この秋、端正なヒールパンプスが戻ってきました。ほっそりと華奢なヒールがエレガンスの原点回帰へと誘い、履くだけで胸が高鳴り、背筋が伸びるような心意気を取り戻すのです。流行を超えて靴ブランドが極め続ける「ヒール」の美学に酔いしれたい。

雑誌『Precious』9月号では【「ヒール」に宿る、美しきエレガンス】と題して、アイコニックなスティレットからローヒールまで、羨望の立ち姿を演出する一足をご紹介しました。

本記事では、その中から「マノロ ブラニク」「セルジオ ロッシ」のパンプスをご紹介します。

足元からモード感が香り立つ!遊び心のあるユニークなヒールでスタイルを刷新!

ハイヒールのデザインは、横からも、後ろからも、思いのほか目を引くもの。靴へのこだわりは洗練の証だから、シンプルな装いにも個性的なヒールのパンプスを合わせるだけで、“さりげないけれど、おしゃれな人”と思わせるだけの効果があります。

アッパーとのバランスから生まれる存在感のあるフォルムの一足で靴から始まる着こなしを楽しみたい!

パンプス_1
靴 上から/『シシガンビス』¥194,700[ヒール:10.5cm](ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、『ビーク』¥135,300[ヒール:8.5cm](セルジオ ロッシ)

Manolo Blahnik|フレアブロックヒール

往年のオートクチュールのテーラリングを思わせる、モノトーンのボタンモチーフが洗練されたブーティパンプス。微かなフレアシルエットの「ブロックヒール」で、存在感のある足元に。

Sergio Rossi|コーンヒール

軽やかなオープントウに対して、包み込むようなアッパーとグラマラスな「コーンヒール」で、一気にスタイリッシュな装いに。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
池田 敦(CASK)
STYLIST :
三好 彩
EDIT&WRITING :
藤田由美、喜多容子(Precious)