファーは、実はスリングバックになっており程よい抜け感が叶う一足。
きちんと感のあるバイカラーローファーは、実はスリングバックになっており程よい抜け感が叶う一足。

同じく3月27日、先ほどのブラックコーディネートよりもリラックスした装いをスナップ。ネイビーのショートコート、白黒ボーダーカットソー、白スカートのマリンルックで春らしさ満載に。ふわっと膨らむ白のスカートは、トレンドのバブルヘムを選んで今っぽくアップデート。足首周りが見えるので、コートの袖もたくし上げてバランスを調整しました。

■5:ドレッシーな黒コーデにあえてデニムパンツを合わせて小粋なムードを醸す

キレイなコートに馴染むよう、両サイドのヘアを耳にかけてスマートに見せました。
キレイなコートに馴染むよう、両サイドのヘアを耳にかけてスマートに見せました。

2025年3月29日には、アッパー・ウエスト・サイドのストリートに登場。光沢感のある黒のダブルブレストコートを、きゅっとベルトマークしてドレスのように着こなして。そんなコートにはすっと尖った端正なポインテッドトゥパンプスがお似合いです。ドレッシーな着こなしに、あえてブルーワイドデニムパンツを掛け合わせることでこなれ感をアピール。大きく折り返した裾がさりげないポイントに。


ナオミ・ワッツの最新スタイルを5選お届けしました。日常に寄り添うモノトーン、デニムをうまく使えば、シンプルな装いが絵になります。万能アイテムを改めて活用し、着映えを実現しましょう。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香