バーバリー初となる英国製スーツは、北部の小都市にある工房で仕立てられている。通常ビスポークスーツの縫製を手がけるこちらのテーラリングは、全工程における90%がハンドメイドによるものだ。

バーバリーのスーツ

全行程のうち9割がハンドメイド

既製スーツゆえ、そでボタンは日本で付けられるが、それすら英国の承認を受けた職人だけが行えるというこだわりよう。生地は写真のホップサックのほか、グレンチェック、シャークスキンという極めて英国的なラインナップを用意。その生産数はごく限られており、世界で8店舗、日本では新宿店のみで販売される。スーツ¥600,000・シャツ¥50,000・タイ¥30,000・肩にかけたコート¥230,000(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)※参考価格

生地のカッティングにはじまり、芯すえ、縫製、そして仕上げのプレス作業……。現在ではほとんど機械によって効率的に行われるこれらの工程を、あえて手作業で行う意味。それは単に高級感を醸し出すためだけではなく、着た瞬間から体になじむ動きやすさや、活き活きとした有機的なフォルムといった、根源的なオーラにあるのだ。現代のバーバリーが得意とするモダンなシルエットと、英国伝統の優雅な「イングリッシュドレープ」との融合を、ぜひ身をもって感じていただきたい!

※価格はすべて税抜です。※2016年夏号掲載時の情報です。

この記事の執筆者
TEXT :
山下英介 MEN'S Preciousファッションディレクター
BY :
MEN'S Preciouis2016年夏号〝バーバリー〞英国製スーツ&シューズの品格
MEN'S Preciousファッションディレクター。幼少期からの洋服好き、雑誌好きが高じてファッション編集者の道へ。男性ファッション誌編集部員、フリーエディターを経て、現在は『MEN'S Precious』にてファッションディレクターを務める。趣味は買い物と昭和な喫茶店めぐり。
クレジット :
撮影/唐澤光也(パイルドライバー) スタイリスト/河又雅俊 構成/山下英介(本誌) 撮影協力/ DAVIDS CLOTHING