「魁首」ってなんと読む?「らんしゅ」ではないですよ!

明日、2月3日は令和8年の『節分』です。現代は『節分』といえば2月のイメージですが、本来は「季節の分け目」を表す日で、「暦の上で四季が変わる日の前日」を指します。つまり、春夏秋冬、各1回ずつ、年に4回ございます。

なかでも「立春」は四季の年度が変わる大きな節目。ですので、春の節分は、ほかの節分よりも、ちょっと特別視されるのです。その節分の恒例行事と言えば「鬼は外、福は内」の豆まき…ということで、本日は「鬼」を部首に持つ「魁」という字の日本語クイズをお送りします。

【問題1】「魁(○○○)」…なんと読む?

「魁」の、かな3文字の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「花魁(おいらん)」「魁(さきがけ)」などと同じ字です。解答となる言葉「魁(○○○)」は「集団の統率者。首領」という意味です。

<使用例>

「花魁(おいらん)は、遊女たちの魁(○○○)、という意味でもあるのね」

丸にそれぞれ、かな1文字ずつ入れてください。
丸にそれぞれ、かな1文字ずつ入れてください。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 魁(かしら) です。

「お頭(お-かしら)」「頭領」を意味する「かしら」です。
「お頭(お-かしら)」「頭領」を意味する「かしら」です。

「魁」という字は「頭(かしら)。長(おさ)」「大きい。優れる」「北斗七星のひしゃくの頭部を成す四つの星。また、その第一星」などの意味をもつ字です。イメージでとらえるならば「スター性のある統率者」といったところでしょうか。ちなみに「魁(さきがけ)」は「先駆け」のことで、「先頭・第一番」を意味します。

また、江戸時代の遊女のトップスターである「花魁(おいらん)」にもこの字が使われていますが、「おいらん」という響きは、花魁の下で見習いをしている遊女や遊女候補の子どもたちが、自分たちのトップを「おいらの姉さん」という意味で「おいらん」と呼んだことからきている、といわれており、これが「遊女」を意味する「花」の「魁(かしら、さきがけ)」、「花魁」という表記と合わさったものと考えられます。

では2問目にまいりましょう。

【問題2】「魁首」ってなんと読む?

「魁首」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「集団の中で主だった者。頭(かしら)。長(おさ)。特に、悪者の頭(かしら)」という意味です。

<使用例>

「末端の小悪党は摘発できても、魁首にはなかなか手が届かないのね」

かな4文字です。
かな4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 魁首(かいしゅ) です。

「魁」の音読みは「カイ」です。

「魁」の音読み、ご存知でしたか? 実は「花魁」も「おいらん」だけでなく、「カカイ」とも読みます。「魁首」は「おかしら」「主要な」という意味の字をふたつ重ねて強調した熟語ですが「鬼」の入った字のニュアンスからか、主に「悪者のかしら」という意味で使われる言葉です。同じ「魁」を使った「魁傑(かいけつ)」という熟語もあり、ピカレスクロマンを連想させる一文字ですね。

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本日は、2月3日、令和8年の『節分』にちなんで、「魁」という字にスポットをあて、

・魁(かしら)

・魁首(かいしゅ)

などの読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/国立天文台ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱