どこから眺めても美しく、所有する歓びを与えてくれる……。そんなクルマをお探しなら、アウディを候補に入れてはいかが? ボディタイプは各種揃っていますが、今回おすすめするのは、4ドアクーペタイプです。4ドア車は最もオーセンティックなスタイルですが、アウディでは昔から低く滑らかなデザインを伝統としており、しかも中身は最新の電気自動車。モダンでエレガントな風を感じてみませんか?
デザインに趣向を凝らして美しいスタイルを追求
「A6スポーツバック e-tron」と名付けられたアウディの電気自動車は、後席も広いゆとりあるサイズを流れるようなデザインに落とし込んでいます。エンジンがない代わりにモーターを動かすための専用バッテリーを車体の床下に内蔵。しかもこまめに充電しなくても済むほどの容量があり、満充電で走れる距離は実に700km台。そのぶん、バッテリーのサイズはとても大きいのですが、そのせいで車体が厚ぼったく見えないように、側面にラインを入れるなどして工夫を凝らしています。
おかげで「A6スポーツバック e-tron」は4ドア車でありながら、ビジネス仕様のお堅いイメージとは無縁の、ジェンダーレスな美しさにあふれています。
見たいこと、知りたい情報をスマートに表示
外観のイメージそのままに、室内空間もエレガント。乗員を包み込むような設えで、運転席まわりはボタンを極力排したスマートな設計。すべての席で心地いいドライブ時間を過ごせます。オプションパッケージに含まれる助手席用のディスプレイにはプライバシーを優先するモードも付き、ドライバーの運転を妨げることなく、エンターテインメントコンテンツを楽しむこともできるのです。
さらに、周囲の状況を確認するためのサイドミラーは鏡で映し出すものではなく、カメラ映像を車内のモニターに映し出す方式であることも特徴(鏡タイプも選択可)。運転中はガラス越しではなく、車内前面左右の高精度カメラで確認できます。
上品な運転感覚は電気自動車ならでは
電気自動車特有の静けさに満ちた走りは快適性を際立たせ、乗り心地も極上。少しくらいの段差ならまったく気にならないほどの上品な足さばきで、気持ちよく走れます。なんだか運転が上達した気分になれる、賢くてスマートなフィーリングです。
もちろん運転を積極的に楽しみたい女性にも、しっかり応えてくれます。電気自動車は、たとえていえば電車のように発進時点から力強く動き出すのが特徴です。なかにはアクセルペダルを踏むとぐいぐい加速するタイプも少なくありませんが、「A6スポーツバック e-tron」はそうした部分も上品。気持ちとリンクする力を必要十分な範囲で出しながら、揺れの少ないスポーツドライビングが楽しめます。
プレミアムなサウンド体験がドライブを彩る
今回の取材では、秋の箱根の美しいワインディングロードを中心に走りましたが、特に感動したのがオプションのパッケージに含まれる"バング&オルフセン"の3Dプレミアムサウンドシステム。室内空間の各所に16個ものスピーカーを内蔵し、一番体に近いのは、頭を安全にサポートするヘッドレスト部分。ラジオ音源でも透明感と広がりのあるサウンドに包み込まれる没入感は、ずっと乗っていないと思いたくなること確実。静かで滑らかに走る「A6スポーツバック e-tron」だからこそ、音楽体験も格別なものになるのです。
静かで美しく、いい音を楽しめるパートナーとして、ぜひ愛車候補に入れていただきたい1台です。
【Audi A6 Sportback e-tron performance】
ボディサイズ:全長×全幅×全高:4,930×1,925×1,470mm
車両重量:2,230kg
乗車定員:5名
一充電航続距離(WLTCモード):769km
車両本体価格:¥9,810,000(税込み)
問い合わせ先
- TEXT :
- 櫻井 香さん ライフスタイルエディター
- PHOTO :
- 櫻井 香、アウディジャパン

















