「エルベシャプリエ」はフランス南西部にあるピアリッツ出身のエルベ・シャプリエ氏が、1976年に自身の名を冠したブランドとしてパリで誕生。ハンドルのグリップに車のシートベルトを使用したダッフルバッグのヒットを皮切りに、1980年代には現在でも定番となっているカラフルなディパックがお洒落なリセエンヌの間で大ヒット。1985年に生産拠点をアメリカから母国フランスへと移して発表した舟型ナイロントートは、世界中で一大ブームを巻き起こし、今もブランドを代表するアイコンバッグとして、世代を問わず多くの人たちに愛用されている。
軽量性に加え、撥水・防汚性を併せ持つコーテッドキャンバス素材を採用
2005年よりスタートしたリュクスライン「GP」シリーズの中から、Lサイズのトートバッグ『725GP』をピック。ボディには、コットンキャンバスの上からゴムのような素材でコーティングを施した『コーテッドキャンバス』を採用。雨や汚れに強く、軽量性と耐久性を兼備したマテリアルに微細な小石の模様を施すことで、シボのような豊かな表情に仕上げた。ボディ上部には同色のレザーによるトリミングを配し、中央にはロゴ入りのシルバーボタンでアクセントをプラス。アイコニックな舟型トートの意匠はそのままに、素材を変えるだけでぐっと高級感漂うノーブルな面持ちに転化したのである。内側のポケットやセキュリティ面を考慮した天面のスナップボタン開閉、さらに磨耗しやすいハンドル部分を丈夫なポリコットン素材で切り替えるなど、使い勝手に優れた機能性も申し分なし。デイリーユースはもちろん、1泊2日の旅行にも最適なサイズ感は幅広いシーンで活躍してくれる。写真のカラー(ノワール×ノワール)を含めて、全15種類からなる豊富なカラーバリエーションも魅力で、ボディとトップのトリミングをバイカラー仕立てにしたカラフルなモデルも存在する。カラーによっては、そのシーズンしか展開しないものもあるので、後で後悔しないよう、お気に入りを見つけたら即ご決断を。30年以上全く変わらぬデザインは、タイムレスな名品であることの証であり、いつの時代もお洒落を楽しむ人にとって“憧れの名品”であり続けることだろう。
※掲載商品の価格は、税込みです。
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- MEN'S Precious編集部
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- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- WRITING :
- 佐藤哲也