シンプルなコーディネートも足元を刷新するだけで、全身の印象がモードにシフトできます。センスのよさが光るお手本にしたい3人のスナップを見ていきましょう。
■1:アナ・セラートは…キャメルのセットアップを足元で女性らしくクラスアップ

デンマーク、コペンハーゲンでスナップされていたのはシューズブランドを手がけるアナ・セラート。パリでキャッチされていた日は、コートとパンツをキャメルでまとめ、インナーに白シャツを投入していました。コートはシングルで腕元にはトレンチディテールがあしらわれ、パンツはタック入りのワイドシルエットで、リラックスムードが漂う着こなしができ上がっています。
足元はローファーにしても知的に決まりますが、ストラップ付きのフラットシューズをセレクト。清楚さがあるデザインでフェミニンさをアピールできると同時に、黒が引き締め役になっています。ベーシックカラーのパンツスタイルが、足元のアクセントによって今っぽく仕上がったお手本の装いです。
■2:ジェニファー・ロペスは…トゥシューズ風のデザインがシンプル服を新鮮に進化

アーティストや女優としても活躍するジェニファー・ロペスは、ロサンゼルスで見かけられていました。白シャツにタック入りの黒パンツをコーディネート。細いベルトでウエストをマーク、袖を折り込んで腕を出すアレンジでアクティブさを強調できています。ハンサムにまとめたモノトーンの着こなしに、足元はバレエのトゥシューズのような一足を合わせて、女性らしさのテイストミックスに。クロスになったストラップがモード感を演出でき、ハイセンスなコーディネートの決め手になっています。
■3:デイジー・エドガー=ジョーンズは…極細ストラップがこなれ感と軽やかさを香らせて

イギリス出身で、いま人気急上昇中の女優、デイジー・エドガー=ジョーンズがロンドンでスナップされたときの着こなしです。細身のシルエットが特徴の黒ジャケット一枚に、デニムを組み合わせていました。ジャケットの上から細ベルトをプラスして、よりスタイリッシュさをアップ。ボタンをいちばん上までしっかりと閉めているので、抜け感があまりなく感じられますが、3本のストラップ使いが際立つ足元によって軽快さにつながっています。ストラップ1本より、断然シャープな印象に。
仕上げにボルドーのチェーンバッグでリッチさを際立たせたことも見逃せません。
ストラップ付きのフラットシューズを愛用した3人のスナップをご紹介しました。いつもよりちょっと切れがよく、女性らしさも加味できるので、これからの足元に指名買いしてはいかがでしょう?
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀