ノートPCやタブレットなどの機器類が軽々と入る収納力性や、上から見て中身がわかるトートバッグは、使い勝手が良い反面、どうしてもカジュアルな印象があり、使うシーンを考えなければならない。ここではビジネスカジュアルと代表されるふたつのシーンからそれぞれ最適なバッグを紹介する。
メンズプレシャス厳選!大人の「レザートート」バッグ8選
■1:ビジネスシーンで使うなら「上品な革の質感」で選ぶべし
(左)ヴァレクストラのラージサイズのバッグは、柔らかく仕上げたカーフ素材のスムースレザーがクタッとした質感を与え、すぐにでも体にフィットする使い心地。あえて内側はスエードにすることでラグジュアリーな雰囲気に。ハンドル部分はベルトで4段階まで調整可能。
(中)素材を活かしたシンプルなデザインが魅力のシャルル エ シャルリュス。丈夫で柔らかく傷の付きにくいグレインレザーを使用しており、底板は2重貼り。荷物を入れていないときはコンパクトにできるが、荷物を入れればしっかりと自立する優れもの。
(右)ベジタブルタンニン鞣しのバケッタレザーは、上品ながら無骨で男性らしい雰囲気が魅力。バーニーズ ニューヨークの別注であるモデルは、カラーやサイズ、ハンドルの長さなど日本人に馴染み、使いやすくしたスペシャル仕様。同素材のクラッチバッグがバッグインバッグで付属しているのも○。
■2:カジュアルで使うなら「明るいカラーリングのバッグ」を選ぶべし
(左)ダニエル&ボブの新ラインのバッグは、「CUOIO」(ベジタブルタンニングのカーフレザー)を使用したスマートなトート。間口が大きく広く開くので、中身は一目瞭然で使い勝手の良さは抜群。中には収納スペースが3室つき、ちょっとしたものを入れることも可能。明るい茶のレザーは経年変化によるエイジングが楽しめるのも魅力。
(右)マーガレット・ハウエル ハウスホールドグッズの定番バッグ。2018年は柔らかな表情のシュリンクレザーで登場。柔らかさを出すために革を1㎜以下の単位で剥きながら厚みを決めていて、くったりとした質感はすぐに体に馴染み、使い勝手もよく、傷も付きにくい。それでいてコストパフォーマンスの良さも魅力だ。
■3:レジャーには「レザーとのコンビ素材」を選ぶべし
(左)バケッタレザーを使用した手編みのレザーとカーボン素材は意外な組み合わせながら、ブラックで統一することでモダンな表情に。1970年代のヒッピー文化の一つ、古着や中古資材を用いてリメイクをするdo it yourselfの中に革の切れ端を用いてパーツを繋ぎ合わせて鞄を作る手法があり、そこから着想を得たユニークなバッグだ。
(中)1994年に発表されたバスケットバッグをイメージしたモデルを元にモディファイしたバッグは、丈夫なコットンキャンバス素材のボディを繊細なバケッタレザーが格子状に包み込むようなデザインが独創的だ。レザーを用いながらも上品かつ軽やかな雰囲気はユニセックスで使用でき、まさにこれからのバカンスにうってつけ。
(右)夏らしさを彩るラフィア素材のボディに、柔らかな質感のブラックのカーフレザーのコンビが面白いユナイテッドアローズ別注のラドロー。一見デザインに見える外側のレザーはポケットになっていて、バッグの内側はコットン生地を張り合わせているので使い勝手も良い。コーディネートのアクセントにも映えるデザインはぜひ押さえておくべきだ。
※価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- ヴァレクストラ・ジャパン TEL:03-3401-8017
- ジェネラル・バス TEL:03-5456-9680
- バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL:0120-137-007
- 八木通商 TEL:03-6809-2183
- アングローバル TEL:03-5467-7864
- トレメッツォ TEL:03-5464-1158
- フェリージ 青山店 TEL:03-3498-6912
- ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL:03-5772-5501
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男
- STYLIST :
- 河又雅俊