文字盤を覆う8角形のカバーにあしらわれた古代ローマのコインと、華やかなミラネーゼメッシュのピンクゴールドブレスレット ── イタリアンハイジュエラー、そして時計のムーブメントを自社一貫製造できるマニュファクチュールである「ブルガリ」の真髄を体現する新たなジュエリーウォッチが誕生しました。
時を刻むイタリアンジュエリー、それが『ミラネーゼ モネーテ』!
100年以上にわたり、創業の地であるローマという街にインスパイアされたウォッチメイキングを続けてきた「ブルガリ」。2026年の幕開けを飾る新作『ミラネーゼ モネーテ』は、その確たるアイデンティティに加え、ミラネーゼメッシュの発祥の地であるミラノへの敬意を込めた、まさにイタリアンハイジュエラーの美学が凝縮されたクリエイションです。
「ブルガリ」のファンや、ウォッチ&ジュエリー好きな方はきっと、今回、ミラネーゼメッシュブレスレットが採用されていることに驚かれたのではないでしょうか。実は私自身もそのひとり。金糸を細やかに編み込んで形成されるミラネーゼメッシュは、ルネサンス期にミラノの金細工師によって開発されたものでしたが、意外なことにこれまで、「ブルガリ」ではあまり取り入れてこなかった伝統技法だったからです。
今作を発表するにあたり、「ブルガリ」ウォッチのプロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクターであるファブリツィオ・ボナマッサ・
ローマの人とミラノの人はあまり仲がよくないという話は聞いたことがありますが、ローマ創業のハイジュエラーとしては、これまでミラノ発祥の伝統技法を採用することに一抹の抵抗があったのでしょうか? その真偽はわかりません。しかし、『ミラネーゼ モネーテ』によって、「ブルガリ」がまた新たな創造の扉を開いたことは間違いないでしょう。
世界一小さな丸型手巻きムーブメントが、エレガントに時を刻む
古代コイン“モネーテ”とミラネーゼメッシュブレスレットのW主演によるデザインの『ミラネーゼ モネーテ』ですが、影の主役といえるのが搭載されている世界最小の丸型手巻きムーブメントである」“ピコリッシモ BVP100”です。
近年では‟モネーテ”モチーフは、2023年秋に『モネーテ カテーネ』と、ふたつ並んだダイヤルが異なるタイムゾーンの時刻を表示する『モネーテ カテーネ デュアルタイム』に用いられ、それらには2022年に初めて発表された“ピコリッシモ BVL100”というムーブメントが搭載されていました。
少しマニアックなお話になってしまいますが、今回の“ピコリッシモ BVP100”はそれを進化させ、ケースバックはサファイアクリスタルに。美しい仕上げが施されたムーブメントを目で堪能することができます。
今回は古代コインとミラネーゼメッシュブレスレットの組み合わせが強いインパクトを放つジュエリーウォッチ、『ミラネーゼ モネーテ』をご紹介しました。「LVMH ウォッチウィーク 2026」で発表された「ブルガリ」の新作はこれから順次お届けします。お楽しみに!
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- TEXT :
- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト

















