「せいる」ではありません！「聖る」ってなんと読む？

「聖供」ってなんと読む？「せいきょう」ではないですよ！

明日はクリスマスですね。クリスマスといえば「聖夜」とも訳されますので、本日は「聖」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題１】「聖供」ってなんと読む？

「聖供」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「神仏または高僧への供米・供物」という意味です。

＜使用例＞

「聖供にもできるような、立派なフルーツね」

仮名44文字です。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 聖供（しょうぐ） です。

「聖」の表外読み（常用漢字表に掲載されない読み方）に「ショウ」がございます。

「聖供（しょうぐ）」は「神聖へ捧げる供物」という構成の言葉です。「供」は供物（くもつ）・お供え物を意味します。

では、二問目にまいりましょう。

【問題２】「聖る」ってなんと読む？

「聖る」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント：「聖らしくふるまう。戒律を厳しく守る」などの意味をもつ言葉です。

＜使用例＞

「あなたの本性を知る皆の前で、今さら聖る必要もないでしょう」

「○○る」。

…さて、正解は？

※「？」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼

正解は… 聖る（ひじ-る） です。

名詞「聖（ひじり）」が動詞化した言葉です。

「聖（ひじり）」とは「高僧」「知恵・人格に優れ、行いが立派な人」などを意味する言葉です。これを動詞化したのが「聖（ひじ）る」で、「聖（ひじり）らしくふるまう」という意味です。

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本日は、12月25日『クリスマス』にちなんで、「聖」という字の入った日本語から、

・聖供（しょうぐ）

・聖る（ひじ-る）

の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。