「擦り合い」ってなんと読む?「すりあい」とも読みますが・・・
明日、7月2日は『たわしの日』です。たわし製造販売の老舗で「亀の子束子(かめ-の-こたわし)」のメーカー企業が、1915(大正4)年のこの日に「束子(たわし)」の特許を取得したことに由来します。本日1問目のクイズは「束子(たわし)」の「束」という字の日本語から始めます。
【問題1】「束の間」ってなんと読む?
「束の間」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ごく短い時間。ちょっとの間」という意味です。
<使用例>
「好きな本を読むと、日常生活の中、束の間の旅行をしたかのような気分になれるわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 束の間(つか-の-ま) です。
「束」は、古代、長さや重さなどの大雑把な単位を表現する際に使用された字で、「束の間(つか-の-ま)」の場合はこの字が「指四本分の幅」という意味で使われており、「束(指4本分ほどの)短い時間」というニュアンスです。
ちなみに「指4本文の長さ=束(つか)」という単位は、矢の長さをいうときに「八束(やつか)」「十束(とつか)」などと使われていました。
さて、たわしは「こすって」使いますので、2問目は「擦(こす)る」の「擦」という字からクイズといたしましょう。
【問題2】「擦り合い」ってなんと読む?
「責任などを押し付け合うこと」という意味で使用される「擦り合い」の正しい読み方をお答えください。
ヒント:文脈によっては「すりあい」「こすりあい」「さすりあい」などとも読めますが、「責任などを押し付け合う」という意味ですと、慣用句的にこの読み方をします。
<使用例>
「関わった全員を連帯責任の対象としますので、罪の擦り合いをしても意味がありませんよ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 擦り合い(なす-り-あ-い) です。
「擦」の訓読みは、表外読みも含めますと「(す)る」「こす(る)「かす(る)」「さす(る)」「(なす)る」と、同じ表記で違った読み方ができるものが5種類もございます。文脈による読み分け、お気を付けくださいね。
***
本日は7月2日『たわしの日』にちなんで、
・束の間(つか-の-ま)
・擦り合い(なす-り-あ-い)
という言葉を取り上げ、読み方や言葉の背景などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















