和室に人を招いたら、ぜひ丁寧に淹れたいお茶。使うお湯は水からこだわりたいものです。そんなとき、キッチンに戻らず、すぐに天然水のお湯を直接汲むことができて便利なのが、部屋置きのウォーターサーバー。

しかしながら、ウォーターサーバーというと大きいし、あのタワー型の什器は、和室にはちょっと合わないのでは? なんて思ってしまいますよね。そんなイメージを払拭するウォーターサーバーがあるのです。それはフレシャス・デュオミニのカッパーブラウン色。

フレシャス・デュオミニのカッパーブラウン色
フレシャス・デュオミニのカッパーブラウン色

通常のウォーターサーバーの3分の1程度の大きさ。卓上型でコンパクトです! カッパーブラウンは「銅色(あかがねいろ)」「赤銅色(しゃくどういろ)」とも呼ばれ、古くから仏像や寺院の装飾品として使われてきた、日本人になじみのある落ち着いた色合い。和室の風情を損なわず、まさに和室にぴったりの色味なのです。

このフレシャス・デュオミニをデザインしたのは、このウォーターサーバーのメーカー富士山の銘水株式会社の開発担当者さんとプロダクトデザイナーの安積 伸さん。

安積さんに、詳しくデザインの意図をお話しいただきました。

和室に合うウォーターサーバーをデザインした意図とは?

和室に合うウォーターサーバーをデザインした意図とは?
和室に合うウォーターサーバーをデザインした意図とは?

「フレシャス・デュオミニは、キッチンカウンターや食卓の上、あるいは小テーブルやワゴンの上に置いても快適なデザインを意識しました。必然的にコンパクトなサイズが求められますが、清潔で清涼な水を提供する精密機器であることが伝わるよう配慮しました。

カッパーブラウンという色は、キッチン環境と馴染む色ということで、『銅製の鍋』などから発想したものですが、結果的にはキッチンだけではなく和室などにも合う赤銅色となりました」(安積さん)

工芸品のような趣が和のインテリアのアクセントにも

結果的に、和室に合う色とデザインになったというフレシャス・デュオミニ。和室に置くことで、おもてなしにもうれしい効果があるのだそう。

「基本的に自宅のさまざまな場所で使っていただけるよう、周囲の空間に溶け込むシンプルなデザインを心掛けました。特に『幾何形体』を基本とした造形は、これまでウォーターサーバーが入り込むことの難しかった和の空間にもなじむよう意識しています。また今回採用した赤銅色により、銅の表面に特殊な処理を施した工芸品のような趣を持たせることができればと考えました。単になじむだけでなく、和の空間の中でインテリアのアクセントとして魅力的な存在となるよう意識しました」(安積さん)

40~50代の女性にうれしいポイント

このフレシャス・デュオミニのカッパーブラウンは、インテリアにこだわりがあり、生活を楽しむ今どきの40~50代女性にとって、便利に使えるポイントがあるそうですよ。

「小型で周囲の環境になじむデザインになっていますので、キッチンのカウンター、ワゴン、リビングのテーブル、寝室のベッドサイド、和室に床置など、家の中のさまざまな場所にマッチします。ぜひ試してみてください。また先ほども述べた通り、カッパーブラウンは少し主張の強い色ですので、インテリアにアクセントを与える役目としても期待できます。また同じデザインで別の色展開もあります。洗練された印象のメタリックブラックと優しい雰囲気のスカイグレー、お好みの雰囲気に合わせて配置されてみてください。

水の補充が容易ですから、力の弱い方にも優しい設計になっていますし、少人数の家庭にも快適な使用感を提供できるサイズだと思います。この点、大人の女性にはうれしいメリットではないでしょうか」(安積さん)

カッパーブラウンという色は、伝統的でありながら、そのウォーターサーバーという存在がなぜか新鮮さを感じさせてくれます。この夏、おいしい水と共に和室のインテリアとして置けば、和室へお客様を招くのが楽しみになりそうですね。

「フレシャス・デュオミニ カッパーブラウン」
●レンタルサーバープラン ※条件付き無料
レンタル料 月/¥500(税抜)
●お得なサーバー購入プラン ※別途天然水代がかかります
¥1,167(税抜)/分割払い36回払い
¥42,000(税抜)/一括払い 

問い合わせ先

安積 伸さん
プロダクトデザイナー
(あづみ しん)京都市立芸術大学卒業後、NECデザインセンター勤務を経て、1994年英国王立美術大学修士課程修了。その後ロンドンを拠点とし95年よりデザインユニット「AZUMI」として活動、05年に個人事務所「a studio」設立。T-fal(仏)やlapalma(伊)など多くの国際的企業でプロダクトデザインに携わる。2016年より日本に拠点を移し、法政大学デザイン工学部システムデザイン学科教授に就任。大阪芸術大学、神戸芸術工科大学、客員教授。
http://www.shinazumi.com/
この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
石原亜香利
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