「画期」ってなんと読む?「がき」ではないですよ!
明日、6月29日は『ビートルズの日』です。1966(昭和41)年のこの日、音楽史上のみならず、そのエポックメイキングな活動が伝説となっている英国のロックグループ・ビートルズが初来日したことに由来する記念日です。昭和41年! 今から60年前ですので、現在では「ビートルズって何がそんなにすごいの?」と思う若者も増えているようです。本日は、言葉のクイズを軸に、ビートルズの偉業についてをひもといてまいります。
【問題1】「画期」ってなんと読む?
「画期」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「過去と新しい時代とを分けること。また、その区切り」という意味です。
<使用例>
「ビートルズはまさに、画期をなした存在だったのよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 画期(かっき) です。
「画期」は「過去と新しい時代を分ける」という、壮大な区切りを意味する言葉です。ビートルズはまさに、それを成し遂げた、というより、その存在がまさにそれであった、というようなグループなのです。
現在の音楽シーンでは「演者が作詞作曲も行う」というスタイルが一系統として確立していますが、その祖となったのが、4人グループの中で3人もがそれを行っているビートルズです。「プレイヤー」であり「クリエイター」でもある、という、新たな才能が乱立していることに、当時の人々はまず度肝を抜かれました。
また、クリエイティビティにあふれるメンバーで構成されたこのグループは、「複数の曲構成によってひとつのコンセプトを表現する」という、現代では常識となったアーティスト・アルバムのスタイルを確立しました。
ビートルズ以前は、アルバムは「複数の曲を収録したパック」に過ぎませんでしたが、彼らが「通して聞くことを前提とした、ひとつのコンセプトの表現としてのアルバム」という構成方法を創り上げたのです。そういったアーティスティックな姿勢が、彼らの言動、ファッション等でも表現されており、音楽を超越した新時代のアイコンとして、時の若者たちを国境を越えて熱狂させるスーパースターとなったのです。
…というところでいったん2問目のクイズにまいりましょう。
【問題】外来語「アバンギャルド」の語原は?
「アバンギャルド」という外来語の語原として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。
1:軍隊用語「前衛」
2:服飾用語「都会的」
3:政治用語「革命」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 1:軍隊用語「前衛」 です。
「アバンギャルド」は、もともと軍隊用語で「本体に先駆けて敵陣を偵察し奇襲する精鋭の小部隊=前衛」を意味していました。のちにこれが転じて、政治の世界で「体制改革/革命与党」という意味でも使用されるようになりました。これが更に転じ「過去の概念を打破して未知の表現を切り開こうとする芸術上などの実験や冒険」という意味でも使用されるようになりました。
ビートルズには、技術者としても優秀なアイデアマンが揃っており、レコーディング技術の面でもアバンギャルドな取り組みを多数行いました。現在に残る多重録音や逆回転再生、シンセサイザーの導入などは、最初にビートルズが切り拓いた技術なのです。
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本日は6月29日『ビートルズの日』にちなんで、「彼らの何がすごかったのか?」をひも解きながら、
・画期(かっき)
・アバンギャルド
という言葉を取り上げ、クイズで掘り下げました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/『ビートルズは眠らない』『ウィズ・ザ・ビートルズ』松村雄策(小学館)/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















