「卸売業」ってなんと読む?「卸」の音読み、わかりますか?

 明日、7月11日は『夏だいこんの日』です。だいこんは、消化酵素が豊富に含まれており、食欲が落ちやすい夏でも体調を整える効果が期待できる野菜、ということで、夏が旬の「夏だいこん」のおいしさと健康価値を知らしめ、おいしく食べてほしい…という目標で、JA全農岐阜(全国農業協同組合連合会岐阜本部)が制定しました。

日付は、夏だいこんの出荷がピークとなる時期の、だいこんが並んだような数字「11」にかけてあります。この時期にだいこんをさっぱりいただく、となると、「だいこんおろし」を筆頭にあげる方が多いのではないでしょうか?「だいこんおろし」の漢字表記は「大根下ろし」または「大根卸し」ですので、本日は「卸」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「卸売業」ってなんと読む?

「卸売業」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「他社から購入した商品を、性質や形状を変えずに、ほかの事業者に販売する事業。また、その事業者」を言う言葉です。

<使用例>

「そこは卸売業のお店だから、一般の消費者は入れないと思うわ」

かな8文字です。
かな8文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は…  卸売業(おろしうりぎょう) です。

音読みがありそうな熟語に見えますが、「卸売(おろしうり)」は訓読みで定着しています。
音読みがありそうな熟語に見えますが、「卸売(おろしうり)」は訓読みで定着しています。

 「卸」という字、常用漢字の範疇にあるのは訓読みのみ「卸(おろし)」「卸(おろ)す」がこれにあたります。では、音読みではなんと読むのでしょうか?…2問目にまいりましょう。

【問題2】「卸事」ってなんと読む?

「卸事」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「退職すること」という意味です。

<使用例>

「3月で勤め先から卸事いたしまして、今はフリーランスでお仕事を承っております」

かな3文字です。
かな3文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 卸事(しゃじ) です。

「卸」の音読みは「シャ」です。

 「卸」という字の成り立ちは「午+止+卩」で、もともと「午(うま)」を「止」める、という意味と「卩(=人のひざまづいた形)」が合わせられています。ここから「おろす」という意味で用いられており、「御」の古い字形のひとつです。「卸事(しゃじ)」という熟語の上では、「事」が「仕事」「職」に通じており、「退職すること」を意味します。

***

本日は7月11日『夏だいこんの日』にちなんで、「卸」という字にスポットをあて、

・卸売業(おろしうりぎょう)

・卸事(しゃじ)

という言葉をとりあげ、読み方や意味、言葉の背景などをおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱