いつものシューズに防水スプレーをこれでもかとふらなくとも、我々の気持ちを知ってか知らずか、雨の日の心強い味方は結構多い。英国の名門も、日本を代表するセレクトショップからも、雨天時の足元を支えてくれる嬉しい一足が発表されている。

雨の日も安心して履けるおしゃれなレインシューズ

水に強いブーツから底知れぬ安心感を得る

左から¥77,000(トレーディングポスト青山本店〈トリッカーズ〉)¥25,000円(シードコーポレーション〈ブランドストーン〉) ¥15,000(エーグルカスタマーサービス〈エーグル〉)
左から¥77,000(トレーディングポスト青山本店〈トリッカーズ〉)¥25,000円(シードコーポレーション〈ブランドストーン〉) ¥15,000(エーグルカスタマーサービス〈エーグル〉)

ブーツには、大半の外敵を跳ね返し、足首まで優しく包み込む懐の深さがある。つまり、雨天時の足元に最高の一足というわけだ。フランスらしいエレガントさを携えたラバーブーツはもちろん、スラックス裾から覗く先は革靴と遜色ない面構えを見せるウィングチップのカントリーブーツ、サイドゴアブーツもまた然り。出自が狩猟靴やワークシューズ、なんて背景を聞けば、余計に頼もしさを覚えるじゃないか。

雨に濡れたアスファルトも彼らと一緒なら堂々と歩ける

左から¥15,000(インターナショナルギャラリー ビームス〈ハンター〉)¥76,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈バーニーズ ニューヨーク〉)¥6,800(プロスペール〈スペルガ〉)
左から¥15,000(インターナショナルギャラリー ビームス〈ハンター〉)¥76,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈バーニーズ ニューヨーク〉)¥6,800(プロスペール〈スペルガ〉)

できることならば、雨天時でも軽やかな足取りで街を闊歩したいものだが、これらなら可能ではないかと思えてくる。イタリアを代表するスニーカーブランドのスペルガ。そのアイコンともいえるキャンバス地の一足、「2750」をラバーで成型したのがこちら。いつもの感覚で履けるどころか、雨天時にはそれ以上の安心感を得られる。そして、ダブルモンクは、英国の老舗、クロケット&ジョーンズの一足をハーフライニング仕様にした、バーニーズ ニューヨークが提案する一足。ワックスカーフ、ダイナイトソールに変更し耐水性を高めた一足である。さらに、ローファーをラバーで仕上げた、ありそうでなかったハンターの一足も雨の日の足元に格好だ。

ひと吹きでいつもの靴を雨天時の足元の選択肢に加えられる

左から¥1,600(コロンブス 商品相談室〈ブートブラック〉)¥2,000(R&D〈M.モゥブレィ〉)¥2,400(エス・アイザックス商会〈コロニル〉)
左から¥1,600(コロンブス 商品相談室〈ブートブラック〉)¥2,000(R&D〈M.モゥブレィ〉)¥2,400(エス・アイザックス商会〈コロニル〉)

雨天時に玄関先で防水スプレーを振るのはいつもの光景。今やその防水スプレーも質が高まり、最高の安心感を我々に提供してくれる。コロニルが2016年に展開する防水スプレーは、カーボンテクノロジーを取り入れ屈曲面にもしっかり対応。防水性をキープしながら通気性も確保する画期的スプレーだ。M.モゥブレィの一本はスエードやヌバックにだって効果を発揮。防汚性もあるため日常から振っておくと便利だ。ブートブラックのそれは、革靴のことを知り尽くした靴磨きのプロ達が作り上げたもの。どれもが信頼に足るクオリティを十分に備えている。

以上、雨の日が待ち遠しくなるおしゃれなレインシューズを紹介しました。普段のビジネスシューズのとは違い少しスポーティで重たく感じるかもしれませんが、こちらで紹介したアイテムならスーツスタイルにも映える事間違いありません。しっかりと対策を取れば雨の日も快適にすごせることでしょう。

※価格はすべて税抜です。

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PHOTO :
小林孝至(itarustudio)
STYLIST :
水野陽介
EDIT :
菊池 亮
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