夏のシーンをドラマティックに彩る「白の名品小物」12選

まばゆい陽光を受けとめて圧倒的な華やぎオーラを放ったり、優しい木漏れ日に溶け込むようにやわらかな空気感を演出したり…。そう、白ほど、光あふれる夏に真価を発揮する色はありません。だから本気で探しました! さりげなく投入するだけでまとう人の個性を映し、シーンに寄り添って変幻自在に、唯一無二のスタイルを表現してくれる「白の名品小物」を。例えば、女優気分で非日常を楽しみたい旅先のホテルで、涼やかな洗練をまとって闊歩したい街で、静謐なエレガンスをまといたい避暑地で、清らかな貫録を表現したいオフィスで…。ラグジュアリーな大人の美意識を満たしてくれる、「白の名品小物」で紡ぐドラマティックな物語をご紹介しましょう。

アイボリーホワイト バニティケース

白の名品小物が夏のシーンをドラマティックに彩る
バニティケース[縦24×横33×マチ24㎝]¥110,000(グローブ・トロッター 銀座)、シャツ¥32,000(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、ストール[74.5×217㎝]¥59,000/参考価格(ユニット&ゲスト〈イザベル・ベネナート〉)、ネックレス¥460,000(オークラ コーラル) [Precious2018年6月号096-097ページ]  

部屋の一角に置いて、必要なものをさっと取り出すためのバニティケースは、ホテルのインテリアになじむ優しい白に注目。一方、身につけるものは、日中でもほの暗い照明のレストランやバーでも映えるピュアホワイトを意識しましょう。襟元にレオパード柄を配したシャツや、ホワイトコーラルの大ぶりネックレス、ざっくりとした大判ストール…とモードな迫力と着回し力を備えたアイテムを。

モードなきらめきを放つスニーカーを履けば、歩き慣れた街の風景まで輝いて

パワフルな夏の日差しには、人をアクティブにする魔法があるのでしょうか? これからの季節の街歩きには、断然、ホワイトスニーカーが気分です。ただし、話題のカフェやお気に入りのブティックに立ち寄っても気後れしないように、ラグジュアリーなモード感は、しっかり意識。軽やかに歩く姿がぱっと目を引くビジュー付きスニーカーを主役に、スタイリッシュなハットやこなれ感のあるビッグトートで、「ただ者ではない」着こなしに導いて。

ロジェ ヴィヴィエのピュアホワイトレザースニーカー

モードなきらめきを放つスニーカーを履けば、歩き慣れた街の風景まで輝いて
スニーカー『ダブル スニーキー ヴィヴ』¥169,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、バッグ[縦35×横58×マチ15㎝]¥158,000(ブルネロ クチネリ ジャパン)帽子¥55,000(ボルサリーノ ジャパン) [Precious2018年6月号98ページ]  

若い世代も愛用するホワイトスニーカーは、特別感で差をつけて。選び取ったのは、歩くたびにきらきらとビジューバックルが輝くホワイトレザースニーカー。そこに、ラフに小脇に抱えても絵になるブルネロ クチネリのナチュラルホワイトのビッグトートや、少し幅広のブリムがほんのりエレガントなオフホワイトのボルサリーノのハットをコーディネート。都会の街歩きにふさわしい、モードな奥行きを感じさせるカジュアルが完成します。

避暑地のティータイムのお供は清らかな涼を届けてくれる夏ゆえのホワイト小物

澄んだ空気と生命力に輝く緑に囲まれた避暑地で過ごす週末。「白の名品小物」で仕上げた端麗な着こなしで過ごすのが、日本の夏を愛する女性の美意識です。クリアホワイトラッカーで彩ったウィッカーのハンドバッグに扇子を忍ばせて、日傘が差しかける木漏れ日のような影を楽しみながら、行きつけのカフェへ…。都会の喧噪にはほど遠い空間だからこそ白というニュートラルカラーをまとうことで、自分らしさに回帰できる気がするのです。

サルヴァトーレ フェラガモのクリアホワイトかごハンドバッグ

避暑地のティータイムのお供は清らかな涼を届けてくれる夏ゆえのホワイト小物
バッグ[縦19.5×横21×マチ11㎝]¥220,000(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉)、日傘¥20,000(日本橋髙島屋 婦人洋品〈グラシト〉)、扇子¥18,000(宮脇賣扇庵 東京店) [Precious2018年6月号99ページ]  

丹念に編み上げたウィッカー(柳の一種)素材のバッグは、新作を心待ちにするファンもいる、サルヴァトーレ フェラガモの夏名品。涼しげに艶めくホワイトラッカー仕上げのハンドバッグは、日差しを受けて輝く「ガンチーニ」が、遠目にもラグジュアリー&エレガントな着映えを発揮します。強い日差しを和らげるコットンレースの日傘や、風を送るしぐさも絵になる扇子で、都会で過ごす夏とはひと味違う、静謐な涼の美スタイルを楽しみましょう。

女優ライクなサングラスでそっと視線を隠して…太陽と海の季節、ドラマが始まる

華やかな色と開放的な雰囲気に満ちたビーチで、あえてホワイトにこだわり抜く。それが、日差しを味方につける術を心得た女性のテクニックです。小粋でミステリアスな美貌を演出する最強の「白の名品小物」=ホワイトフレームのキャッツアイ・サングラスを主役に、センシュアル・モードなモノキニの水着と、優美なカットワークサンダルを合わせて。クール&エレガンスに徹したビーチスタイルで、登場した瞬間に称賛の視線を集める女性に!

シャネルのブラック&ホワイト3WAYサングラス

女優ライクなサングラスでそっと視線を隠して…太陽と海の季節、ドラマが始まる
サングラス¥72,000(シャネル アイウェア事業部)、サンダル[ヒール7㎝]¥64,000(ロエベ)、水着¥18,800(フリ ド メール 東京店〈サリナス〉)、フェースタオル¥3,800・バスマット¥7,500(グラディスカ ジャパン) [Precious2018年6月号100ページ]  

キャッツアイ・サングラスのベースは、実は、ブラックフレームの眼鏡。それぞれのフレームにマグネットが内蔵されているので、重ねるだけでホワイトフレームのサングラスにも、ブラックフレームのサングラスにもワンタッチでチェンジできる3WAYです。前はワンピース、後ろはビキニに見えるモノキニの水着に、エレガントにスタイルアップするカットワークのウェッジサンダルをコーディネート。表情豊かに魅せるビーチスタイルを楽しめます。

才色兼備な小物が物語る、洗練というキャリアを重ねた大人の美意識

クールな大人の女性も、一瞬にして恋してしまう――。それがホワイト・ラグジュアリーの深奥をたたえた本格ウォッチです。仕事もおしゃれも、経験を重ねて精神的な余裕を身につけた今、分刻みのスケジュールであっても、時刻を教えてくれるウォッチはエレガントであればあるほどパートナーとして心強いもの。そう、仕事シーンのアイテムほどピュアに美しくあってほしい…。「白の名品小物」が、その思いに応えてくれるのです。

A.ランゲ&ゾーネのシャイニーホワイト「サクソニア」

才色兼備な小物が物語る、洗練というキャリアを重ねた大人の澄んだ美意識
時計『サクソニア』[ケース:ホワイトゴールド ケース径:35㎜ ストラップ:アリゲーター 手巻き]¥1,880,000(A.ランゲ&ゾーネ)、バッグ[縦15×横23(最長)×マチ8㎝ ストラップ付き]¥222,000(ランバン ジャパン)、万年筆『レシーナ』¥15,000(銀座・伊東屋〈ステッドラー〉)、その他/私物 [Precious2018年6月号101ページ]  

ホワイトゴールド、マザー・オブ・パール、アリゲーターで完成された格上のシンプルデザイン。清潔感、品格、知性、エレガンス…精神性の高さを感じさせるウォッチは、信頼され、責任ある仕事に就くプレシャス世代にぴったりです。ブラック&ピュアホワイトが潔いコントラストを奏でるハンドバッグやピュアホワイトのペンで、あくまでもクリーンな審美眼を感じさせましょう。

絵になる夏スタイルを叶える「白の名品小物」

胸元に、手元に、バッグインに、そして洋服のシルエットに…「もうひとさじ」のリッチ感を授けてくれるのが、才色兼備な白小物。夏の装いの印象を一瞬で輝かせる、自信のラインナップをチェック!

パテック フィリップのアクアノート・ルーチェ

スポーティ&ラグジュアリーな表情がリアルクローズを洗練の高みに誘う
時計[ケース:ステンレススチール×ダイヤモンド ケース径:35.6㎜ ストラップ:ラバー クオーツ]¥1,780,000(パテック フィリップ) [Precious2018年6月号102ページ]

気負いなくつけられる白のラバーストラップウォッチが、アクティブに過ごしたい夏気分にマッチ。

ドルチェ&ガッバーナのシシリー

ハンドルにモードな遊びをトッピング!仕事バッグには、ときめきが必須
バッグ[縦16×横20×マチ8㎝ ストラップ付き]¥159,000(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) [Precious2018年6月号102ページ]  

ハッピーオーラを放つカラフルなハンドルに心惹かれて。これこそ、端正さの上を目指す大人の仕事スタイルに理想的なパートナーです。

和光のスワトウ ハンカチーフ

手にした瞬間、香り立つエレガンス…夏こそこだわりたいスモール・リュクス
ハンカチーフ¥10,000(和光) [Precious2018年6月号102ページ]  

利便性を目的にするのではなく、涼やかな所作のために選び取る、クリーンで精緻な刺しゅうワークのハンカチーフ。さりげなくバッグから取り出す手元に、別格の美意識が香ります。

ボン マジックの白翡翠ペンダント

シンプルトップスを特別感で輝かせる極上のレースのような精緻な美
ペンダント[プラチナ×ダイヤモンド×白翡翠×南洋ケシパール]¥450,000(ボン マジック) [Precious2018年6月号103ページ]  

白翡翠に施した繊細なモチーフに感嘆。あえてシンプルなTシャツにひとつだけ…そんなイノセント&リュクスな着こなしを楽しみましょう。

トッズのフリンジサンダル

パンツにも、スカートにも「足元にボリューム」が断然、新しい
サンダル[フラット]¥83,000(トッズ・ジャパン) [Precious2018年6月号103ページ]  

パンツもスカートも、足元にボリュームをおいた着こなしが、最旬バランス。フリンジをレイヤードしたサンダルは、インパクトはあるけれど抜け感を備えた優秀デザインです。

リビアナ・コンティのパンチングベルト

メリハリと抜け感が両立したグラマラスシルエットに導く
ベルト¥18,000(アノア〈リビアナ・コンティ〉) [Precious2018年6月号103ページ]  

キレのいいピュアホワイトは、意外にも引き締め効果を発揮する色。スクエアパンチングを施したベルトは、存在感はあるけれど大げさに見えない4㎝幅というのも絶妙です! 

ロエベのフリンジトート

ついに見つけた、絵になる実用バッグ!OnもOffも心軽やかに大人かわいく
バッグ[縦41.5×横36×マチ8㎝]¥210,000(ロエベ) [Precious2018年6月号103ページ]  

ナッパレザーの一枚仕立てで、内側に同素材の大きな吊りポケットを付けた、軽やか&リッチなトート。フリンジの上にプリントしたロゴが醸す軽妙な表情が新鮮です。

※掲載した商品はすべて税抜です。

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PHOTO :
戸田嘉昭・小池紀行(パイルドライバー)