今季のコレクションでは、数々のブランドがグレーを主役にしたルックを発表。今シーズンを象徴する色として注目を集めました。
グレーは控えめな色だからこそ、合わせる色しだいで表情が変わる無限の可能性を秘めて。
今期のトレンド傾向からひも解き、雑誌『Precious』10月号では【洗練へと導く！「グレー配色」の最旬アプローチ】と題し、印象をアップデートする「グレー配色」をお届け。
今回は、“印象のアップデートを叶える「グレー配色」の着こなしLesson”として、「グレーワントーン」のコーディネートをご紹介します。
【グレーワントーン】軽快な色使いを意識してすっきりとした装いに
グレーの濃淡を丁寧に重ねた配色は、素材のコントラストを際立たせるため、豊かな表情が生まれます。引き算の美学を体現するような配色で、凛としたオーラをまとって。
ジャケット￥722,700・タンクトップ￥101,200・ニット￥577,500・パンツ￥341,000・バッグ￥451,000・靴￥181,500（ブルネロ クチネリ ジャパン）、時計￥1,848,000（ソーウインド ジャパン〈ジラール・ペルゴ〉）、ブレスレット／上から￥1,650,000・￥1,320,000・￥1,265,000（内原ホールディングス〈クリヴェリ〉）
上質なバージンウール素材を丁寧に仕立てたスーツは、イタリア・サルトリアの技術がかいま見られる、ノーブルな一着。白のタンクトップをインに効かせたり、ニットを肩掛けすることで、端正なグレーにこなれ感をもたらして。
〈配色と着こなしのコツは？〉
●異素材MIXで立体的に
柔らかなフルイドツイル素材のジャケットとハイゲージのニットを重ねて。ニットの袖からのぞくグレースパンコールでひそかな華やぎを
●ソリッドな輝きをオン
イタリア・ヴァレンツァ発のブレスレットでキレ味を。ブラックロジウムコーティングを施したアームや、ブラックダイヤモンドで辛口に。
●軽やかな白小物が鍵
ふっくらとしたシェイプのバッグや「モニーレ」装飾が煌めくスニーカーを合わせて抜け感を。淡色をトッピングすることで軽快に。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO ：
- 渡辺修身
- STYLIST ：
- 大西真理子
- EDIT&WRITING ：
- 川口夏希、奥山碧子・遠藤智子（Precious）
