大好評だった「高級焼肉の名店」5選に続き、今回は『肉バカ。』の著者・小池克臣さんに、高級牛肉を扱う精肉店を取材しました。年間200食以上牛肉を食べ続け、おいしい和牛を極めた小池さんが、「ここは名店」と太鼓判を押す精肉店をご紹介します。ぜひお取り寄せして、家族との団らんや友人とのバーベキュー、ホームパーティで、特別な和牛をいただきながら楽しくおいしい時間を過ごしてみては?

おいしい和牛を買うならこちら!高級牛肉の名店を3つ厳選

■1:銀座 吉澤

老舗中の老舗、と「肉バカ」も大絶賛する関東一の名店

芝浦市場にある吉澤畜産という仲卸しが母体になって、銀座にすきやき店とその隣に精肉店を構えています。「私が知る限り、関東でいちばんいい肉はこちらにある、と断言できます。松阪牛を中心に、最近こだわりとして田村牛もよく見かけます。今日出しているのはこの方の牛です、という生産者まですべてわかるんです。個体識別番号までわかっても、名前まで出しているところはまずありません。さまざまな経験によって培われた目利きにより、全国の銘柄牛から納得のいく雌牛だけを一頭仕入れしているそう。厳選された雌牛は、水冷式の冷蔵庫で骨付きの状態でじっくりと熟成させています。 牛肉は、熟成させることで肉はしっとりとして甘みが増し、肉本来の旨味に深みが増します。熟成具合に目を配りながら、まさに食べごろの状態を見計らい、最高の状態で販売するとのこと。例えば、普段焼いておかずにしたり、牛丼にするだけでしたら、100g¥500くらいの切り落としで十分ですし、すきやき用でも100g¥1,600できれいな霜降りの肉を買うことができます。ぜひお店に足を運ぶか、ネットでも注文できますので、和牛の甘さを堪能してください」

その日販売する肉の生産者まで、細かくわかる表示が。
小池さんからお借りした写真。隣の店舗で同じ最高品質のお肉をいただくこともできる。

問い合わせ先

  • 銀座 吉澤 
    精肉店営業時間/8:00~19:00、~17:00(土曜)
  • 定休日/日曜、祝日
    TEL:03-3542-2983(精肉店)
  • 住所/東京都中央区銀座3-9-19

■2:肉処 樹

期待を裏切らない絶品和牛は、電話での注文がおすすめ!

神戸ビーフと但馬牛に定評がある川岸牧場直営の精肉店がこちらの肉処 樹。「東京で買う神戸ビーフより、質がいいのに安価なので、ぜひお取り寄せをおすすめします。直接は見られないので心配と思ってしまいがちですが、信頼をおける精肉店なので間違いないです。ネットでも電話でもOKですが、私は電話ですき焼き用とか、ホームパーティーでローストビーフをつくりたいから塊が欲しいとか、何の料理にして食べたいかを説明して、相談しながら注文します。夏にバーベキューをしたときには1kg¥10,000~¥15,000でいろいろな部位を送ってもらって、友人たちにも大好評でした。最高級神戸ビーフが、ほかよりおいしくリーズナブルに食べられるのですから、最高です。京都や銀座の名店も、川岸牧場で手間をかけ丁寧に育てられた牛肉を扱っているとのこと。ぜひ一度お取り寄せしてみてください」

肩とモモの部位が組み合わされた焼肉用の霜降りは500gで¥6,480(税込)
すき焼きやしゃぶしゃぶに最適な肩ロース300g/約2人前¥9,720(税込)

問い合わせ先

  • 肉処 樹 
  • 営業時間/9:30~19:00
  • 定休日/木曜日
  • TEL:0795-24-1229
  • 住所/兵庫県西脇市高田井町342-1

■3:加藤牛肉店

肉の旨みが凝縮したステーキを自宅でいただける贅沢

銀座でステーキ店を営むことでも有名な、精肉店の本店がこちら。「通販でお取り寄せするのがおすすめです。こちらは山形牛を使った特製の手ほぐしのコンビーフも有名で、普通のコンビーフとはひと味違った食感が味わえます。精肉はすべて冷凍せずに送ってもらえるので、フレッシュなままいただくことができます。やはりお店でも絶品だと評判のステーキ肉がいいと思います。購入したときに牛脂が入っているので、弱火にかけたフライパンの中でその脂をじっくり出して、それで中火で焼いてください。中火で焼いて最後だけ強火で焼くとおいしく仕上がります。昔はじっくり1回ひっくり返すだけと言われていましたが、自宅で調理する場合は、小まめに小まめに裏返すほうがいいと思います。小まめに裏返すと、焦がしにくいという点と、裏返したとき焼けている面の熱がゆっくり入り、さらには焼けている方の表面の熱が逃げる、メリットもあるとのこと。これで上手に焼けるはずです。特に厚さのある肉を焼く場合は、ある程度焼き目がついたら、アルミホイルでくるんで保温させます。ローストビーフと同じ要領です。時間は焼いた時間と同じで、5分焼いたら、5分ホイルで寝かせるといった感じに。これなら焦げる失敗がなく、おいしいステーキができ上がります」

加藤牛肉店特製の手ほぐしビーフ(コンビーフ)。1本約140g¥1,575(税別)
最高級の品質を誇る山形牛のシャトーブリアン100g¥7,875(税別)

問い合わせ先

たまには外食ではなく、絶品のお肉を調理して、ご自宅やホームパーティーでゆったりとしたくつろぎの時間を過ごしてみるのもいいのでは? 「肉バカ」小池氏のコメントを参考に、ぜひお取り寄せにトライしてみてください!

小池克臣さん
肉バカ
(こいけ かつおみ)横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。2017年7月には著書『肉バカ。』を出版し、ブログ“No Meat, No Life."では年間200食にも及ぶ肉食についての詳細な記録を公開中。
小池克臣公式ブログ
Instagram:bms12_nmnl 
この記事の執筆者
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EDIT&WRITING :
佐野有紀