「屠蘇」ってなんと読む?「しょそ」ではないですよ!
明日、1月16日は『禁酒の日』です。1920年のこの日に、アメリカで禁酒法が実施されたことにちなんで、日本でも設けられました。
禁酒法施行当時のアメリカでは、飲料用アルコールの製造・販売が禁止されたことにより、逆に密造酒が横行し、そこにギャングが関わるなどの問題が発生しました。そこで1933年2月に禁酒法が廃止されています。「飲むな」と言われると飲みたくなってしまう、という心理的な側面はあるものの、ちょうどよい頃合いで、健康を害さないようにコントロールすることも大切ですね。新年、お祝いの席などでお酒を飲む機会の多かった方や、日ごろからお酒を楽しんでいる方は、これを機に肝臓を休める「休肝日」としてみてはいかがでしょうか?
本日は「酒」をキーワードにした日本語クイズをお送りします。
【問題1】「屠蘇」ってなんと読む?
「屠蘇」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「年始に飲む酒。また、年始に祝いの席で飲む『屠蘇散』と呼ばれる漢方薬を浸した酒・みりん」を言う言葉です。
<使用例>
「年始にかこつけて、お屠蘇もごちそうも頂きすぎたわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 屠蘇(とそ) です。
お祝いの席のお酒を「お屠蘇(おとそ)」と呼ぶのは、漢方薬の名に由来するのです。
「屠蘇(とそ)」はもともと、「屠蘇散(とそさん)…延命長寿を願って調合した、正式名称『屠蘇延命散(とそえんめいさん)』という漢方薬」を短縮した呼び名です。
古来、新年にこれを酒やみりんにひたして飲む慣習がございましたが、現在では「祝いの席で飲む酒」というイメージが強く、これを「お屠蘇(お-とそ)」と呼びぶ向きのほうが大きくなりました。おいしいお酒はついつい進んでしまうもの。だからこそ、自分にとっての「ちょうどいい量」を知って、楽しく、気持ちよく飲めるラインを保ちたいですね。
では、2問目にまいりましょう。
【問題2】「微酔い」ってなんと読む?
「微酔い」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「酒を飲んで、いくらか酔いが出ていること」です。
<使用例>
「微酔いくらいでやめておけるといいのだけれど、ついたくさん飲んでしまうのよね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 微酔い(ほろよ-い) です。
「微」の訓読みは「かす(か)」ですが、これを意訳的に使った単語が「微酔い(ほろよ-い)」です。特殊な読み方ではありますが、ほかにも「微苦い(ほろにが-い)」など、同じように接頭の「微~(ほろ~)」を使用する例がございます。大人の教養としてインプットしておきましょう。
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本日は、1月16日『禁酒の日』にちなんで、「酒」に関連した日本語から、
・屠蘇(とそ)
・微酔い(ほろよ-い)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/NHKホームページ/西日本新聞めくるとホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















