【1】ヒール靴(パンプス、ミュール)


履くだけでスタイルアップを叶えてくれる、「パンプス」に代表されるヒール付きの靴。一見難しい「ロング丈」ワンピも、ヒールのある靴ならバランスよく決まり、ともすると子供っぽく見える「膝丈」ワンピも、大人らしさを格上げしてくれます。春夏はパンプスを、「ミュール」や「ヒールサンダル」に履き替えて。マンネリ回避とともに、涼感を演出してくれます。

×「ミディ丈」「膝丈」のワンピース

女らしいワンピースと合わせてフェミニン濃度をアップ!

ジャケット(三喜商事〈ストラネス〉)、ノースリーブのワンピース(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、ピアス・バングル(フレッド)、バッグ(マルベリージャパン〈マルベリー〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2018年
ジャケット(三喜商事〈ストラネス〉)、ノースリーブのワンピース(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、ピアス・バングル(フレッド)、バッグ(マルベリージャパン〈マルベリー〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

プレゼンのときは、洋服の印象よりも内容で印象を残したいから、地味色を選ぶのがエグゼクティブの流儀。清潔感のあるネイビーのジャケットは、黒いブレードのトリミングをあしらった控えめな装飾も好感度大。足元のみ艷あるパンプスを投入して、品のよい華やかさを表現したい。

鮮やかなコントラスト配色でキレのいい女力を感じさせて

カーディガン(トラデュイール)、ワンピース(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(アマン〈エレメ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
カーディガン(トラデュイール)、ワンピース(アクリスジャパン〈アクリス〉)、バッグ(アマン〈エレメ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

王道のエレガンスが香る黒のワンピースに肩がけして、こなれ感を演出。ライトベージュのショルダーバッグで抜け感を演出するのが、軽やかに見せる決め手です。トラデュイールのカーディガンは、肩がけしたときにも美しく見えるつくりに注目。ラグランスリーブは肩に自然に収まり、短めのそで丈のおかげで、ルーズに見えないなど、細部にまで気が配られています。

きれい色のミニ丈カーディガンとバッグで華やぎ感もアップ

コットンカーディガン・ワンピース(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ピアス・ブレスレット(ウノアエレジャパン〈ワンエーアールバイウノアエレ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年
コットンカーディガン・ワンピース(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ピアス・ブレスレット(ウノアエレジャパン〈ワンエーアールバイウノアエレ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年

ハッとさせるような迫力があるイエローのミニ丈カーディガン。知的なワンピースを、フレッシュに印象づけて。

×「ロング丈」「マキシ丈」のワンピース

優雅に躍動するロング丈レイヤードは幅広ベルトをONすることで、脱・膨張!

ワンピース(ADORE)、ベルト(wb)、カーディガン(MOGA)、ウノアエレシルバーコレクションのピアス・ワンエーアールバイウノアエレのブレスレット(ウノアエレ ジャパン)、バッグ(モワナ伊勢丹新宿ブティック)、靴(クリスチャンルブタン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2020年
ワンピース(ADORE)、ベルト(wb)、カーディガン(MOGA)、ウノアエレシルバーコレクションのピアス・ワンエーアールバイウノアエレのブレスレット(ウノアエレ ジャパン)、バッグ(モワナ伊勢丹新宿ブティック)、靴(クリスチャンルブタン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2020年

プリントワンピースにインパクトベルトを合わせて、スタイルアップを実現したコーディネート。ロングワンピースとロングカーディガンの迫力レイヤード。幅広の黒ベルトで引き締めて、大人のオフィスシーンにふさわしい、リラックスしたかっこよさを演出します。ワンピースから足元へ目線を誘う、黒のインパクトヒールサンダルで、すっきり感を加速!

×「フレア」のワンピース

ベージュ小物を差し色に彩度をプラスし軽やかに抜け感を演出

ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ネックレス・チャーム・チェーンネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(TASAKI〈TASAKI por RELIQUIAE〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2018年
ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ネックレス・チャーム・チェーンネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(TASAKI〈TASAKI por RELIQUIAE〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2018年

ピンクゴールドのネックレスで華やぎを、ベージュの靴とバッグで地味にならないよう、明るく軽快に。

繊細なニュアンスカラーにダークブラウンを効かせて穏やかにスタイルアップ

ワンピース(ジュン アシダ〈TAEASHIDA〉)、ベルト(ebure)、ピアス・ネックレス(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年
ワンピース(ジュン アシダ〈TAEASHIDA〉)、ベルト(ebure)、ピアス・ネックレス(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年

ハリのあるボンディング素材の、ロング丈フィット&フレアシルエットのワンピース。胸元のジップが目線を上に集めてスタイルアップしつつ、スポーティ・モードな印象に導いているのが魅力です。繊細な色合いを生かして合わせる小物は黒ではなくダークブラウンを選択。コントラストが穏やかだから、パイソンのショルダーバッグで遊んでも上品さをキープできます。

×「シャツワンピ」

ワンピース・ベルト(ブラミンク)、サングラス(サンライズエージェント〈ティエリー ラスリー〉)、ファリスのピアス・アンコモンマターズのバングル(エストネーション)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、ジャケット( ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ワンピース・ベルト(ブラミンク)、サングラス(サンライズエージェント〈ティエリー ラスリー〉)、ファリスのピアス・アンコモンマターズのバングル(エストネーション)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、ジャケット( ウールン商会〈ペセリコ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

シルクのとろみ感を生かし、ていねいなプリーツを施したシャツワンピースは、清潔感と優美な印象を併せもつ優秀な一着。ブラウンのジャケットを重ねたら、仕上げに奥行きのあるオリーブ色の小物をちりばめて、ハンサムな着こなしに。

ワンピース・ピアス・ベルト・バッグ・靴( フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ワンピース・ピアス・ベルト・バッグ・靴( フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

ストレッチのきいたコットン素材を用いた、バンドカラーのシャツワンピースは端正な面持ちが魅力。比翼仕立てのシンプルなデザインだからこそ、色で変化を楽しみたいもの。深みのあるアースカラーが、こなれ感をもたらします。ゴールドの「ガンチーニ」バックルを施したベルトで、品格のある着こなしを目指して。アースカラーでまとめた着こなしは、くすんだ印象にならないよう、オレンジ色のシルクツイルを巻き付けたフープピアスで顔周りを明るく。

【2】フラットシューズ


ヒール付きよりリラックス感がある「フラットシューズ」は、コーデを程よくカジュアルダウンさせる効果があり、たとえば甘い「フレア」のワンピに合わせると、頑張りすぎない、大人の余裕を演出できます。

×「ミディ丈」「膝丈」のワンピース

ワンピース/ラウンドネックにデザイン変更(マックスマーラジャパン〈マックスマーラ〉)、カーディガン( クルチアーニ)、サングラス(アイヴァン PR)、バングル(ホアキン・べラオ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ワンピース/ラウンドネックにデザイン変更(マックスマーラジャパン〈マックスマーラ〉)、カーディガン( クルチアーニ)、サングラス(アイヴァン PR)、バングル(ホアキン・べラオ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

タイムレスな魅力を宿すブラックワンピースは、大人の女性の美しさや自信を引き立てる名品。フォーマルな雰囲気をもちながら、伸縮性のある素材でアクティブな現代のライフシーンを支えてくれます。リネンカーディガンはクリアな白を選べば、都会に映える夏のモノトーンルックが完成します。さらにかごバッグで、涼やかさも演出して。

×「フレア」のワンピース

王道の品格シルエットをかごバッグやフラット靴でモードにカジュアルダウン

ワンピース(マディソンブルー)、ピアス(showroom SESSION〈モダン ウィーヴィング〉)、ストール(チェルキ〈ピノロッソ〉)、バッグ(マッチズファッション〈スパローズ ウィーヴ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年
ワンピース(マディソンブルー)、ピアス(showroom SESSION〈モダン ウィーヴィング〉)、ストール(チェルキ〈ピノロッソ〉)、バッグ(マッチズファッション〈スパローズ ウィーヴ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年

やわらかな着心地がうれしいポンチ素材のフィット&フレアの黒ワンピース。一枚でスタイルに自信がもてる完成度に加えて、肌見せを抑えた半そでが活躍度の決め手。長く愛用できる一着だからこそ小物は旬を意識して。かごバッグやフラット靴でカジュアルダウンするのが断然、今の気分です!

シックなトーンonトーンを、遊び心のある小物で印象的に

ジャケット(トヨダトレーディング プレスルーム〈チルコロ 1901〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンドコー〉)、ブローチ( TASAK〈I TASAKI〉)、バッグ(セラピアン 阪急うめだ本店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ジャケット(トヨダトレーディング プレスルーム〈チルコロ 1901〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンドコー〉)、ブローチ( TASAK〈I TASAKI〉)、バッグ(セラピアン 阪急うめだ本店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

優美なシルク素材のワンピースに同色のネイビージャケットを重ねれば、優雅な知的スタイルの完成。アクセントカラーが配されたバッグやドット柄ストール、パール付きフラットシューズで軽やかな遊び心を添えて。

颯爽としたエレガンスを意識したフラットパンプスで、甘さ控えめに軽やかに!

靴(セルジオ ロッシ)、ジャケット(トレメッツォ〈タリアトーレ〉)、ワンピース(ウィム ガゼット 青山店〈ゲミニー〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、ネックレス・バングル(アマン〈アンセム フォー ザ センセズ〉)、バッグ(トリー バーチ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
靴(セルジオ ロッシ)、ジャケット(トレメッツォ〈タリアトーレ〉)、ワンピース(ウィム ガゼット 青山店〈ゲミニー〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、ネックレス・バングル(アマン〈アンセム フォー ザ センセズ〉)、バッグ(トリー バーチ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

ゴールドボタンがリッチなチョコレートブラウンのカシミアジャケットとジョーゼット素材の長そでプリントワンピースは、クラシカルな女らしさが魅力。そこに、ゴールドのメタルパーツが印象的なフラットパンプスを投入すれば、オフィスでも好印象なはつらつとしたエレガンスが香ります。

【3】スニーカー


ちょっと難しいイメージのある「ロング丈」のワンピですが、ボリューム感のある「スニーカー」を足元に合わせれば、全体がバランスよく決まります。また「フレア」のワンピや「シャツワンピ」も、スニーカーと好相性。スポーティーな表情で、コーデに程よい抜け感を与えられます。

×「ロング丈」「マキシ丈」のワンピース

気軽なのに動くたびオーラを放つ最旬のマキシワンピース

ワンピース(フクリエ〈キーコ〉)ネックレス(MOGA)、ストール(ebure)、バッグ(レキップ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
ワンピース¥135,000(ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)ブレスレット上から/¥22,000・¥21,000・¥32,000(チャン ルー ジャパン ショールーム)、バッグ¥45 ,000(edit & co〈. エディット アンドコー〉)、スニーカー¥18,000(シードコーポレーション〈ヴェジャ〉)

表地はシルクウール、裏地はシルクのワンピースは、素肌が喜ぶようななめらかな風合い。たっぷりとした分量感に加え、自然な光沢がさらに今に最適な一着です。足元にはスポーティな白スニーカー、夏素材のバッグも白系で合わせて軽やかさをプラスして。

リラックス感のあるジャージーワンピースに、白小物をちりばめてリッチに

ニット(オルドス ファッション ジャパン)、スカート(トラデュイール)、帽子(wb)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、ペンダント(ホアキン・ベラオ)、バッグ(ロエベ ジャパン)、靴 ,000(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
ワンピース¥49,000(edit& co〈. アデル クチュリエ〉)、ネックレス[ 2 連の白]¥40,000・[ 3連のブラウン]¥55,000(yoshieinaba)、J&M デヴィッドソンのバッグ¥132,000・NOVESTAのスニーカー¥30,000(ドゥロワー 六本木店)

ノーストレスなジャージー素材のワンピースは、ともするとホームウエア風にも見えがち。だからこそ、小物使いが重要! 潔い白をバッグに、靴に…と重ねることで、清潔感のあるラグジュアリームードが高まります。足元には白スニーカーを合わせることで、アクティブな今の気分もプラスした仕上がりに。

上品カジュアルが楽しめる白のワンピースをスニーカーで軽快に仕上げて

カーディガン(スリードッツ青山店)、ベアトップワンピースにしたスカート(クルーズ〈ELIN〉)、ペンダント・ネックレス(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、スニーカー(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
カーディガン(スリードッツ青山店)、ベアトップワンピースにしたスカート(クルーズ〈ELIN〉)、ペンダント・ネックレス(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、スニーカー(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

白のワンピースを主役に、空調対策にもなる薄手のカーディガンをはおった、リゾートでのリラックススタイル。バッグやネックレスで艶を加えつつ、スニーカーでリラックス。ベアトップのワンピースは、4方向に伸縮する特殊な生地を使用しているため、抜群のフィット感で着心地も良好。

ジャケット(ヤコブ コーエン GINZA SIX)、ワンピース(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ・ストラップ・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/崇髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2019年
ジャケット(ヤコブ コーエン GINZA SIX)、ワンピース(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ・ストラップ・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/崇髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

リラックス感もモード感も同時にかなえたい、そんなシチュエーションには、ライダースのかっこよさとマキシワンピースのしなやかさを組み合わせた、上級スタイルで。あえて色を抑えた、辛口の大人っぽさが狙いです。

×「フレア」のワンピース

異なるテイストを組み合わせることで、着こなしに奥行きがもたせて

靴『SEA』(DES PRES〈クレジュリー〉)、ワンピース(ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)、ピアス・ネックレス・ブレスレット・リング(TASAKI)、バッグ(マルティニーク ルコント ルミネ有楽町店〈アニタビラルディ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年
靴『SEA』(DES PRES〈クレジュリー〉)、ワンピース(ドゥロワー 六本木店〈ドゥロワー〉)、ピアス・ネックレス・ブレスレット・リング(TASAKI)、バッグ(マルティニーク ルコント ルミネ有楽町店〈アニタビラルディ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年

パフスリーブのAラインワンピースに、スニーカーで加えたスポーティな味付けが、今の気分を感じさせるコーディネートです。1981年にパリで誕生した靴ブランドが手がけるスニーカーの、スタイリッシュなデザインに注目。ソールのサイドからのぞく、アクアブルーが爽やかなムードを漂わせます。

×「シャツワンピ」

「白スニーカー」でクラス感のある夏の装いに

靴『9838』(ハイブリッジ インターナショナル〈エーエムビー〉)、ワンピース(キートン)、サングラス(アイヴァンPR)、バングル(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年
靴『9838』(ハイブリッジ インターナショナル〈エーエムビー〉)、ワンピース(キートン)、サングラス(アイヴァンPR)、バングル(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年

モカブラウンのシャツワンピースで品よく、優雅に。いつもならサンダルを合わせる着こなしに、「白スニーカー」を投入することで、新たなエレガンスを堪能できます。ほっそりとしたノーズのスニーカーは、きちんとした装いに合わせやすく重宝するアイテムです。

小物使いのトリコロールマジックで知性の香るネイビーワンピースを若々しく

ワンピース(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、帽子(SANYO SHOKAI〈マッキントッシュ ロンドン×ジェームス ロック〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ベルト・バッグ(J&Mデヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(ヒラオ インク〈ロベール クレジュリー〉) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年
ワンピース(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、帽子(SANYO SHOKAI〈マッキントッシュ ロンドン×ジェームス ロック〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ベルト・バッグ(J&Mデヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(ヒラオ インク〈ロベール クレジュリー〉) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年

ネイビーのシャツワンピースは、出番の多くなるアイテム。明るいコントラストを描く、イエローのトートバッグで、目にも鮮やかな配色に。そこに、白いレースアップ靴を合わせ、抜け感を加えて。

【4】ローファー


トラッドな雰囲気の「ローファー」は、リラックスしたワンピスタイルを、端正な表情に仕上げてくれます。

×「フレア」のワンピース

ワンピース( ストラスブルゴ)、ピアス(ドレスアンレーヴ〈253ビジュー〉)、ベルト(エリオポール代官山〈メゾン ボワネ〉)、傘(トラディショナルウェザーウェア 二子玉川ライズ店)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(トッズ・ジャパン〈トッズ〉)、ジャケット( マディソンブルー) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ワンピース( ストラスブルゴ)、ピアス(ドレスアンレーヴ〈253ビジュー〉)、ベルト(エリオポール代官山〈メゾン ボワネ〉)、傘(トラディショナルウェザーウェア 二子玉川ライズ店)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(トッズ・ジャパン〈トッズ〉)、ジャケット( マディソンブルー) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

シャリッとしたシルクタフタ素材のワンピースは、深みのあるネイビーが知性を香らせるポイント。比翼仕立てのバンドカラーで、きちんと感もありシーンを選ばず活躍する頼りになる一枚です。インパクトのあるレザーベルトやローファーをポイントに、ほんのりトラッドテイストで仕上げて。

ワンピースの流麗な表情で、上品配色をいきいきと優雅に

ジャケット(アマン〈カバナ〉)、時計(IWC SCHAFFHAUSEN)、イヤリング(エストネーション〈アクセンチュエイト〉)、ベルト(アマン〈アトリエ アンボワーズ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ブラミンク〈ジェイエムウエストン〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ジャケット(アマン〈カバナ〉)、時計(IWC SCHAFFHAUSEN)、イヤリング(エストネーション〈アクセンチュエイト〉)、ベルト(アマン〈アトリエ アンボワーズ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ブラミンク〈ジェイエムウエストン〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

胸元のギャザーが顔周りを華やがせる、シルク素材のネイビーワンピース。キャメルジャケットとの上品配色を、モードな迫力を醸すバランスで今らしい装いに。ジャケットにベルトを配せば、スタイルアップも実現できます。

【5】サンダル


大人っぽい「マキシ丈」ワンピに「サンダル」を合わせれば、夏のこなれた休日コーデが完成します。

×「ロング丈」「マキシ丈」のワンピース

ボリュームシルエットを生かしつつ明るい差し色で黒のシックさを強調

ワンピース(ebure)、ネックレス(チェルキ〈ラクア〉)、ブレスレット(ミスイ 伊勢丹新宿〈ミスイ〉)、バッグ・靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ワンピース(ebure)、ネックレス(チェルキ〈ラクア〉)、ブレスレット(ミスイ 伊勢丹新宿〈ミスイ〉)、バッグ・靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

上品に透けるシルク混素材で仕立てた、ふんわりと優雅に広がる黒のロングワンピースでつくる、シャープに引き締まった「黒」の着こなし。愛らしいフリンジがあしらわれたピンクのチェーンバッグを差したら、ほかの小物はすべてモノトーンに統一するのがポイントです。フラットのジュエルトングでセンスのよい外しを加えると、より今っぽさを感じさせるコーディネートに。

ロングワンピース(レリタージュ マルティニーク) サングラス(アイヴァン PR)、ネックレス・ピアス・ブレスレット・リング(TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、サンダル(アマン〈マウロ・デ・バーリ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ロングワンピース(レリタージュ マルティニーク) サングラス(アイヴァン PR)、ネックレス・ピアス・ブレスレット・リング(TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉)、サンダル(アマン〈マウロ・デ・バーリ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

Aラインのワンピースは、ロングの丈感が今のバランス。トップ部分はコンパクト、すそに向かって広がるボリュームあるフォルムは、着心地が楽なうえ、女性らしく優美な印象や華やかな存在感を放ちます。シルエットの美しさが際立つクラシカルなワンピースには、大ぶりサングラスやパールネックレス、かっちりとしたフォルムのバッグを添えて。全体をドライなベージュ〜ブラウンでまとめつつ、胸元と足元に小物で白を差すことで、夏らしい爽やかさを演出できます。

ワンピース(TOMORROWLAND〈SAYAKA DAIVIS〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ネックレス(日本橋三越本店 本館3階ミグジュアリー〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ( チェルキ〈ピヌム パサウレ〉)、靴( ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、ジャケット( マディソンブルー) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ワンピース(TOMORROWLAND〈SAYAKA DAIVIS〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ネックレス(日本橋三越本店 本館3階ミグジュアリー〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ( チェルキ〈ピヌム パサウレ〉)、靴( ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、ジャケット( マディソンブルー) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

穏やかな休日を楽しむ日には、マキシ丈のワンピースでおしゃれと快適さを両立させて。ダブルストラップから肌がのぞき、軽やかな印象をもたらすデザインです。リネンのジャケットやかごバッグの天然素材が奏でる豊かな風合いで、心地いいおしゃれを楽しめます。

【6】ショートブーツ


無難なパンプスを、秋冬は「ショートブーツ」にチェンジして。足元の防寒を叶えつつ、野暮ったくなりがちなジャケット、コートスタイルに、程よくモードなエッセンスをプラスしてくれます。

×「ミディ丈」「膝丈」のワンピース

ネイビー×黒のシックな顔立ちに女らしさが香り立つ

ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ジャケット(yoshie inaba)、サイモン アルカンタラのピアス(ストラスブルゴ)、ベルト(エリオポール銀座〈メゾン ボワネ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパンカスタマーサービス〈ポメラート〉)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小池紀行(パイルドライバー)  BY:『Precious11月号』小学館、2017年
ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ジャケット(yoshie inaba)、サイモン アルカンタラのピアス(ストラスブルゴ)、ベルト(エリオポール銀座〈メゾン ボワネ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパンカスタマーサービス〈ポメラート〉)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小池紀行(パイルドライバー)  BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のワンピースはしなやかな落ち感がエレガント。ウエスト部分はゴムになっているので、着心地も抜群。

ノーカラーのレザージャケットをはおって、やや辛口に仕上げたスタイル。細ベルトの金具がアクセントに。

ファーとスカーフの重ね技で一気におしゃれ上級者

コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ファースヌード(ウールン商会〈ペセリコ〉)、スカーフ(スローン)、ワンピース(ウールン商会〈ブルマリン〉)、グローブ(ebure〈ガーラグローブ〉)、バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、靴(ジョルジ 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ファースヌード(ウールン商会〈ペセリコ〉)、スカーフ(スローン)、ワンピース(ウールン商会〈ブルマリン〉)、グローブ(ebure〈ガーラグローブ〉)、バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、靴(ジョルジ 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

顔周りのリッチなテクスチャーは、大人の女性の表情を美しく際立たせてくれるもの。ファーとスカーフをミックスしたダブルツイスト巻きでボリュームを出したら、その代わり、全身のシルエットはコート×タイトワンピースですっきりと。ブルーの大きめレザーバッグを指し色に。

【7】ロングブーツ


パンプスを合わせがちな「ミディ丈」ワンピに、秋冬は「ロングブーツ」をコーディネート。スタイルアップの効果が期待できるとともに、この季節ならではのクラシカルな表情を楽しめます。

×「ミディ丈」「膝丈」のワンピース

シックなワントーンを、ビッグトートとブーツでカジュアル・モードに

バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェヴィヴィエ〉)、靴(ドゥロワー 六本木店〈フラテッリジャコメッティ〉)、ジャケット(ebure)、ワンピース(ウィム ガゼット 青山店〈ウィム ガゼット〉)、ネックレス(ドレスアンレーヴ〈トゥイフェ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェヴィヴィエ〉)、靴(ドゥロワー 六本木店〈フラテッリジャコメッティ〉)、ジャケット(ebure)、ワンピース(ウィム ガゼット 青山店〈ウィム ガゼット〉)、ネックレス(ドレスアンレーヴ〈トゥイフェ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

ジャケットもワンピースもネイビーで統一した、オフィスベーシックらしい端麗スタイル。それを旬の遊び心を感じさせる小物で外すのが、おしゃれ上手なセンスの見せどころ。デニム×レザーのビッグトートと、流行のロングブーツで旬のバランスを演出。モードなカジュアル感で遠目にも印象的な着こなしに導いて。

カーディガン感覚で女性らしさを極めたい

ジャケット(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ワンピース(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ベルト(MOGA)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(コール ハーン ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ワンピース(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ベルト(MOGA)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(コール ハーン ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

主役はイタリア発のボックス風シルエットのジャケット。小さめのラペルは着る人を選ばない。ミディ丈のワンピースとのマッチングは、クラシカルなロングブーツで、ニュートラ風に決めるのがポイント。さらっとはおった黒に近いネイビーのジャケットが、大胆なプリントを引き締めて、マチュアな知性を感じさせる。

トーン違いのグレーをバランスよく重ねて理想の洗練キャリアに

ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、コート(コロネット〈エアロン〉)、ネックレス・チャーム(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2018年
ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、コート(コロネット〈エアロン〉)、ネックレス・チャーム(アルテミス・ジョイエリ)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2018年

ライトグレーのコートをはおり、グレージュのロングブーツでまとめて颯爽と。統一された色合わせが知性あるムードに。

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