無類のワイン通で、芸能界のクイズ王と呼ばれるほど頭脳明晰。朝ドラでもお馴染みの国民的俳優、辰巳琢郎さんとは、食いしん坊同士、よくご一緒する機会に恵まれます。

初めて辰巳さんとご一緒したのは、京都・嵐山の「星のや京都」での試食会。京都出身の私は、劇団そとばこまち時代から存じ上げていて、若い頃から憧れの存在でした。初対面でも気さくに応じていただけるお人柄に、ご一緒してもつい杯が進んでしまいました。

レアな辰巳ワールドが堪能できる1夜限りのトーク&ライブが開催

芸能界のクイズ王、辰巳琢郎さん

星のや京都に向かう舟で、フリーアナウンサーの八潮圭子さんと。
星のや京都に向かう舟で、フリーアナウンサーの八潮圭子さんと。

以来、日本ワインを愛する会など、美味しいワインのあるところや、プレミアムな美食の会などでお目にかかることが増えました。最近では、昨年、京都の妙心寺退蔵院で行なわれた、夜桜を愛でながらシャンパーニュのビルカール・サルモンを精進料理とともに堪能する会で、偶然隣の席に。

シャンパーニュをデキャンタしてサーブ! ミシュランで星を取っている「阿じろ」の料理は精進料理のイメージを覆す旨みの濃い味わい。
シャンパーニュをデキャンタしてサーブ! ミシュランで星を取っている「阿じろ」の料理は精進料理のイメージを覆す旨みの濃い味わい。

それからちょうど1年後の同じ日、今度は奈良・東大寺二月堂で特別に開催されたワイン茶会でも、複数回あったのに、たまたま同じ回でお目にかかりました。何という偶然! ご縁があります。

東大寺・二月堂で特別に開催されたワイン茶会にて。
東大寺・二月堂で特別に開催されたワイン茶会にて。

すると辰巳さんから、「今度、中華料理店で日本ワインの会があるんだけど、来ない?」とお誘いが。約1週間後、東京・神谷町にある「華都飯店(シャトーハンテン)」を貸し切りにして開催された、辰巳さん主催の会に伺いました。

辰巳さん秘蔵のワインがずらり。料理は自家製チャーシューサンドからアボカドとフカヒレのスープまで、逸品とマリアージュ。
辰巳さん秘蔵のワインがずらり。料理は自家製チャーシューサンドからアボカドとフカヒレのスープまで、逸品とマリアージュ。

日本ソムリエ協会のソムリエ・ドヌールでもある辰巳さんが秘蔵のワインもお持ちになり、さすがのラインアップ。例えば、茨城県で人気の日本酒蔵「来福」がつくる白ワイン。

山梨県塩山洋酒の1999年ものの甲州。そこそこ日本ワインも飲んでいる私でも初めて出会うアイテムが多く、驚きました。これがまた、洗練された中華料理に合うんです。

ワイン愛好歴四半世紀を超える私も、辰巳さんとご一緒すると目からウロコが落ちる体験ができ、いつも勉強になります。

そんな辰巳さんが、ソプラノ歌手でもある娘さんの真理恵さんと共演してのトーク&ライブが開催されます。

辰巳さんがプロデュースした日本の辛口スパークリングワイン「今様」(いまよう)を飲みながら楽しめます。この機会に、美味しくレアな辰巳ワールドを堪能してみませんか。

BLUE MOOD presents FEEL SO GOOD supported by FM SETAGAYA 辰巳琢郎&辰巳真理恵トーク&ライブ

日時:2018年6月25日
場所:BLUE MOOD
時間:OPEN18:30 / START19:30  BULE MOOD
価格:¥7,000(税込)※「今様」(スパーリングワイン)OR ソフトドリンク&antipasto付

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この記事の執筆者
インド生まれの京都育ち、というのは冗談。京都で生まれ育ち、東京へ。人より長い大学生活を送るなか、バイトで漫画『セイシュンの食卓』に関わり、出版社に就職。雑誌編集者として食べ歩きをするうちに、ワインにハマり、週末自宅でMEN’Sクッキングをするように。訪ねたイタリアン・フレンチなどの軒数は国内外で2000軒超。サライ増刊『男のだいどこ クッキングサライ』、『美味サライ』編集長を経て、今は“なんでもやる課”(笑)。辻調理師専門学校の料理検定1級。クックパッドでのレシピ投稿数は100目前。
公式サイト:インディ藤田 のキッチン