「艶姿」ってなんと読む?「つやすがた」ではありません!

明日、11月30日は『本みりんの日』です。「日本の伝統的調味料である本みりんの優れた調理効果を、より多くの消費者に知ってほしい」と全国味醂協会が制定した記念日で、日付は11(いい)30(みりん)の語呂合わせと、鍋物などに使う本みりんの需要期であることから選ばれました。

本みりんは、発酵させてつくる酒類調味料で、まろやかな甘味が特徴です。「料理に甘味を加える」という点で、砂糖で代用する向きもあるようですが、本みりんにはほかにも「コクと旨味」「味がしみ込みやすい」「食材の臭みを消す」「煮くずれ防止」「テリ・ツヤをつける」などの優れた調理効果がございます。今まであまり使ったことがない、という方は、ぜひ試してみてくださいね。

ということで、本日は「艶」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「艶姿」ってなんと読む?

「艶姿」という日本語の読み方として正しくなるよう「○○すがた」の○に、それぞれ、かな1文字ずつ入れて完成させてください。

ヒント:「女性の色っぽく美しい姿」をいう言葉です。

<使用例>

「うちのおてんば娘も、着物を着せれば、それなりの艶姿(○○すがた)に仕上がるんじゃないかしら?」

○に入るそれぞれのかなは?
○に入るそれぞれのかなは?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 艶姿(あですがた) です。

「艶」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読みかた)に「艶やか(あで-やか)」がございます。
「艶」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)に「艶やか(あで-やか)」がございます。

「艶やか」という表記は「つや(やか)」「あで(やか)」の二通りの読み方があり、文脈で読み分ける必要がございます。しかし「艶姿」は「あですがた」です。稀に、文語的に「艶姿(エンシ)」と音読みする例もございますが、一般的には「あですがた」で覚えておけば問題ありません。

では、二問目にまいりましょう。

【問題2】「艶かしい」ってなんと読む?

「艶かしい」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「姿やしぐさが色っぽい」「清新でみずみずしい」「優雅で気品がある」「風流である」などの意味で使われる言葉です。

<使用例>

「この立派な松の木は、冬でも艶かしく、実に美しいですね」

「○○○かしい」。
「○○○かしい」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 艶かしい(なまめ-かしい) です。

「艶めかしい」とも表記します。

「艶(なまめ)かしい」「艶」の表外読みのひとつです。形容動詞ですが、この語源は「生(なま)めく …さりげなくふるまう」という動詞で、意味が「奥ゆかしい、優美である」と派生していったもの、と考えられています。

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本日は、11月30日『本みりんの日』にちなんで、「艶」という字の入った日本語から、

・艶姿(あですがた)

・艶かしい(なま-めかしい)

の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/全国味淋協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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小出 真朱