Louis Vuitton ルイ・ヴィトン

『モノグラム』の存在感が 男の旅心を刺激する

バッグ[縦29×横49×マチ11㎝]¥267,000・ポロシャツ/参考商品・Tシャツ¥37,000・パンツ¥86,000・サングラス¥71,000・靴¥75,000(ルイ・ヴィトンクライアントサービス)
バッグ[縦29×横49×マチ11㎝]¥267,000・ポロシャツ/参考商品・Tシャツ¥37,000・パンツ¥86,000・サングラス¥71,000・靴¥75,000(ルイ・ヴィトンクライアントサービス)

洗練されたモノトーン配色の『モノグラム・エクリプス キャンバス』を使用した、『アポロ・オールディ』を片手に遊覧飛行へ。夏のシンプルな軽装であるほど、バッグのラグジュアリーな存在感が際立つ。マチは三角形で、一般的なボストンバッグよりも薄く、スマート。また、iPad用内ポケットを備え、鍵や財布など、身の回りの小物を収納しやすいつくりで実用性も申し分ない。男の旅バッグの本命だ。

Dunhill ダンヒル

大迫力のビッグサイズレザーバッグが品格を漂わせる

バッグ[縦39×横56×マチ22㎝]¥185,000・ポロシャツ¥95,000・パンツ¥40,000・サングラス¥47,000(ダンヒル)
バッグ[縦39×横56×マチ22㎝]¥185,000・ポロシャツ¥95,000・パンツ¥40,000・サングラス¥47,000(ダンヒル)

ダンヒルのレザーグッズコレクション『ハムステッド』のボストンバッグ。堅牢さと美しさを併せ持つカウハイドレザーをネイビーに染め上げ、格別の品を醸し出しながら、紳士のトラベルシーンに寄り添う。カシミア・シルクのネイビーポロにホワイトパンツを合わせた夏の着こなしに、これほど似合うバッグはないだろう。ショルダーストラップは取り外し可能。大容量ながら、PC用ポケットやペン差しなど、内装も充実。

Bottega Veneta ボッテガ・ヴェネタ

比類なきオーラを放つ、プレシャスレザーの共演 

バッグ[縦28×横57×マチ20㎝]¥1,198,000・ジャケット¥290,000・ニット¥55,000・パンツ¥120,000・サングラス/参考商品・スカーフ¥35,000(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
バッグ[縦28×横57×マチ20㎝]¥1,198,000・ジャケット¥290,000・ニット¥55,000・パンツ¥120,000・サングラス/参考商品・スカーフ¥35,000(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)

フラップ部分にはオーストリッチ、ボディにはディアスキンを用いた、ラグジュアリー感あふれるバッグを携えて。美しいブルーの配色でコントラストを際立たせ、メタルパーツにはイントレチャートをモチーフにしたエンボスを施すなど、デザインも多彩で目を引く。セットアップスーツにニットを合わせたグレーワントーンの着こなしは、旅先でのドレスアップ。バッグの存在感で、ラグジュアリー感が極まる。

Brunello Cucinelli ブルネロ クチネリ

バッグのセットアップを男の旅人生の盟友に

リュックサック[縦40×横30×マチ12㎝]¥450,000・トロリーケース[縦54×横36×マチ22㎝]¥660,000・ベスト¥460,000・Tシャツ¥42,000・パンツ¥108,000・ストール¥54,000・靴¥100,000(ブルネロ クチネリ ジャパン)
リュックサック[縦40×横30×マチ12㎝]¥450,000・トロリーケース[縦54×横36×マチ22㎝]¥660,000・ベスト¥460,000・Tシャツ¥42,000・パンツ¥108,000・ストール¥54,000・靴¥100,000(ブルネロ クチネリ ジャパン)

ダウンベストとカーゴパンツを合わせてリネンのストールを巻いた、ブルネロ クチネリらしいクリーミー配色の上品な旅スタイル。肩がけにしたのはナチュラルな風合いのカーフスキンを用いた大人顔のリュックサック。同素材のトロリーケースとドッキングもできる。旅を重ねるたびにレザーの風合いが増すので、たとえ傷がついても愛おしく感じられるに違いない。

Berluti ベルルッティ

独創的なコントラストで旅スタイルも盛り上げる

バッグ[縦35×横53×マチ20㎝]¥352,000・サングラス¥52,000(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)
バッグ[縦35×横53×マチ20㎝]¥352,000・サングラス¥52,000(ベルルッティ・インフォメーション・デスク)

ボストンバッグはその名も『ウィークエンド』。撥水加工を施したコットンキャンバスと、ベルルッティを象徴する手に吸い付くような感触のヴェネチアレザーのコンビネーションが異彩を放つ。ラグジュアリーでありながら、キャンバスによって軽さと適度なカジュアル感も兼備する。レザーストラップの片方は一部をホワイトにして夏らしいアクセントに。また、ダブルリングを用い、長さ調整も可能に。

Hermès エルメス

海辺の旅にふさわしい、涼を感じる風情

バッグ[縦30×横50×マチ21㎝]¥413,000・スーツ¥431,000・ポロシャツ¥150,000・サンダル¥90,000(エルメスジャポン)
バッグ[縦30×横50×マチ21㎝]¥413,000・スーツ¥431,000・ポロシャツ¥150,000・サンダル¥90,000(エルメスジャポン)

夏旅の颯爽とした雰囲気を盛り上げるのは、エルメスのボストンバッグ『アリオン』。リネンのキャンバスを用いたタイプは今季、初登場。レザーのストラップは手持ちと肩がけの2段階に長さを調整できる。ラグジュアリーかつ、旅先での利便も妥協しないつくり。芯や裏地を省いた軽やかな仕立てのコバルトブルーのスーツと、バッグのレザーのカラーを絶妙にマッチングさせて。足元にはサンダルを選び、スーツスタイルに心地よい解放感を与えるのも夏旅の気分だ。

Loewe ロエベ

雄弁なる優雅さが宿る大人リュックの決定版

バッグ[縦40×横37×マチ21㎝]¥203,000・カーディガン¥227,000・パンツ/参考商品・サングラス¥33,000・ストール¥25,000(ロエベジャパン カスタマーサービス)
バッグ[縦40×横37×マチ21㎝]¥203,000・カーディガン¥227,000・パンツ/参考商品・サングラス¥33,000・ストール¥25,000(ロエベジャパン カスタマーサービス)

もうリュックサックが子供っぽいとは言わせない。そんなエレガントな趣を発するのがロエベのそれ。男らしいカーキのキャンバスを用い、滑らかなレザーのストラップがラグジュアリー感を後押しする。上部の手持ち用ストラップは取り外し可能。最大の見所は、ファスナー付きのフラップトップをボディに対して斜めに留めることによって生まれるユニークなフォルムだ。リュックサックの存在感で旅スタイルが洗練される。

 

Tom Ford トム フォード

夏のスエードバッグがリッチムードを呼び込む

バッグ[縦43×横40×マチ8㎝]¥260,000・ブルゾン¥330,000・ニット¥130,000※参考色・中に着たニット/参考商品・パンツ¥110,000・スカーフ¥40,000・ベルト/参考商品(トム フォード ジャパン)
バッグ[縦43×横40×マチ8㎝]¥260,000・ブルゾン¥330,000・ニット¥130,000※参考色・中に着たニット/参考商品・パンツ¥110,000・スカーフ¥40,000・ベルト/参考商品(トム フォード ジャパン)

ベージュのラグランスリーブのブルゾンに、ブラウンのゆったりとした2プリーツパンツを合わせた男らしくも洗練された旅スタイル。上質なスエードを用いたバッグは開口部に通したストラップで肩がけ、ホールハンドルで手持ち、そして折り畳んでクラッチとしても携えられる3ウェイ仕様。ラグジュアリーでありながら、利便性も見事。着こなし全体の色調を統一することで、知性的に印象づける。

Ralph Lauren Purple Label ラルフ ローレン パープル レーベル

男の旅のロマンを色気漂うバッグに託して

バッグ[縦38×横40×マチ23㎝]¥222,000・ニット¥120,000・シャツ¥54,000・パンツ¥65,000・サングラス¥33,000・靴¥60,000(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン パープル レーベル〉) 時計¥390,000・ストラップ¥43,000(ラルフ ローレン 表参道〈ラルフ ローレン〉)
バッグ[縦38×横40×マチ23㎝]¥222,000・ニット¥120,000・シャツ¥54,000・パンツ¥65,000・サングラス¥33,000・靴¥60,000(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン パープル レーベル〉) 時計¥390,000・ストラップ¥43,000(ラルフ ローレン 表参道〈ラルフ ローレン〉)

ベージュのリネンシャツのそでを無造作にまくり上げ、靴を片手に、太陽が沈む海岸線を歩く。肩に担いだボストンバッグはくったりとしたブラウンヌバックに色気がにじみ、さらにゴールドカラーの金具やファスナーが絶妙なハーモニーを生み出し、ラグジュアリー感も存分に漂わせる。こんな旅スタイルこそが、男の理想。

以上、ラグジュアリーな旅バッグを10アイテム紹介しました。どれも成熟した大人が持つのにふさわしいバッグです。旅行の相棒にしてみてはいかがでしょうか。

※価格はすべて税抜です。※2017年夏号掲載時の情報です。

この記事の執筆者
TEXT :
鷲尾顕司 エディター
BY :
MEN'S Precious2017年夏号 男と旅と「ラグジュアリーバッグ」より
雑誌、新聞、アパレルブランドのカタログなど、メンズファッションの幅広いフィールドで手腕を発揮。フォーマルスタイルやカジュアルスタイル、名品アイテムなどすべてに精通した敏腕編集者である。
クレジット :
撮影/熊澤 透 スタイリスト/櫻井賢之 ヘア&メーク/MASAYUKI (the VOICE) 撮影協力/SETOUCHI SEAPLANES 構成/鷲尾顕司
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