この秋、端正なヒールパンプスが戻ってきました。ほっそりと華奢なヒールがエレガンスの原点回帰へと誘い、履くだけで胸が高鳴り、背筋が伸びるような心意気を取り戻すのです。流行を超えて靴ブランドが極め続ける「ヒール」の美学に酔いしれたい。

雑誌『Precious』9月号では【「ヒール」に宿る、美しきエレガンス】と題して、アイコニックなスティレットからローヒールまで、羨望の立ち姿を演出する一足をご紹介しました。

本記事では、その中から「マノロ ブラニク」「ロジェ ヴィヴィエ」「ロド」「フェラガモ」のパンプスをご紹介します。

繊細さはそのままに毎日履ける!身も心も軽やかな美人顔のミドルヒールをマイベーシックに!

フラットシューズに慣れた足にも心地よくなじみ、華奢なヒールの繊細な美しさも備えているのが、6cm未満のミドルヒールパンプス。実はフラットより多少高さのあるほうが土踏まずのアーチがフィットして、疲れにくいともいわれています。

4〜5.5cmまでのミドルヒールのなかでも、シャープなシルエットでほっそりエレガントなパンプスを選んで、日々の美しい定番に。

■1:Manolo Blahnik(マノロ ブラニク)|heel 5cm

パンプス_1
靴『メイセールパンプ』¥141,900[ヒール:5cm](ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)

スクエアバックルに「キトゥンヒール」という華のあるディテールを効かせて。

■2:Roger Vivier(ロジェ ヴィヴィエ)|heel 4.5cm

パンプス_2
靴『ヴィヴ イン ザ シティ』¥152,900[ヒール:4.5cm](ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)

バックルとトリミングに、パーフォレーションを施したクラシックモダンな佇まい。

■3:Rodo(ロド)|heel 5.5cm

パンプス_3
靴『マデリン』¥116,600[ヒール:5.5cm](メゾン・ディセット〈ロド〉)

官能的なフォルムが美しいスリングバックは、べっ甲のような色合いもシック。

■4:Ferragamo(フェラガモ)|heel 4cm

パンプス_4
靴 ¥132,000[ヒール:4cm](フェラガモ)

1950年代からの象徴的なリボンモチーフをアッパーにすっきりとあしらった優雅なスリングバック。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

関連記事

PHOTO :
池田 敦(CASK)
STYLIST :
三好 彩
EDIT&WRITING :
藤田由美、喜多容子(Precious)