クラシカルな印象もあるスリングバックシューズは、かかとの軽やかさで端境期コーデの心強い味方。バッグと合わせて白を選び、気品漂う装いを披露していたファッション賢者のスナップをご紹介します。

■1:アマル・クルーニーは…バターイエローと優美なコントラストを描いて

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夫の俳優、ジョージ・クルーニーと。

2025年8月26日、第82回ベネチア国際映画祭に先立ち、ベネチアに到着した人権派弁護士アマル・クルーニー。「バルマン」のミディドレスに白のスリングバックとミニホーボーバッグを合わせています。柔らかなトーンながらホルターネック、両サイドの大きなポケット、そして太めのゴールドバックル…と強めなディテールがあしらわれた個性的なドレスを、白の上品な足元が柔らかくまとめて。バッグのゴールドパーツが効いて、極上のエレガンスを漂わせています。

■2:ギリ・ビーガンは…エッジーなメタリックにまろやかさをプラス

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手に持っているのは黒いタッセルの付いた扇子。

2025年7月8日、パリファッションウィークにてフィレンツェ在住で雑誌『JOYS』の編集長、ギリ・ビーガンをキャッチ。ケープが付いたシルバーなマキシドレスに白のスリングバックとホーボーバッグを合わせています。視線を奪う煌めくカラーに白小物が柔らかさを添えて。比較的あらゆる色味に合わせやすいメタリック系ですが、白ならクールさも保持しつつ、黒ほどシャープ過ぎず、程よくメリハリを効かせることができます。

■3:パリコレのゲストは…最愛グレージュのセットアップを軽やかに格上げ

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トップハンドルバッグをクラッチ風に持ってこなれたムードに。

2025年3月8日、パリファッションウィークで撮影されたゲストのルックです。ライトグレーのシャツとゆったりとしたパンツのセットに、白のスリングバックとトップハンドルバッグの組み合わせ。セットアップのカットアウト柄と、シューズのメッシュ素材が風通しのいい、涼感を漂わせて。柔らかなグレージュと白の気品漂う配色に、スリングバックの優美さがリラクシーなパジャマスタイルをドレスアップしています。


今回は白のスリングバックシューズをテーマに最新スタイルご覧いただきました。上品フェミニンな佇まいが夏の気軽でリラクシーな装いに慣れた目に新鮮に映ります。まだ暑い日もあるこの時季、軽やかな白を選んでぜひエレガントな足元をお楽しみください。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子