被爆から80年を迎えるヒロシマ|写真家・三浦憲治氏が故郷である広島の “今” を⾒つめた写真集『ミウラヒロシマ』2025年7月25日(金)発売

松任谷由実氏、矢沢永吉氏、坂本龍一氏など国内の有名ミュージシャンのポートレート写真をはじめ、レッド・ツェッペリンやピンク・フロイド、クイーンなど来⽇アーティストの伝説的撮影でも知られる写真家・三浦憲治氏が、⽣まれ故郷である広島の “今” と、暮らす⼈々の⽇常を撮り続けた写真集『ミウラヒロシマ』が2025年7月25日(金)に発売されます。
写真集出版を記念して、広島と東京で写真展も開催されます。三浦氏が故郷である広島の “今” を⾒つめ続けた写真集について、写真展の日程とあわせて詳しくご紹介します。

広島の今と、過去11年分の “8⽉6⽇の祈りの姿” も収録|“三浦憲治の広島だから『ミウラヒロシマ』”
三浦憲治氏は1949年、広島市内で被爆二世として生まれ、1970年代後半から雑誌、コマーシャルの分野をはじめ、国内外の有名アーティストの撮影などでキャリアを構築。1982年に雑誌『写楽』(小学館刊)の取材を通じて「広島平和記念資料館」で被爆資料を撮影したことをきっかけに、故郷・広島への思いを強くしていきます。
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(C)三浦憲治
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(C)三浦憲治
2014年より、広島と、そこに生きる人たちにレンズを向け続け、12年⽬を迎えるのを機に、これまで撮影した写真から108枚を厳選。写真集には、季節ごとに表情を変える広島の⾵景をはじめ、訪⽇外国⼈や広島の地でいきいきと日常を送る⼈々とともに、過去11年分の “8⽉6⽇の祈りの姿” が収められています。
また、故郷・広島を撮影するに⾄った経緯とその思いを語ったインタビューも掲載されています。

“三浦憲治の広島だから『ミウラヒロシマ』” 。そう名付けられた写真集には、広島の今と、暮らす人々の素の日常が見て取れ、一人ひとりの心のなかにそれぞれの「ヒロシマ」があることを教えてくれます。
写真集発売を記念した【「ミウラヒロシマ」写真展】を広島&東京で開催

今回、写真集出版を記念して、広島と東京で写真展が開催されます。広島で6カ所、東京では3カ所での写真展開催が予定されており、三浦氏が会場ごとにテーマを決めて写真をセレクト。会場ごとに展⽰を変え、さまざまな見せ方で写真集『ミウラヒロシマ』のメッセージを伝えていきます。
◇開催スケジュール
〇広島会場
本展会場/
・広島PARCO 4階特設会場:8月1日(金)~10月13日(月・祝)
サテライト会場/
・広島市平和記念公園レストハウス 2階ピアノカフェ:7月20日(日)~7月31日(木)
・おりづるタワー 12階おりづる広場(入館に入場料が必要):8月1日(金)~ 8月31日(日)
・広島アンデルセン 1階エレベーター付近:8月1日(金)~ 8月31日(日)
・八丁座 ロビー:8月1日(金)~ 8月31日(日)
・ジュンク堂書店広島駅前店 中央吹き抜け広場特設会場:8月1日(金)~ 8月31日(日)
〇東京会場
・ギャラリーAL(渋谷区恵比寿):7月28日(月)~8月10日(日)
・BEAMS JAPAN(新宿) 4階「TOKYO CULTUART by BEAMS」:7月31日(木)~8月11日(月)
・ギャラリー@btf(勝どき)8月14日(木)~9月6日(土)※毎週木、金、土曜日のみ開催
※会場ならびに会期について、事前に記事末の公式ウェブサイトよりご確認のうえ来場ください。

広島は今年の8月に【被爆から80年】を迎えます。今を生きるすべての人にとって「ヒロシマ」を考えるきっかけにもなりえる写真集『ミウラヒロシマ』は、2025年7月25日(金)に発売されます。

タイトルロゴ/仲條正義
アートディレクション/原耕⼀(TROUT)
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 松野実江子(Precious.jp)