今季、足元のトレンドが新たなフェーズに移行中。しばらく続いていたボリュームのある靴の流行が落ち着き、
今、注目を集めているのはスマートで洗練されたフォルムの靴。

雑誌『Precious』11月号では、特集【「軽やかな靴」が、足元バランスの新法則】と題して、快適さはもちろんのこと、すっきりしたシルエットで「軽やかさ」を宿した3タイプのシューズを最愛ブランドから厳選しました。

今回はその中から、「メリージェーン」シューズを、セレブリティのスナップと共にご紹介します。

足元バランスを一新する「軽やかな靴」で明日からの装いに変化を!

【メリージェーン】大人にちょうどいい甘さで着こなしに旬のエッセンスを

クラシカルな面持ちのメリージェーンが、モダンにアップデートを遂げ、大人にふさわしい一足としてステディブランドから続々と登場。華奢なストラップ使い&快適なフラットできちんと感と心地よさを兼ね備えています。

エルメス、グッチのメリージェーンシューズ
靴 1.『リリア』[ヒール1cm]¥246,400(エルメスジャポン)、2.『グッチ ホースビット バレリーナ』[ヒール0cm]¥163,900(グッチ)

■1:エルメス|シルバー×ブラックの配色が奏でる、リズミカルな表情

しなやかなレザーでありながら、メタリックな輝きを放つ一足は、高度な職人技をもつ「エルメス」ならではの逸品。合わせる服の色を選ばない万能さも魅力に。ダブルストラップに施されたミニサイズの「H」バックルもチャームポイント。

■2:グッチ|ソリッドに輝くモチーフでモダンな印象を加味

スクエアトウに施された「ホースビット」モチーフや3本のストラップが辛口なスパイスに。クラシックなバレエシューズを彷彿とさせるような、繊細なリボンも採用し遊び心をオン。エッジィさとフェミニンさのさじ加減が絶妙。

マノロ ブラニク、フェラガモ、ピエール アルディのメリージェーンシューズ
靴 3.『クログル』[ヒール1cm]¥149,600/日本限定(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、4.[ヒール2cm]¥132,000(フェラガモ・ジャパン)、5.『ジェーン』[ヒール2.5cm]¥191,400(ピエール アルディ 東京)

■3:マノロ ブラニク|旬色&ベルテッド素材がおしゃれ心を刺激

すらりと伸びたポインテッドトウや光沢のあるベルベット素材が気品を放つ。奥行きのあるダークグリーンは、合わせるタイツの色によって表情の変化を楽しむことも。

■4:フェラガモ|品よくフェミニンが叶うパウダリーなベージュ靴

肌なじみのいいヌーディなパテントレザーの一足は、きちんと感も備わりオン&オフで活躍。ソフトなスクエアトウにマキシサイズの「ガンチーニ」モチーフを施すことで、インパクトを添えて。ストラップ&低めヒールで安定感も。

■5:ピエール アルディ|ダブルストラップと濃厚なカラーでマチュアな雰囲気に

足首部分にストラップを配した進化系のメリージェーン。こっくりとしたバーガンディの色合いも魅惑的。シックな着こなしのアクセントにしたり、デニムなどのカジュアルな装いに合わせたりと、おしゃれの幅も広がる。

【Mary Jane SNAP】

セレブのファッションスナップ
(C)getty images

ベージュのメリージェーンをネイビーのセットアップに合わせることで、重心が軽やかに。

ミシェル・ウィリアムズのスナップ
(C)getty images

大人にちょうどいい甘さでメリージェーンを楽しむ俳優のミシェル・ウィリアムズ。チェックジャケット×デニムスタイルの足元に合わせてチャーミングに。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※記事内情報は、2025年10月中旬時点のものです。掲載時期より変更がある場合がありますので、予めご了承ください。

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PHOTO :
SHINMEI(SEPT)
STYLIST :
望月律子(KIND)
EDIT&WRITING :
川口夏希、木村 晶(Precious)
写真提供 :
getty images