レジャーや旅行、少し遠出をするときに使いたくなるのがトートバッグ。キャンバスやナイロン製のものならタフで壊れにくく、気軽に使える。大人が持つなら最低限の機能は抑えつつ、お洒落に見えるトートバッグを選びたい。

定番ブランドのトートバッグからお洒落なトートバッグまで7アイテムをピックアップ

■1:アウトドア定番の大容量トートバッグ

【約W48×H43×D25cm】各¥8,900(エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター)※サイズは、手作りのため多少変わることがあります
【約W48×H43×D25cm】各¥8,900(エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター)※サイズは、手作りのため多少変わることがあります

アウトドアブランドのエル・エル・ビーンからはXLサイズをチョイス。24オンスのコットンキャンバスを使用したタフな作りは、1944年の発売当初から変わらないロングセラーだ。元々は、「ビーンズ・アイス・キャリア」(氷を運ぶためのバッグ)と呼ばれ、当時のアメリカ・メイン州では、冬に凍った湖の氷を切り出し、販売していたものを各家庭で貯氷庫に使っていた。この氷を運ぶための道具だったのだ。

今ではファッションシーンにも欠かせないこのトートバッグは、S〜XLとサイズも豊富で、イニシャル刺繍を入れて自分だけのバッグにすることも可能だ(別途800円+税)。不滅の名品が1万円以下で手に入るのだから、買わない手はない。

■2:ロゴやワッペンがポイントのトートバッグ3選

左から【W40×H44×D11,5cm】¥18,000(オカベ アンド パートナーズ〈モールヒル〉)【W32×H29.5×D25cm】¥35,000(ハンティング・ワールド帝国ホテル店)【W70×H43×D25.5cm 】¥20,000(カメイ・プロアクト〈エムアイエス〉)
左から【W40×H44×D11,5cm】¥18,000(オカベ アンド パートナーズ〈モールヒル〉)【W32×H29.5×D25cm】¥35,000(ハンティング・ワールド帝国ホテル店)【W70×H43×D25.5cm 】¥20,000(カメイ・プロアクト〈エムアイエス〉)

(左)「HOLIDAY」のプリントが愛らしいモールヒルのトートバッグは、何と65kgもの重量を運ぶことが可能。優れた耐久性だけでなく機能性も兼ね備えており、レザーストラップとレザーハンドルはともに着脱可能なので、そのまま洗濯することもできる。日常使いにもうれしいポイントだ。しかし、65kgまでって一体何を入れるんだ(笑)。

(中)ブランド発祥の地、アメリカ産のデニム生地を使用したトートバッグ。一面に貼り付けられたワッペンは、様々な旅の思い出をイメージしていて見るからにクラシックアメリカンな雰囲気が漂う。サイドには短いハンドル付きなので2WAYで楽しめる。ポロシャツ1枚にこのバッグで十分に存在感が出せる、頼もしいアイテムになるだろう。

(右)ブランドの特徴でもある、ミルスペックの1000Dコーデュラナイロンを使用したトートバッグは、耐水性や耐久性にとても優れていて使い勝手の良さが魅力的だ。さらに40リットルもの大容量の収納力をもち、夏のシーンには欠かせないバッグになるだろう。別売りのストラップを両サイドにつければ、ショルダーバッグとしても使用可能に。

■3:ビーチに持ち運びたいマリンテイストのトートバッグ3選

左から【W48×H32×D21cm】¥64,800(ステディ スタディ〈リュニフォーム〉)※参考価格【W40×H33×D11cm】¥13,000(ハケット ロンドン 銀座)【W45×H28×D19cm】¥128,000(アマン〈ザネラート〉)
左から【W48×H32×D21cm】¥64,800(ステディ スタディ〈リュニフォーム〉)※参考価格【W40×H33×D11cm】¥13,000(ハケット ロンドン 銀座)【W45×H28×D19cm】¥128,000(アマン〈ザネラート〉)

(左)イエローカラーが眩しいトートバッグは、リュニフォームのもの。一見硬そうに見える生地は、コットン×リネンの生地を採用しており、しなやかさを持ち合わせているので、何と折りたたみができる優れもの。カジュアルなバッグながらもサイドのトリミングなどでエレガントな佇まいが美しい。サイドと開口部にはスナップボタンを配しているので、セキュリティも万全だ。

(中)ハケット ロンドンのトートバッグは、「ヘンリー・ロイヤル・レガッタ」とのオフィシャルロゴが前面にプリントされ、ホワイト×ネイビーのコントラストが実に爽やかだ。インには、ネイビーを基調としたロンドンストライプの生地が一面に貼られており英国気分を楽しめる仕様になっている。プールサイドに置いて置けば、それだけで映えるバッグなのは間違いない。

(右)ザネラートの人気モデル「DUO」は、付属にショルダーストラップ・内側の仕切りとしても使えるバッグインバッグ(写真のように取り出してクラッチバッグとしても使用可能)・専用のバッグカバーなど多機能に優れたバッグ。今季は南イタリアのビーチ・キャビンやパラソルをイメージしたストライプ生地を使用し、リゾート気分満載な新素材で登場。気をつけて欲しいのは完全防水ではないので、いくらリゾートに見えるからって海やプールで濡らしてはいけません(笑)。

※価格はすべて税抜です。

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