東京駅至近にあるラグジュアリーホテル「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」。7Fにあるフレンチビストロ「メゾン マルノウチ(MAISON MARUNOUCHI)」では、昼は自然光にあふれた温かみのある雰囲気の中で洗練されたお食事を、夜は華やかな東京駅の夜景を眺めながらロマンチックなひとときを楽しむことができます。

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ディナータイムの「メゾン マルノウチ」

「メゾン マルノウチ」では、月曜日と金曜日のディナータイム限定で「ステーキナイト」と題し、豪快なステーキを中心としたコースメニューを提供しています。

現在は「ステーキナイト~夏季スペシャル4品コース~」を提供中。アミューズから始まる、夏らしい爽やかな味わいを楽しめる4品コースを堪能できます。

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「ステーキナイト~夏季スペシャル4品コース~」¥12,000(税・サービス料込み)

今回、Precious.jpライターが、こちらの「ステーキナイト~夏季スペシャル4品コース~」を実際に体験してきました。実食レポートを通して、詳細をご紹介します。

メゾン マルノウチ「ステーキナイト~夏季スペシャル4品コース~」

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シャンパンの乾杯から

夕陽が落ち、大きな窓から見える景色にぽつぽつと明かりが灯るディナータイム。「ステーキナイト」の始まりには、美しい泡の浮かぶシャンパンをいただきました。ゆったりとしたソファ席は、エレガントながらも親しみやすい雰囲気でお食事をいただくことができます。

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ガスパチョ

はじめにアミューズとしていただいたのは、トマトをベースとした冷製スープであるガスパチョ。さっぱりとしており、トマトの甘みを感じられるスープは、夏にぴったりのひと皿です。

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ムール マリニエール

2品目は「ムール マリニエール」。ムール貝を白ワインや香味野菜、バターなどで蒸し煮にした料理で、爽やかなレモンが効いています。添えられているのはガーリックの風味をまとったバゲットです。

フランスでは特に親しみのある魚介であるムール貝。時にはお鍋いっぱいのムール貝を食べることもあるのだとか。「ムール マリニエール」も家庭料理の定番のひとつとして親しまれているそうです。

そんな本場のムール貝料理を思わせる、山盛りの「ムール マリニエール」はとにかく絶品。クリーミーで大粒の国産ムール貝と、うま味が凝縮されたスープ、レモンの酸味が一体となり、思わず次から次へと手が伸びてしまうほど。添えられたガーリックトーストをスープに浸していただくのも◎。かなりボリュームのある料理に見えますが、あっという間に食べきってしまいました。

シャンパンとの相性も抜群。白ワインに合わせてもよさそうです。

主役のステーキが登場!

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北海道産牛 ステークフリット ペッパーコーンソース、オランデーズソース、カフェ・ド・パリバター(写真は2名分)

続いて、主役となるステーキが登場します。山盛りのポテトフライを添えた「北海道産牛 ステークフリット」で、ステーキはリブアイもしくはサーロインを選ぶことができます。今回はミディアムレアのサーロインをいただきました。

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ソースは3種類

ステーキに添えられているソースは、しっかりと胡椒を効かせた「ペッパーコーンソース」、バターと卵、レモンを使用したクリーミーな「オランデーズソース」、様々なスパイスやレモン、ハーブを合わせたほんのりスパイシーな「カフェ・ド・パリバター」の3種類です。

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30日間熟成させた北海道産牛のステーキ

分厚くカットされたステーキは、30日間熟成させた北海道産牛を使用したもの。ナイフがスッと通るほど柔らかく、きめが細かい肉質で、噛むほどに肉のうま味が広がります。

ソースはどれを掛け合わせても相性抜群。筆者の好みは、スパイシーなおいしさも楽しめる「カフェ・ド・パリバター」でした。

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赤ワインと一緒にいただきました

ステーキはおすすめの赤ワインと一緒にいただきました。スタッフの方にお伺いすれば、おすすめのペアリングなどを教えていただけるので安心です。付け合わせのレタスもシャキシャキとした食感が抜群で、ジューシーなお肉と好相性です。

たっぷりのポテトフライをいただきながら、話に花を咲かせるひとときに大満足。お食事のおいしさはもちろんのこと、居心地のよさや行き届いたサービスに、つい時間を忘れて楽しむことができました。

デザートも絶品

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マイヤーレモン メレンゲパイ

デザートには、「マイヤーレモン メレンゲパイ」をいただきます。オレンジとレモンの交雑により生まれたマイヤーレモンを使ったお菓子で、レモンの酸味だけでなく、柑橘系の甘みも楽しめるひと品です。

サクサクとしたパイには甘酸っぱいレモンクリームとたっぷりのメレンゲをのせて。メレンゲのまろやかでふわっとした口どけが、レモンクリームとの相性抜群です。ボリュームがあるように見えますが、爽やかなレモンと軽やかなメレンゲの組み合わせは、重たくなく最後までおいしく食べ切ることができました。

一緒にいただくお飲み物として、コーヒーまたは紅茶を選べます。お好きなお飲み物で、お食事の余韻を楽しんでみてくださいね。

アラカルトメニューや「バー&シャンパンラウンジ」でのカクテルも

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平目のムニエル 桜海老 焦がしバター

「メゾン マルノウチ」のディナータイムには、アラカルトメニューも楽しむことができます。もちろん「ステーキナイト」のコースに追加しての注文も可能です。今回は、夏におすすめのアラカルトメニューも教えていただきました。

「舌平目のムニエル 桜海老 焦がしバター」は、バターソテーしたプリプリの平目とクリスピーな桜エビの絶妙な組み合わせを楽しめるひと皿です。濃厚で香り高いブラウンソースバターとともにいただきます。

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バジルアニョロッティ ストラチャテッラ トマトブールブランソース

「バジルアニョロッティ ストラチャテッラ トマトブールブランソース」は、自家製のアニョロッティをいただく夏らしいひと皿。アニョロッティとは、ラビオリにも似たイタリアの詰め物パスタの一種です。トマト、バジルという夏の定番食材をフレッシュなストラチャテッラチーズとご一緒にお楽しみあれ。

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 「バー&シャンパンラウンジ」でいただける夏のカクテル3種

また、隣接する「バー&シャンパンラウンジ」では、2025年9月30日(火)まで夏限定のカクテルも提供されています。

巨峰を贅沢に使用したプレミアムリキュール「クレーム・ド・キョホウ」をベースとした、ぶどう本来の風味を最大限に楽しめるカクテル「ミッドナイトキョホウ」、シャンパンをベースとしたマスカットの甘みを楽しめる「マスカットロワイヤル」、マルガリータにグレープ風味をプラスした「グレープゴブレット」の3種類がおすすめ。

「ステーキナイト」を楽しんだあとは、ぜひ「バー&シャンパンラウンジ」で、夏らしいぶどうを使った爽やかなお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。


「ステーキナイト~夏季スペシャル4品コース~」は、魚介と肉の両方のお料理に加え、しっかりとしたデザートまでいただけて、お腹を十分に満たすにはちょうどいい分量だったこともあり、かなり満足度が高い内容でした。金曜日の夜にいただく「ステーキナイト」は、1週間頑張った自分へのご褒美として最高です。

月曜日と金曜日のディナー限定の「ステーキナイト」。現在のところ、2025年10月末までは提供が予定されています。最新情報は公式HPよりご確認ください。

大切な方とのお食事や、親しい友人との語らいに、ぜひ「メゾン マルノウチ」でのお食事をお楽しみください。

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この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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EDIT :
小林麻美