「敢闘」ってなんと読む?「しゅとう」ではないですよ!

サッカーのワールドカップの話題が大変ホットですので、本日は「スポーツなどでよく使われる誉め言葉」から日本語クイズをお送りします。

【問題1】「敢闘」ってなんと読む?

「敢闘」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「勇ましく大胆に戦うこと。よく戦うこと」という意味です。

<使用例>

「すべての選手が敢闘した、すばらしい試合でした」

かな4文字です。
かな4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 敢闘(かんとう) です。

「敢(カン)」は中学校で学習する程度の常用漢字ですが、読めましたか?
「敢(カン)」は中学校で学習する程度の常用漢字ですが、読めましたか?

「敢闘(かんとう)」は、大相撲の「敢闘賞(かんとうしょう)」など、スポーツの分野でよく使用される誉め言葉のひとつです。「敢」は「勇(ゆうかん)」「果(かかん)」と同じ字で、「思い切ってする」という意味を内包した漢字です。「敢闘」の類語に「健闘」がございます。

では、2問目にまいりましょう。

【問題】「殊勲」ってどういう意味?

「殊勲(しゅくん)」という日本語の意味として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。

1:最も優れた技術

2:強者の頂点

3:特に優れた手柄

「殊勲」の意味として正しいのはどれ?
「殊勲」の意味として正しいのはどれ?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 3:特に優れた手柄 です。

解説で細やかに読み解いてまいりましょう。

「殊勲(しゅくん)」も、大相撲の「殊勲賞」などで使われる表現です。「殊」は「特に。とりわけ」という意味を持つ字で、「勲」は「いさお…国家や社会に力を尽くした功績。手柄」を意味する字です。ですので「殊勲」は「特に優れた手柄」という意味です。

英語の「MVP=Most Valuable Player」と同じような位置づけで「殊勲賞」が使われることが多いですが、「MVP」の直訳が「最も優秀な選手」と「最高位。一位」を表現しているのに対し、「殊勲」は「格別にすばらしい」というニュアンスでも「最も上である、一位である」のような位置づけには言及していません。

改めて考えると「優勝」という言葉の意味も、これと似た構成になっています。和文化に息づく精神性がうかがえて、おもしろいですね。

***

本日は「スポーツなどでよく使われる誉め言葉」から、

・敢闘(かんとう)

・殊勲(しゅくん)

を取り上げ、読み方、意味、言葉の背景などを、クイズで掘り下げました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/FIFA WORLD CUP 2026ホームページ/日本相撲協会公式サイト/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱